PCゲームをするなら、キーマウを使う人が多いでしょう。
ただ、コントローラーも一つは持っておくとゲームライフの幅が広がります。コントローラーがあることにより、たとえば2Dアクションゲームなどインディーゲームが遊びやすくなるんです。
他にも、競技性のあるゲームでコントローラーを使う人もいます。
もちろん、MMORPGなどでも活躍しますよ。
今回はPC用コントローラーの選び方と、動かないなどのトラブルへの対処法、人気モデル7つについて紹介していきます!
目次
PCゲーム用のコントローラーの選び方
PCゲームをプレイするなら、コントローラーがあると快適に遊べるゲームの幅が広がっておすすめです。ただ、コントローラーと言ってもたくさんありますよね。キーボードよりも違いがわかりにくいです。そこで、PCゲーム用のコントローラーの選び方・選ぶときに見るべき点について紹介します。
ボタン配置や数で選ぶ
PC用コントローラーで大事なのは、ボタンの配置と数です。
たとえば、スティックの配置が二種類あります。Xboxのようにスティックが対角線上に並んでいるタイプと、PS系のコントローラーのようにスティックが横並びになっているタイプです。
さらに、ボタンはABXYとXboxタイプなのにスティックの配置だけはPS系というコントローラーもあります。
スティックに関しては好みと、慣れです。PS系のコントローラーに長年親しんできたのなら、PSタイプを選ぶと良いかもしれません。
どっちか一方だけを勧めろって言われたらどうする?
あや
よしぞー
Xboxタイプかな
PCゲームのほとんどは、Xboxコントローラーを基準としてキーコンフィグが作られています。当たり前のようにABXYで、Switchコントローラーなどと比べればAとBの配置が逆になっているタイプが前提になるんです。
それを全て脳内で○×□○に当てはめなければならないので、キーコンフィグで苦労します。
そのうえ、FPSなどをやるなら慣れればXboxタイプの方がやりやすいです。左スティックを常に構えつつ、エイム用に右スティックを常に構えている必要があります。そのうえ適宜ABXYを押すという操作ですよね。
スティックが横並びだと、咄嗟にABXYを押すのに苦労したり、そもそも常に両サイドのスティックに指を構えていると疲れたりします。
背面ボタンの有無で選ぶ
ゲーミングコントローラーには、背面ボタンがついているものとついていないものがあります。
背面ボタンに対して、ABXYボタンなどを割り当てることで、ゲームによっては操作性が格段に上がるため背面ボタンのあるコントローラーを選ぶケースもあります。
背面ボタンタイプには、2つボタンタイプと4つボタンタイプがあります。
背面ボタン数が多ければ操作の幅は広がりますが、慣れるまでの操作難易度は上がります。
よしぞー
ゲームによっては背面ボタンは不要だからバランスが大切かな!
接続方法で選ぶ
接続方法も、コントローラー選びで重要です。
大きく分けて、有線と無線の2種類あります。さらに、無線にもBluetoothタイプとUSBドングルタイプとがあるんです。
FPSなどの競技ゲームをするなら、有線が最も好まれます。遅延がありませんからね。無線であれば、USBドングルタイプが好まれます。Bluetoothタイプより、遅延が少ないためです。
ただ、これは主にプレイするゲームと好みによって選ぶことをおすすめします。
たとえば競技性の高いゲームをプレイしない人で、自由な姿勢で楽しみたいなら無線が良いでしょう。
勝つためにコントローラーを選びたいなら、有線の方が良いです。
また、有線無線両方に対応しているモデルもあるので、迷ったらそちらを選ぶのも良いのではないでしょうか。
結局、選択肢が多い方が強いよね
あや
よしぞー
両対応はゲームによって使い分けができるのが魅力だね
対応入力方式で選ぶ
PCゲームには、対応している入力方式があります。
DirectInputとXinputの二種類があるんですが、コントローラーによって対応している入力方式が異なるので注意が必要です。
DirectInputは、比較的古めのゲームに多い傾向があります。たとえばフリーPCゲームが流行った時代のゲームは、DirectInputが多いです。この入力方式は、スティックやボタンの情報を割り当てて使うというのが特徴になっています。
Xinputは、Xbox360コントローラーのためにつくられた規格です。現在は、こっちが主流になっています。最新ゲームならば、確実にXinput対応です。
先程PCゲームはXboxコントローラー前提でつくられていると述べましたが、その理由がXinputにあります。Xbox360のキー配置をもとに設定されるため、キーを割り当てなくても使えるのが強みです。
ただし、PSコントローラータイプの場合は配置しなおす必要があります。
なお、後ほど紹介する9つのおすすめモデルは、全てXboxタイプです。
なんだか面倒ね。古いゲームを遊びたいならXinputのみ対応だと困るわけか
あや
よしぞー
どっちも対応していて、切り替えられるコントローラーもあるよ
サイズ感・重量で選ぶ
これは買う前にはわかりづらい部分ですが、サイズ感や重量をチェックするのもポイントです。通販サイトや公式のページなどでは、サイズと重量が書かれている場合があるので、そこを見ると良いでしょう。
コントローラーは、それぞれ大きさが異なります。自分の手の大きさに合うものでなければ、ボタンが押しにくくなったりするので要チェックです。
重量に関しては、コントローラーを膝の上に置いて使う人はあまり気にする必要がないかもしれません。
そうではなく、コントローラーを手のみで支えてプレイする人の場合は、重量が軽いものを選ぶことをおすすめします。重めのコントローラーでも最初は違和感を抱くことがあまりないのですが、長時間プレイしていると疲れてくるんです。
振動・カスタマイズなど機能性で選ぶ
コントローラーには、さまざまな機能が搭載されたモデルがあります。
ターボ機能・連射機能などはもはやお決まりで、搭載していないほうが珍しいくらいです。そういう機能がお決まりになると、今度は差別化のためにいろいろな機能が生まれました。
たとえば、振動機能です。振動機能は必須ではないものの、ゲームの臨場感がアップします。そのうえ、釣り要素のあるゲームなんかは魚がかかったときに振動させられる作品が多く、画面を見なくても魚がかかったことがわかるので便利です。
他にも、スティック感度を調整したりマクロが組めたりと便利な機能が搭載されているゲームパッドがあります。
迷ったときには、そういう機能性で選ぶと良いのではないでしょうか。
おすすめPC用コントローラー10選! 人気モデルを厳選
PC用コントローラーの選び方や不具合の対処法について語ってきました。最後に、実際に人気があっておすすめのPC用コントローラーを10つ紹介していきます。それぞれのモデルについて知り、自分はどんなコントローラーが好みなのかを考えましょう。
ASUS ROG Raikiri
- 接続方法:有線接続(USB Type-C)
- 互換性:Win10/Win11/Xbox SeriesX|S/Xbox One
- 重量:300g(ケーブル込み)
- サイズ:103(W)×64(H)×155(L)
- 3.5mmオーディオジャック搭載
- 背面ボタン×2
- ソフトウェアカスタマイズ可能
- トリガーストップ機能搭載
- ESS DAC内蔵
ROG Raikirは、PCゲーム用コントローラーとして求められる機能が全て入っているコントローラーです。
まず、Win10とWin11に互換性があります。Xboxタイプのコントローラーなので、Windowsでは設定をせずともさまざまなゲームで最適化された状態で使えるのがいいところです。Switch用を設定して使うよりも、楽に使えます。
さらに、PCの専用ソフトウェアでカスタマイズが可能です。スティックのデッドゾーンを調整したり、キーマッピングを変更したり、ライティングの調整をしたりとさまざまな設定ができます。
そして、背面ボタンはプログラマブルボタンになっているのが特徴です。各ボタンの機能をそのまま割り当てられるだけでなく、感度調整などのプログラムを組み込むことも可能。マルチに使えるのが魅力です。
本当に全部入りみたいな感じだね
あや
よしぞー
そのうえ、+αもあるよ
DACを内蔵しているのも、本機の大きな特徴であり魅力。
DACというのは、デジタル信号をアナログ信号に変換するための機能です。PCに内蔵されている機能よりも高品質なので、ノイズを抑えながら音質をよくできます。
別途PC用のアンプやミキサーを購入する人もいるほど、ゲーマー間では求められている機能です。
これからPC用のゲームデバイスを揃えたいという方ならば、それらの費用を節約できるのも本機の魅力だと言えます。
Xboxワイヤレスコントローラー
- 接続方式:無線/有線両対応
- USBケーブル:Type-C
- 背面ボタン:なし
- ケーブル長:約2.7m
- バッテリー:最長40時間の持続時間
- 互換性:Xbox Series X/SeriesS、Xbox One、Windows10、Android、iOS
まず紹介するのは、XBoxの純正ワイヤレスコントローラーです。マイクロソフト製のコントローラーであるため、どんなPCゲームでも安定して遊べます。
スティック、トリガー、ボタンそれぞれの操作感が絶妙で、コントローラーにおいて一番重要な操作でストレスが掛からないのが最大のメリットでしょう。
また、グリップやトリガーは滑らないようにするための加工が施してあるため、夏場や長時間のゲーミングにもしっかり耐えてくれます。
デメリットとしてはワイヤレスコントローラーであるのに関わらず、ワイヤレスで使うにはワイヤレスアダプターを別途購入する必要がある事でしょうか。
有線で楽しむ分には問題ありません。
詳細レビューはこちら
>Xboxワイヤレスコントローラーを使用レビュー! 特徴・魅力・不満を徹底紹介
Xbox Eliteワイヤレスコントローラーシリーズ2
- 接続方式:無線・有線両対応
- 連続使用時間:最大40時間
- 背面ボタン(パドル):あり
- 振動:リアルトリガー・振動モーター付き
- サウンド機能:3.5mmステレオヘッドセットジャック付き
- ソフトウェア設定可能
- 重量:約345g
通称・エリコン2という、Xbox Eliteの純正コントローラーの2代目です。
バッテリー持ちが最大40時間と、とても長いのが魅力的。よほど長くプレイする人でもなければ、数日間は充電が持ちます。そのうえ、有線も対応しているのでバッテリーが切れても有線接続すればプレイ続行可能です。
さらに、背面に4つのパドルが付いています。
これにはマクロを組んだり、さまざまな機能を割り当てることが可能です。
そのうえ、パドルを押しながら他のボタンを押すことで、さまざまな機能を呼び出せます。通常はAボタンを攻撃にしていたとしても、パドルを押しながらAを押すときだけマップを開く操作にするということも可能です。
パドルは取り外せます。邪魔だという場合は取り外して使うと良いでしょう。
8方向に入力できる十字キーや、付属カスタマイズ用ツールによるスティックの調整なども魅力のひとつです。
機能を盛り込んだうえにつくりが良い、最強コントローラーの一角だと言えるでしょう。
弱点は他と比較して重めであることと、日本での入手難易度です。Xbox系は日本での流通量が少ないので、そのコントローラーも比較的入手困難になっています。
そのうえPCゲーマーにはコントローラーだけ人気があるので、値段が高騰することもあるので注意が必要です。
詳細レビューはこちら
>Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2使用レビュー・魅力と不満点を解説!
PowerA SPECTRA INFINITY
- 接続:有線
- ボタン配置:Xboxタイプ
- 背面ボタン搭載
- 音量ダイヤル搭載
- トリガーストップ機能有り
- キーマッピング変更可能
- LEDイルミネーション有り
PowerA SPECTRA INFINITYは、Xbox向けに作られた本格的なゲームコントローラーです。
有線オンリーですが、二つの背面ボタンやトリガーストップなどFPSをより操作しやすくする機能が整っています。
また、PowerA SPECTRA INFINITYには、PS4・PS5用のコントローラーのようにイヤホンジャックがあります。
ここにイヤホンを差し込むことでゲーム音を出力することが可能です。
ゲーム機やPCから離れてプレイしたい人にとって、イヤホンのケーブルの長さを気にしなくても良いため便利です。
合わせてPowerA SPECTRA INFINITYには、音量ダイヤルが搭載されています。
イヤホンを挿せるけど音量調整はPC側・本体側でやってね、というコントローラーがほとんど。
PowerA SPECTRA INFINITYは手元で音量のアップダウンができますし、ミュートにもできます。音量の設定幅がとても広いわけではありませんが必要十分です。
程よい価格帯でしっかりとした作りのコントローラーを手にしたい方におすすめです。
Razer Wolverine V2 Chroma
- 接続方式:有線
- Razerメカタクタイルボタンあり
- マルチファンクションボタン:トップ2個+バック4個
- トリガーストップ:あり
- Razer Chroma RGB:あり
- スティックカスタマイズ:可能
- 円形方向キー:あり
Wolverine V2 Chromaは、親指スティックのカスタマイズができたり、円形方向キーを搭載していたりとさまざまな魅力があります。マルチファンクションボタンも搭載されていて、マクロなどを組んで割り当てることが可能です。
接続は有線のみですが、ケーブルが取り外せるようになっています。保管しやすくて良いですよね。
最も特徴的なのは、ボタンの多さとボタンに採用されているスイッチです。
ほとんどのコントローラーは、メンブレンスイッチになっています。一方Wolverine V2 Chromaはメカニカルスイッチです。Razerの技術を活かし、タクタイル感があり入力反映速度が早いスイッチが搭載されています。
FPSなどの競技ゲームで使いたい人には、とてもぴったりです。
よしぞー
スティック交換もできるし、カスタマイズ性も高いよ
これも盛々にしたって感じね
あや
詳細レビューはこちら
>Razer Wolverine V2 Chromaの使用感レビュー! ネット上の良い評判と不満・注意点も解説
GameSir T4 Pro
- 接続方法:無線・有線両対応
- バッテリー容量:600mAh
- 充電方式:USB-TypeC(DC5V)
- 振動機能搭載
- 背面ボタンあり
- ターボ機能搭載
- ライティング機能あり
- モバイルブラケット付属
T4 Proは無線有線量対応で、無線が好きな人も有線が好きな人も安心です。しかも、Bluetoothだけでなく付属のUSBのドングルを使った接続にも対応しています。自分にとってどの接続方式が良いかわからない人や、使い分けたい人におすすめです。
値段は4000円程度。コストパフォーマンスが高いです。
ボタンもしっかりとしたつくりで押しやすいうえに、4つの背面ボタンが付いています。
この4つのボタンには、さまざまな機能を割り当てられるんです。
ボタン単押し、複数同時押し、複数連続押しなどに対応しています。たとえば波動拳コマンドを登録して一発で呼び出すこともできるので、キー設定の幅がとても広いです。
MMORPGでは、もっぱらショートカットを割り当てるのに役立つでしょう。
詳細レビューはこちら
>GameSir T4 Proレビュー・4000円アンダーで買える高機能コントローラーの良いところ・注意点を解説
BIGBIG WON RAINBOW スケルトン
- 接続方法:有線接続
- スティック配置:Xboxタイプ
- ライティング機能搭載
- 振動機能搭載
- ジャイロ機能搭載
- ターボ機能搭載
- 専用設定アプリ有り
- 重量:約226g
BIGBIG WON RAINBOWは、機能性がとても高いです。振動機能、ライティング機能、ターボ機能、専用アプリによる設定などモリモリになっています。
さらに、ホイールボタンという特殊なボタンが付いているんです。
これは各方向に倒すことで、予め設定しておいた機能を呼び出せるというボタンになっています。一つのボタンに複数の機能を割り当てることができるので、省スペースかつ便利です。
配置も背面の邪魔にならないところにあり、間違って押すことがありません。そのうえ、押そうと思ったときには問題なく押すことができます。
そして何よりも、スケルトンです。
よしぞー
スケルトンはロマン。これに同意する人は買いだよ
普通に機能に魅力を感じる人にもおすすめできそうね
あや
詳細レビューはこちら
>BIGBIG WON RAINBOWレビュー! 背面ホイールにスケルトンカラーで大興奮
ホリパッドFPS for Nintendo Switch/PC
- 接続方式:USB接続
- ケーブル長:約3m
- スティック配置:Xboxタイプ
- 連射機能搭載
- ヘッドホンマイク端子搭載
- 専用PCアプリ有り
- 背面ボタン搭載
- スティック感度切替機能搭載
- モーションエイム機能搭載
PCゲーマーもコンシューマーゲーマーも、等しく長年お世話になってきたホリパッドのFPS向けモデルです。SwitchとPCに対応するように作られています。ホリパッドらしく堅牢なつくりと、安定したボタンの押し心地などが魅力です。
背面ボタンもしっかり搭載されています。
FPS向けということもあり、スティック操作がとてもしやすいのも良いところです。しかも、精密動作モードと素早く動作するモードとを切り替えることができます。エイムがやりやすいコントローラーを探しているなら、とてもおすすめです。
ケーブルが長いのも、つっぱらなくて良さそうね
あや
よしぞー
どんな姿勢でも使える有線モデルだよ
迷ったらとりあえずこれを買っておくというのも、アリではないでしょうか。
なお、元々がswitch用コントローラーの為、ABXYの配置がXbox配置とズレる事だけ意識しておきましょう。
詳細レビューはこちら
>【レビュー】ホリパッド FPS for Nintendo Switch/PCの特徴と使用感を徹底解説!
SteelSeries STRATUS DUO
- 接続方式:無線・有線両対応
- 連続使用時間:約20時間
- スティック配置:PSタイプ
- 背面ボタン:なし
STRATUS DUOは、機能を削ぎ落としたシンプルなコントローラーです。堅牢なつくりで、基本性能が良いという特徴があります。
無線有線両方に対応しており、無線のバッテリー最大持続時間は20時間です。持続時間がとても長いので、充電の煩わしさもほとんど感じられません。有線接続すれば、充電しながら使えますしね。サブ機が要らないのも良いところです。
無線は、USBドングルタイプになっています。
さらに、ボタンの押し心地がDUALSHOCK並に柔らかく、押し心地が良いのも魅力的。
そして、レイアウトに工夫が感じられます。手前の突起部分が長くなっており、手に持つときに握りしめるような形になるので、グリップ感が高いです。
ただ、手が大きいと慣れるまで苦労します。
また、しっかりとした作りであるのに関わらず1万円を切る価格帯である事も魅力的です。
いぶし銀って感じね
あや
よしぞー
色々な機能は要らないから、コントローラーとしてのつくりが良いものが欲しい人におすすめ!
詳細レビューはこちら
>【レビュー】SteelSeries Stratus Duoの特徴とメリット・デメリットとは? 使用感を紹介!
ロジクールF310r
- 接続方式:有線接続
- ケーブル長:1.8m
- ドライバー:インストール不要
- 採用方式:DirectInput/Xinput切替可能
- ボタン数:13ボタン
- 背面ボタン:なし
- 本体重量:280g
F310rは、PCゲーマー人気がとても高いコントローラーです。人気の最大の理由は、安さ。コントローラーは3000円から5000円がボリュームゾーンで、万単位の製品もザラにある中で、2000円あれば買えるというところが大人気の理由になっています。
さらに、DirectInputとXinputとの切り替えが可能です。これにより、昔のゲームも最新のゲームも両方問題なく遊べるのも、大きな強みとなっています。
安かろう悪かろうと思われがちですが、実際は操作していて特に違和感のない安定的なつくりになっているのも良いところです。ボタンが若干固いのだがネックではあるものの、よほど激しいゲームを長時間プレイしない限りは気になりません。
よしぞー
初のPC用コントローラーにとてもおすすめだよ!
安いから躊躇せず買えるのがいいよね
あや
詳細レビューはこちら
>ロジクールF310rの使い勝手をレビュー! 格安コントローラーの特徴・操作感は?
PCでコントローラーが動かないなどのトラブルへの対処法
PCでコントローラーを使おうとしたとき、動かない、音がでないといったトラブルが発生することがあります。せっかく買ったコントローラーが動かないと、不安になりますよね。そこで、PCでコントローラーが動かないとき、音が出ないときの対処法を紹介しましょう。
接続を見直してみる
まずは、接続を見直してみてください。
有線で接続している場合は、一度抜き差しすると治るケースがあります。接触不良だったり、PC内部の一時的なエラーだったりで認識しなくなることもあるんです。
無線の場合も一度無線を切り、接続し直すことで改善することがあります。
また、ゲームによっては「起動した後に接続すると認識してくれない」ケースもあるんです。キーボードでゲーム開始をしたら、キーボード以外使えないということもあります。
そのため、ゲームを再起動するだけで改善することもあるんです。
ゲームによっては設定が必要な場合もある
ゲームによっては、個別にコントローラーの設定が必要な場合があります。
ゲーム内設定でデバイスを「キーボード」に設定しているケースだと、これを「コントローラー」に変えるだけで改善しますよ。それからキーコンフィグを設定すれば、快適に遊べるでしょう。
Steamのゲームには、ゲーム内でなくてSteamでコントローラー設定が必要なケースがあります。
Steamを起動して「設定」に進んでください。そして、「コントローラタブ」を開きます。そこから一般のコントローラ設定に進み、設定画面を呼び出しましょう。ここで接続しているコントローラーが検出されているか、チェックしてください。
検出されている場合、「検出されたコントローラ」というところに表示されます。
あとは、「一般のゲームパッド設定サポート」「Xbox設定サポート」など該当する項目にチェックを入れましょう。たいていのコントローラーはWindowsにXboxコントローラーとして認識されるので、「Xbox設定サポート」でOKです。
DUALSHOCKを使いたい場合は、「PlayStation設定サポート」を選ぶと良いですよ。
なんか少し面倒くさいわね
あや
よしぞー
でも、これだけで使えるようになるなら御の字だし、幅広いデバイスをサポートしてくれるのは嬉しいよね
音が出ないときの対処法
コントローラーを接続すると音が出なくなることは、案外あります。主な原因は、一種類です。
サウンドのデバイス設定がコントローラーに設定されているケースが、ほとんどなんですよ。この原因の場合は、コントローラーが音声出力機器だと認識されていることになります。そのため、スピーカー内蔵型のコントローラーにありがちです。
コントロールパネルを開き、「ハードウェアとサウンド」から「サウンド」を開きましょう。そこから、接続しているヘッドホンやスピーカーを右クリックし、「既存のデバイスとして設定する」を選択すると解決します。
入力方式がチグハグな可能性がある
これまで紹介した方法でもダメだった場合、入力方式を確認しましょう。Xinputに対応していないコントローラーでは最新ゲームを遊べませんし、DirectInputに対応していないゲームでは古めのゲームが遊べないことがあります。
両対応機種の場合、切り替えボタンを一度確認してみてください。
どちらか一方の対応の場合は、その機種をネットで検索し、どちらに対応しているのかを見ましょう。ゲームに関しても同様に、検索すると情報がすぐに出てきます。
PCゲームをより楽しむためにコントローラーにこだわろう!
PCゲームには、キーマウの方が快適だとされているものもあれば、コントローラーの方が快適だとされているものもあります。もちろん人によって操作感の好みは変わるものの、キーマウとコントローラー両方持っていると、よりさまざまなゲームに対応しやすいです。
PCゲームを頻繁に遊ぶ人、Steamでインディーゲーム探しが好きな人はコントローラーを一つは持っておくと良いのではないでしょうか。