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おすすめゲーミングマウス7つ厳選紹介! 選び方も徹底解説します

7 min

ゲーマーなら「ゲーミングマウス」の存在は知っている人が多いのではないでしょうか。

ただ、最初のうちは普通のマウスを使う人が多いです。ドハマリして本格的に上達したいというときには、ゲーミングマウスの購入が選択肢に入ってきます。

今回はゲーミングマウスの導入を考えている人のために、ゲーミングマウスと一般的なマウスとの違い、ゲーミングマウスの選び方、おすすめ商品を紹介しましょう。

ゲーミングマウスと一般的なマウスの違いとは?

ゲーミングマウスと一般的なマウスとの違いは、主に以下の3つです。

  • センサー性能
  • ボタンがハイグレード
  • レポートレートが高い

まず、センサー性能から解説します。

マウスにはDPIという概念があるんです。これはマウスを1インチ(2.54cm)動かした際、マウスポインターがどれだけ動くのかということを示した数値のこと。

例えば1000DPIなら、マウスを2.54cm動かすと画面上のマウスポインターは1000ドット分移動します。イメージしにくいかもしれませんが、「数値が高ければ高いほど少ない動作で大きく動かすことができる」ということだけ理解していれば問題ありません。

多くのゲーミングマウスには高性能なセンサーが付いており、たいていはDPIが一般的なマウスより高いです。調整できるものもあります。

さらに、センサー性能はトラッキング速度にも関係しているんです。

これは、IPSという数値で表されます。これはマウス操作を読み取ることができる速度のことです。IPSが高いマウスは、素早くマウスを動かしてもしっかり対応してくれます。

ゲーミングマウスは、FPSの素早いAIM用にIPSが高い商品が多いです。一般的なマウスはそこまで素早い動作を想定していないため、ISPが低めになっています。

そして、センサー性能はLoD(リフトオブディスタンス)にも関係しています。Lodというのは、マウスが反応しなくなる読み取り面との距離のことです。LoDが短いとマウスを少し浮かしただけでポインターが動かなくなり、マウスを持ち上げたときに変な挙動をすることが無くなります。

一般的なマウスを使ってネットをしていたとき、ポインターが急にブレたという経験をしたことがある人は多いでしょう。

FPSなどではその挙動が命取りになることがあるので、ゲーミングマウスはLoDが短いものが多いです。

次に、ボタンにも違いがあります。

ゲーミングマウスのボタンは、軽くかつ浅く押し込んでもしっかり反応してくれるんです。入力速度も高く、耐久力も一般的なマウスよりあります。

ボタン数が多い商品もありますよ。

最後に、レポートレートです。これはマウスが1秒間に何度情報をPCに送るかを表しているもので、数値が高いほど素早く反応してくれます。要は「マウスを動かす」のと「画面上のポインターが動く」のとにラグが起こりづらいということです。

ゲーミングマウスは一般的なマウスより、レポートレートの数値が高い物が多いんですよ。

まとめると、ゲーミングマウスは一般的なマウスに比べて「精度が高くラグが起こりづらい」ということですね。

ゲーミングマウスの選び方を徹底解説!

ゲーミングマウスは一般的なマウスより高性能ですが、同じゲーミングマウスというカテゴリでも商品ごとに性能は変わってきます。そこで、ゲーミングマウスの選び方を徹底的に解説しましょう。

ボタン数で選ぶ

ゲーミングマウスを選ぶときのポイントとして、ボタン数は外せません。プレイするゲームごとに、快適なボタン数が違うんです。

FPSなら3~5ボタンのシンプルなマウスがおすすめ。FPSはそこまでショートカットボタンを使いませんし、素早く大胆にマウスを動かすときにボタンが邪魔になってもいけませんから。

バトロワ系のゲームなら、6~10ボタンがおすすめです。バトロワゲームはアイテムやスキルがたくさんあります。正統派FPSよりも操作が複雑なので、ボタン数が多いマウスでないと対応しきれない場面が多々あるんです。

アイテム・スキルの使用をマウスのボタンに割り振ることで、快適に楽しめます。

MMOをメインにプレイするなら、10ボタン以上あっても良いでしょう。MMOはとにかく操作が忙しいですから。繊細なAIMが必要ないのでボタンが邪魔になることもありませんし、忙しいバトルをマウスのボタンで快適にしましょう。

軽さで選ぶ

ゲーミングマウスを選ぶうえでは、軽さも重視したいところです。

軽いマウスは動かしやすく、長時間使っていても疲れにくいというメリットがあります。持ち上げながら動かすときも、持ち上げずに動かすときも動かしやすいです。FPSなどのマウスをグリグリ動かすゲームをするのなら、軽いほうが良いでしょう。

ただ、軽すぎると高感度でゲームをプレイしたい人には向かなくなります。マウス感度を高く設定しているうえにマウス自体も軽かったら、動きすぎてAIMがブレるんですよね。

LoD(リフトオフディスタンス)で選ぶ

前述したとおり、ゲーミングマウス選びはLoDが重要です。LoDが長いと、マウスを浮かせたときにポインターが変な動き方をしてしまいます。AIMがブレるので、FPSゲーマーには重要な部分です。

基本的には、LoDが短いほうが良いでしょう。

短ければ短いほど良いとされています。

レポートレートの高さで選ぶ

前述しましたが、レポートレートは応答速度のことです。高ければ高いほど、操作をしてから画面に反映されるまでのタイムラグが小さくなります。オンラインでゲームをするときは、ラグが勝敗を分ける場面が多々あるので、なるべく高いものを選びましょう。

レポートレートを重視してゲーミングマウスを選ぶなら、500~1000Hzに対応したものがおすすめです。

IPSの高さで選ぶ

IPSは、トラッキング速度のことですね。マウスを動かしたときの、読み取りの速さを表しています。数値が高いほどスムーズにカーソルを移動できるので、FPS・TPSなどシューティング要素のあるゲームを遊んでいる人は高めのものを選びましょう。

少なくとも、IPS400以上は欲しいです。

接続方法で選ぶ

ゲーミングマウスには、有線と無線との二種類の接続方法があります。

当然ですが、有線の方が遅延が少ないです。さらにケーブルを使って接続するので、電波の干渉もありません。他の家電やワイヤレスデバイスなどがあると、電波が干渉しあって入力の反映が遅れることがあるんですよ。

ただ、ケーブルが邪魔になることもあります。

マウスバンジーというケーブルを固定する道具があれば軽減できますが、大きく動かすとバンジーが倒れることも考えられるので一長一短です。

一方無線は、デスク周りがスッキリします。マウスを大きく動かしてもケーブルが邪魔をすることがありません。

ただ、無線は入力遅延が発生する可能性があります。さらに、有線より値段が高い傾向があるので注意しましょう。

持ちやすさ・扱いやすさで選ぶ

マウスの持ち方には、「かぶせ」「つまみ」「つかみ」という種類があります。

かぶせ持ちは、手のひら全体でマウスを多いながら動かす持ち方です。

かぶせ持ちをする人は、自分の手にフィットするサイズ感のゲーミングマウスを選ぶのがおすすめ。さらに、覆い被せた際にサイドボタンがしっかり親指の近くにくるかも、店頭などで確認したほうが良いでしょう。

つまみ持ちは、指先だけでマウスを支えて操作する持ち方です。繊細なマウスの上下移動がメリットですが、マウスが大きすぎるとマウスがつかえてしまいます。

つまみ持ちをする人は、小さめのマウスまたはお尻側がスリムなマウスがおすすめです。

つかみ持ちは、手のひらの下側をマウスのお尻にかぶせ、指先をスイッチに対して指を当てるように置く持ち方です。素早いマウス操作が可能となります。

つかみ持ちをする人には、マウスのお尻側にある程度厚みがあったほうが良いです。手のひらが浮くと不安定になるので、浮かないように厚みのあるマウスを選びましょう。

おすすめゲーミングマウス7選!

ゲーミングマウスの選び方を紹介してきました。自分に合うマウスがどのようなものかわかれば、あとは商品を比較検討するだけです。そこで、最後におすすめのゲーミングマウス5つをそれぞれ簡単に紹介します。

Logicool G300Srゲーミングマウス

LogicoolのG300Srは、お手軽価格で手に入る入門ゲーミングマウスです。税込2300円程度と破格の値段でありながら、性能はしっかりゲーミング仕様になっています。

コンパクトな形状で、右利き・左利き関係なく操作がしやすいように設計されているんです。耐久力も高いので、激しいマウス操作にも対応できます。

ボタン数は9個で、自分の好きな設定を簡単に行うことができるのも魅力的。DPIは250~2500までの間をワンクリックで切り替えることもできるので、ゲームに合わせて調整できます。

IPSは150、重量はマウス部分だけで82gです。

レポートレートは1000Hzとなっています。

接続は有線なので、マウスバンジーも揃えたほうが快適かもしれません。

Logicool G PROワイヤレスゲーミングマウス

Logicool G PROワイヤレスゲーミングマウスは、G300Srに比べると本格的な仕様です。HERO25Kという高精度のセンサーを搭載しており、繊細な操作も大胆かつ激しい操作にも対応してくれます。

形状はシンプルで扱いやすく、サイドボタンの有無も選択可能。サイドボタンを取り外して無くすこともできますし、サイドボタンを増やすこともできるんです。

DPIは100~25,600までで設定できます。入門ゲーミングマウスと比べると、差がハッキリとわかりますね。最大DPI25,600はなかなかありません。

IPSは400と、かなりハイスピードです。レポートレートはもちろん1000Hz。

重量も81gと軽く、無線にも対応しています。

Logicool G PRO X

ロジクール史上もっとも軽量で63g未満のゲーミングマウスです。最初は軽さに違和感を感じつつも、この軽さになれてしまうと他の一般的な重さが使いづらく感じてしまうというほど。

PROと同じく、LIGHTSPEEDワイヤレス テクノロジーを採用すると共に、DPIは100~25,600まで設定できます。

軽量化する為に、パーツの所々に樹脂パーツが使われていたりと高級感は損なわれてしまっている部分はありますが、軽くてハイスペックなゲーミングマウスを選ぶならG PRO Xが推しです。

xtrfy M1 RGB

Xtrfy M1 RGBは、名機M1の良いところをそのままに、性能アップグレードと軽量化がされたモデルです。

このマウスの特徴はなんといってもデザインの中での美しさ。マットな素材感の中にライトアップされる様子は、悪い意味でのいかにもゲーミング・・・ではなく、シンプルでありつつも洗練された美しさがあります。

基本性能も申し分なく、DPIは400〜7200。重量は86gとバランスの良い仕上がりになっています。

ハイスペックなゲーミングマウスが15,000円〜20,000円の価格帯になる中で、xtrfy M1 RGBは10,000円を切るプライス。程よい価格帯で最高のおしゃれを楽しみたい方にジャストマッチです。

Razer Basilisk Ultimate

一昔前はゲーミングデバイスと言えばLogicoolだと言われていたのですが、それを一気に覆して「ゲーミングと言えばRazer」と言われるようにまでなったRazerブランド。

そんなRazerのBasilisk Ultimateは、かなりハイエンドなゲーミングマウスです。

DPIは最高20000、IPSは650。かなりハイスピードにカーソルを動かすことができます。650IPSはゲームにおいてオーバースペックではあるものの、他の点も素晴らしいんです。

スマートトラッキングという機能が備わっており、マウスを置いている場所を自動的に読み取って、置き場所が変わる度にその場所に適したモードに変更してくれます。これにより、常に高いトラッキング精度を実現できるんです。

LoDも調整できますし、12ボタン中11ボタンを自由にカスタマイズできます。

ボタン数が多く高機能なゲーミングマウスが欲しいという人には、ぴったりです。

Razer Death Adder Elite

Razer Death Adder Eliteは、高価格帯ではありますが定番のゲーミングマウスなので初心者におすすめしやすいです。

人間工学に基づいた設計で、手にフィットしやすい形状をしています。かぶせ持ちをする人でも、つまみ持ちをする人でも持ちやすいでしょう。

ボタンにキーを振り分けることができるだけでなく、マクロも組み込めます。DPIやレポートレートも段階的に調整可能です。DPI変更をボタンに組み込むこともできるので、いちいちソフトを開かなくても調整できますよ。

DPIは最大16000、レポートレートは最大1000Hz、IPSは400です。

SteelSeries Aerox3 Wireless

SteelSeries Aerox3 Wirelessは、マウスに穴が空いているハニカム構造が特徴的なゲーミングマウスです。その構造のためか、重量は66gと他製品に比べて超軽量。

下部から上部に向けて外側に広がっていくような形状をしており、指に引っ掛けやすくなっています。そのため、つかみ持ちをする人におすすめです。つまみ持ちもしやすくなっていますよ。

加速度を上げる機能と減速度を上げる機能もついており、時と場合に応じて使い分けられます。センサーもかなり高性能で、DPIは最大18000、レポートレートは1000、IPSは400です。

DPIももちろん調整できます。

軽くて高性能なマウスが欲しい人には、ぴったりです。

自分に合ったゲーミングマウスでプレイを快適に!

ゲーミングマウスの選び方とおすすめ商品を紹介してきました。チェックするポイントがたくさんあってややこしいかもしれませんが、IPSやDPIは1万5000円を超えるとどのマウスも基本的には似たりよったりになってきます。

最終的には軽さ、形状、デザイン、機能などで選ぶことになるでしょう。

自分に合ったゲーミングマウスをしっかり選ぶことで、プレイはより快適になりますよ。

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