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JAPANNEXT JN-315IPS144UHDR レビュー | PS5 4k 120fpsに対応したハイスペックモニター

7 min

JAPANNEXTの4Kゲーミングモニター「JN-315IPS144UHDR」をレビューします。

JN-315IPS144UHDRは大型31.5インチIPSパネル、4K、144Hz、HDMI2.1というハイスペックゲーミングモニターのトレンドをカバーしつつ10万円を切る値段と圧倒的なコスパを誇るゲーミングモニター。

PS5の120fps出力にも対応しています。

実際にJN-315IPS144UHDRでゲームをプレイすると、迫力のある画面と映像の美しさは圧巻。圧倒的な没入感を味わえます。

しかし、大きなサイズや高い映像スペックは全てのユーザーにおすすめとは言えないのも事実。

本記事ではJN-315IPS144UHDRを使用した感想を、良いところ気になったところ合わせてレビューしていきます。

30インチ越えの大画面4K・144Hz・HDMI2.1ゲーミングモニター、PS5の4k120fps出力を検討されている方はぜひ読み進めてください。

JAPANNEXTさんから「JN-315IPS144UHDR」をお借りしてレビューします

JN-315IPS144UHDRの仕様・特徴をレビュー

まず本モニターの仕様や特徴、JAPANNEXTブランドのこと、デザインなどを紹介していきます。

スペック紹介

  • 商品名、型番:JN-315IPS144UHDR
  • 画面サイズ:31.5インチ
  • 解像度:3840×2160(4K)
  • パネル種類:IPS
  • 表面処理:非光沢
  • 表示色:10.7億色 DCI-P3 90%の色空間カバー率、HDR400
  • リフレッシュレート:144Hz
  • 応答速度:1ms(MPRT)
  • スピーカー:有り(3wx2)
  • ヘッドホン出力:有り(3.5mm)
  • サイズ・重量:高609(縦755)mmx幅716mmx奥行310mm、約7.9kg
  • 高さ調整、チルト機能、スイーベル機能、ピボット機能あり
  • PBP:Picture by Pictureモード、PIP:Picture in Pictureモード、ゲームモード搭載
  • VESAマウント:対応【100mm×100mm】

本モニターは31.5インチの大型サイズにて4K解像度のゲーミングモニターです。

4Kというのは横3840px・縦2160pxの解像度で、一般的なゲーミングモニターのフルHD解像度の約4倍の表示領域。

4K対応した映像や画像であれば、繊細で美しい映像が見れるとともに、作業領域としても広く使うことができます。

4K解像度と合わせ144Hzのリフレッシュレートに対応しているのが本モニターの特徴。

1秒間に最大で144回も画面を切り替えられるため、滑らかでカクツキのない映像を出力することが可能。FPSなど動きの激しいゲームで優位に立てます。

HDMI2.1ポートを搭載しているため、PS5にて4K120fpsの映像を出力することも可能です。

本モニターの面白い機能として、マルチウインドウ機能も搭載しています。

左:2つの入力信号を左右に並べて表示させる「PBP:Picture by Picture」モード
右:右上、右下、左上、左下のいずれかに画面表示される「PIP:Picture in Picture」モード

色域もDCI-P3 90%の色空間カバー率を保つため、ゲームだけでなく写真や映像編集にも実用可能なスペック。

ゲームだけでなく4K動画の映像編集などの用途も視野に入れたい方に重宝されるモニターです。

JAPANNEXTブランドについて

本モニターはJAPANNEXTのモニターです。

JAPANNEXT社は千葉県に本社を持ち、製品開発、カスタマーサービス、物流を国内で行う日本のモニターブランドです。

2016年からモニター事業をスタートした比較的新しいブランドであるため知名度は低いものの、先見性と技術力はずば抜けており次世代の技術を採用したモニターを次々と世に送り出してます。

以下は発売実績のトピックです。

  • 2017年2月:世界初の65型4K曲面モニターを発売
  • 2018年8月:日本国内市場で初のUWHD 200Hz対応ゲーミングモニターを発売
  • 2021年11月:日本企業として初のHDMI2.1対応の4Kゲーミングモニターを発売

また、コストパフォーマンスが高いのもJAPANNEXTのモニターの特徴。不要な機能をカットすることで、性能が高く安価なモニターを提供しています。

おすすめしないユーザー・環境について

30インチ超え4K・144Hzモニターは誰もが一度は使ってみたい憧れのモニターです。しかし使いこなせる環境とそうでない環境もあります。購入後に後悔しないよう、まずはおすすめしないユーザーや環境について解説します。

31.5インチはスペースを取る!大きな机と距離を確保出来ることが条件

付属スタンドだと奥行き60cmの机の約半分をモニターに占領される

30インチ越えモニターでのゲームプレイの魅力は、大画面による圧倒的な迫力ですが、想像以上にスペースを必要とします。

本モニターのサイズは、高609(縦755)mm x 幅716mm x 奥行310mmですが、まずフォーカスするポイントは付属スタンドにて奥行きが31cm必要であることです。

私が設置した上の写真の机は奥行きが60cmありますが、奥行きの半分をモニターに取られてしまうことを承知おきください。

31cmというのはモニタースタンドを含めての奥行きで、壁からモニターパネルまでの奥行きは約24cm程度です。

もし、設置するテーブルの奥行きが50cm前後しかない場合は、手前のスペースをほぼ取れなくなってしまうので、モニターアームを使用した設置以外はお勧めできません。

なんでこんなに奥行きを取られるの?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

30インチ越えクラスのモニターは重量も増えるからしっかりとしたスタンドが必要になるためだよ!

なお、JAPANNEXTから32インチ8kgまでに対応したモニターアーム「JN-GM312DV」も発売されており5000円程度で購入可能です。奥行きを確保できない場合は、合わせて検討しましょう。

続いて写真からは伝わりづらいですが、31.5インチというサイズはデカいです。

モニターパネルから目までの距離がそれなりに無いと、画面が広すぎて視線移動で疲れることになります。

4Kフルサイズ表示でゲームをした場合の私の感覚ですが、目からモニターまでの距離が1m程確保できれば最適にプレイできる、1mよりも近づくようであれば視線移動が増えて見づらいという印象でした。

  • 60cm以上の奥行きを持つ机であること、もしくはモニターアームで奥行きを確保できること
  • 目からモニターまでの距離が1m程度は取れること

こちらが本モニターを購入する上での物理的な条件だと感じました。

接続するPCやゲームコンソールによってはスペックオーバーとなる

本モニターは4K 144Hzという現在のゲーミングモニターの中では最もハイスペックモニターに位置付けられます。

4K映像を144Hzで映し出すには、PCやゲームコンソール側も高いスペックが必要で、スペックの低いものでは4K 144Hzの性能を引き出すことは出来ません。

  • PS5を保有しており、4K 120fpsでゲームを楽しみたい
  • RTX3080クラス以上のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCをすでに保有しており、4Kで滑らかな動きのゲームを体験したい
  • 将来ハイスペックなグラフィックボードを搭載したPCやPS5を購入予定

上記のようなユーザーには検討すべきモニターですが、それ以外の方はフルHDやWQHDクラスのモニターを検討することをお勧めします。

RTX3070クラスじゃダメ?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

軽めのゲームタイトルや映像設定を落とす形なら4k144Hz表示が可能かな

JN-315IPS144UHDR 使用レビュー

続いて実際に使用した感想をレビューしていきます。4K 144Hzのスペックは美しくて圧巻。他のサイズでは味わえない他には変え難い喜びを味わえましたよ。

31.5インチ大画面での4Kの美しさと144Hzの滑らかさは圧巻

PS5 ゲーミングモニター

写真はPS5フォートナイトを4K120fps表示させているものですが、フルHDやWQHDでは得られない4kならではのきめ細かさがあります。

合わせて120fpsの映像は滑らかでFPS/TPS系のゲームでも十分にストレスなく楽しめます。

PS5フォートナイトで120fpsを出せている

最近ではフルHD・240Hz・360Hzという滑らかさを追求したモニターも登場し始めていますが、4Kの美しさと滑らかさのバランスを取るのであれば4K120fps(144Hz)に軍配が上がるでしょう。

合わせて31.5インチのサイズも圧巻。迫力のある映像を楽しめます。

高解像度を活かした画面活用が便利

4Kモニターだからといって常に4Kフル表示にする必要はある訳でなく、4K 3840x2160pxという高解像度を活かして、画面に複数のアプリケーションを立ち上げて使用することも可能です。

上の写真はタルコフをWQHDサイズで表示させて、横にOBSとマップを表示させた状態です。

31.5インチに対してWQHDサイズで表示させると、約24インチ程度のサイズ感になりますので、FPS系のゲームをやるならベストなサイズ感で楽しめるのと同時に、サブ情報を表示させて置くのも丁度良いです。

余談ですが、フルHDサイズでゲーム表示させると16インチ相当のサイズでの表示になるため、小さすぎると感じました。

フルHDでフォートナイトを表示させた場合のサイズ感。

WQHDサイズでゲーム画面表示をさせつつ、サブ画面をいくつか表示させるくらいの使い方がベストですね。

写真編集や映画・動画鑑賞にも最高!

本モニターは、高画質IPSパネルを搭載い、DCI-P3 90%の色空間カバー率、400cdの高輝度で色表示に優れたモニターです。

ゲームで遊ぶ以外にも、動画視聴、動画・写真編集などにも最適です。

31.5インチ4Kという大画面・高解像度と合わさり映像視聴では大迫力で楽しめますし、編集時も細かくチェックしていくことが可能です。

HDMI2.1用のケーブルが同梱されているのがありがたい

本モニターの付属品として、HDMI2.1に対応したHDMIケーブルが同梱されています。

HDMI2.1に対応したケーブルは高価(Amazonで中華製で1000円台、国産だと5000円程度)なのでありがたいですね。

もちろんHDMI2.1ケーブルの他にDPケーブルも付属しています。

DPケーブルも買うと費用嵩むもんね

あや

あや

よしぞー

よしぞー

HDMIかDPケーブルどちらか1本というケースが多いから、2本同梱されているのはありがたいよ

ケーブル通し穴でスッキリ整理できる

モニタースタンドにはケーブルを整理するための穴が空いています。

電源ケーブル、スピーカーケーブル、デバイスと接続する分のHDMIやDPケーブルなどを挿していくとそれなりに煩雑な状態になりますので、スッキリと整理できるのはありがたいですね。

スピーカーは別売りのものを用意したほうが良い

本モニターには3W×2の内蔵スピーカーが搭載されています。

PCモニターはスピーカーの内蔵されていないもの、内蔵されていても2W×2とパワーの少ないものが多い中、3W×2を搭載しているはありがたいですが、やはり31.5インチ4Kの大迫力映像から見ると音響だけ劣ります。

外付けのスピーカーを別途用意することをお勧めします。

私の環境で組み合わせているのはCREATIVE T100 というスピーカー。12000円程度のスピーカーですが、一気に迫力が出ますし、Bluetoothでスマホなどと連携できるのも便利でお勧めです。

PS5 VRR対応について

本モニターはファームウェアをアップデートすることで、PS5のVRRに対応させることが可能です。

VRRって?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

可変リフレッシュレートのことで、対応することでゲームプレイがスムーズに感じられるようになるよ!

VRRとは、HDMI 2.1でVRRに対応しているテレビやPCモニターにおいて、ディスプレイのリフレッシュレートをPS5本体のグラフィック出力に合わせてリアルタイムで同期する機能です。
これによりコマ落ち(スタッタリング)やちらつき(ティアリング)を最小化または排除し、PS5タイトルのビジュアルパフォーマンスを向上させることができます。
また、画面が瞬時にレンダリングされ、グラフィックはより鮮明に、入力遅延も減少することにより、多くのPS5タイトルにおいてゲームプレイがよりスムーズに感じられるようになります。

PS5公式ブログより

本モニターのVRR対応方法については、下記JAPANNEXTのサポートページをご覧ください。

大画面・高解像度・高リフレッシュレートで大迫力のゲーム・映像環境を構築しよう!

JAPANNEXTの4K 31.5インチ 144Hzゲーミングモニター「JN-315IPS144UHDR」を紹介・レビューしてきました。

31.5インチ大型IPSパネル、4K、144Hz、HDMI2.1というハイスペックゲーミングモニターのトレンドをカバーしつつ、10万円を切る圧倒的なコスパを誇るゲーミングモニターです。

迫力のある大画面と映像の美しさ、そして滑らかさに圧巻されます。

広めの設置スペースは必要ですが、大画面で迫力のある映像を楽しみたい方にぜひ検討いただきたいモニターですね!

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よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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