ASUS PA329CVレビュー・写真や動画、グラフィックなど色精度にこだわるプロ向けモニター

5 min

本格的に色を扱うプロフェッショナル向けモニター、ProArtシリーズの「ASUS ProArt Display PA329CV」を紹介します。

PA329CVは写真や動画編集、グラフィックデザインなどをガチ趣味・仕事にされている方をターゲットとしたモニターで、sRGB 100%・Rec.709 100%の広い色域をカバー、【△E < 2】と優れた色精度を実現した32インチ4Kモニターです。

ブラックを基調とした洗練されたデザイン、圧倒的な色精度、デザインに便利な機能、電力供給可能なUSB-Cポート、机にモニターを直接マウントできるCクランプなどデザイナーの心をくすぐる性能・機能が充実しており、それでいて価格は8万円台。

プロ用モニターは高額製品が多い中、高いスペックと豊富な機能にも関わらずコスパの良いモデルになっています。

グラフィックに適した良いモニターを探している方、ぜひ読み進めてくださいね

あや

あや

PA329CVのスペックをレビュー

本記事はASUS様よりサンプル品をお貸出いただき執筆しています。

  • 32インチ 4K モニター
  • パネル:IPSパネル・ノングレア
  • 解像度:3840x2160px
  • 応答速度:5ms(GTG)
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 100% sRGB、100% Rec.709、色精度ΔE < 2
  • 90Wの電力供給対応のDisplayPort over USB-Cポート
  • DisplayPort×1、HDMI×2、USB 3.2 Gen 1 Type-A x4
  • 3.5mmステレオミニジャック
  • スピーカー:あり(2W x2)
  • 上下角度調節 (チルト):上23°~下5°
  • 左右角度調節(スウィーベル):左右30°
  • 高さ調節:0~130mm
  • 縦回転(ピボット):左右90°
  • 対応VESA規格:100mm×100mm
  • 727.08 x (471.48~601.48) x 245 mm、約12.6kg
  • 付属品:電源ケーブル、USB Type-Cケーブル、Display Portケーブル、Cクランプ

sRGB 100%・Rec.709 100%の広い色域をカバーするとともに、優れた色精度(△E < 2)を実現していることが、PA329CVの最大の特徴です。

写真・動画・グラフィックデザインの現場では、デザイナーが表現したい色とモニターに映る色味がずれてしまうのは致命的です。クライアントとの円滑なコミュニケーションを測るためにも色精度の高いモニターは必須です。

PA329CVは色精度に徹底的にこだわった仕様であるとともに、工場出荷時にキャリブレーション(色味の較正、校正、調整)を実施。その結果をレポートとして同梱してくれていますので安心してグラフィックに専念できます。

また、ノートPCと接続して直接の使用&電源供給が可能な90WのUSB-Cポート、HDMIポート2つ、DisplayPort、USB HUB機能も内蔵して機能も充実。

標準の付属品でモニターを机に直接マウントできるCクランプも用意されており、机上のスペースを幅広く活用できるのも嬉しいポイントです。

デザイン

PA329CVはブラックで統一されたシンプルで美しいデザイン。質感もよく、このモニターで作業できることがモチベーションに繋がります。写真多めで紹介していきましょう。

正面から見たPA329CV。オールブラックで統一されたデザインで正面右下に操作ボタンが配置されています。
フロントに操作ボタンがあることで、接続デバイスの切り替えや設定変更がスムーズに行えます。
背面側もブラックで統一
デバイスとの接続はHDMI 2.0 × 2、Display Port 1.2 × 1と、4K 60Hzのスペックにはバランスの良い構成。他にも90W給電対応の USB Type-C ×1、3.5mmオーディオ端子、USB Type-Aポート × 2を配置。
モニターの裏側左にもUSBポートを2つ配置
モニタースタンドにはケーブルを通す穴が空いているため、複数のケーブルを繋いだ際もスッキリと収められることが可能。
通し穴を使わなければ写真のようにケーブルが煩雑に垂れ下がってしまい見栄えが悪くなってしまいます。PA329CVは大きな通し穴で複数のケーブルを束ねられるので助かります。
ベゼルは縦8mm・横9mmと縦横とも1cm以下。マルチディスプレイ環境を作りたいケースではベゼル幅10mm以下のモニターを選ぶことを理想とされていますが、PA329CVであれば複数モニターを並べても違和感のないマルチディスプレイ環境が構築できます。
90W給電対応の USB Type-Cはノートパソコンを直接繋いで電源供給してくれます。電源ケーブルが1つ省けるのは素直に嬉しいですね。
よしぞー

よしぞー

PC側の電力についてはチェックしてね

付属品一式
モニターとPCを接続するケーブルはDisplay PortケーブルとUSB Type-Cケーブルの二つが付属。PC側にDisplay PortがなくHDMIのみの場合は別途HDMIケーブルを用意する必要があるので注意が必要です。
モニタースタンドにはProArtのロゴと主張しすぎない程度に下記コピーが印字されています。
「High Dynamic Range Superior Color Accuracy 3840 × 2160」
モニタースタンドにて壁ギリギリに配置した際、スタンド最前部までの奥行きは24.5cm、モニターまでは18cm程度必要となります。机の奥行きとのバランスの参考までに。
机にモニターを直接マウントできるCクランプ
Cクランプを使用することでスタンド部分が不要となるため、モニター周りをスッキリとさせ、机のスペースを広く使うことが可能です。
設置面と干渉する部分はラバーで覆われており、傷がつかないような配慮がされている。
金具の位置も変えられるため机の厚みが8cm程度であればCクランプを使用することが可能
私の使用している机は10cm以上の厚みがあり、Cクランプを取り付けることができなかった。涙。
Cクランプの使用を考えている方は、机の厚みが9cm程度以下なのかを事前に確認することをおすすめします。

残念ね・・・

あや

あや

モニターの調整範囲

よしぞー

よしぞー

PA329CVはモニター本体の調整範囲が自由度の高いことも特徴だよ。どんな調整が可能か紹介していくね。

高さ調節:0~130mm
左右角度調節(スウィーベル):左右30度
上下角度調節 (チルト):上23°~下5°
縦回転(ピボット):左右90°

自分の好きな位置で作業できるし、人にも画面を見せやすいね

あや

あや

PA329CVを使用した感想をレビュー

外観や使用を写真と合わせて紹介してきました。続いて実際に使用した感想をお伝えします。

発色の良さは申し分なし

まず真っ先にお伝えしたいのが発色の良さ。

数値的なものではなく感覚的な印象ですが、自然な色味がきちんと表現されハッとさせられます。

PA329CVだけを使用していても分かりづらいですが、他のモニターと比較すると表現される色がずいぶん違うことが見て取れます。

PA329CVは工場出荷時にキャリブレーションが行われており、そのレポートが付属します。

安心して色を扱う作業が進められるね

あや

あや

キャリブレーションツールを使った色域の確認

キャリブレーションツールを使用し、実際の色域を確認しました。

黒の三角線がPA329CV、内側のピンクの線がsRGBです
赤枠で囲われている数値、Bx欄の99.5%というのがsRGBカバー率。Wx欄にある113.2%というのがsRGB比です。私の環境ではカバー率99.5%と、100%にはなりませんでしたが誤差の範囲でしょう。

32インチというサイズは環境を選ぶので注意

PA329CVは32インチとなり、4Kモニターとしては理想的なサイズ感ですが、設置する環境にも影響されます。

モニターを設置する机の奥行きが狭く、画面と目の距離が近くなってしまうケースではかなりの圧迫と作業中に視点の移動を強いられますので注意が必要です。

よしぞー

よしぞー

スペースに余裕がなければ27インチの検討もお奨めするよ!

フロントの操作パネルが使いやすく便利

一般的に背面に操作ボタンが配置されているモニターが多い中、PA329CVはフロント右下に操作ボタンを配置しています。

この操作ボタンからデバイスの切り替えや色味の調整、その他PA329CVの機能を呼び出すことができるのですが、フロントに配置されたことで操作しやすく大変便利です。

デバイス変更などよく使う機能は少ないステップで行うことが可能

仕事しててもすぐにゲームに切り替えたがるからありがたいね

あや

あや

モード切り替えや細かなの色彩調整も分かりやすい

クリエイター向け「QuickFit」機能

PA329CV独自の機能として、QuickFitというバーチャルスケール機能が備わっています。

モニター上に、実際の紙と同じサイズの枠線を表示したり、画面を分割するグリッド線を表示させることで、デザインを印刷する前に、実際のサイズで確認を行うことができます。

定規機能では0.5mm単位で実寸値が表示されるため印刷物の確認に便利です

スピーカー内蔵・音にこだわらなければ○

PA329CVにはこの手のモニターとしては珍しく、2Wx2のスピーカーが内蔵されています。

音質は良いものではありませんし迫力もありませんので、ゲームや映画鑑賞には心もとないです。

しかし、とりあえず音が出れば良い・別売りのスピーカーを用意するのは邪魔だし勿体無いと考えている方にには便利です。

よしぞー

よしぞー

モニター裏側に3.5mmジャックも用意されているので、後でPC用スピーカーを拡張することも可能だよ

色精度にこだわった4Kモニターを探しているなら推し!

ASUS ProArt PA329CVを紹介してきました。

ブラックで統一されたおしゃれな佇まいと、色精度の高い表現力を有した4Kモニターです。

写真や動画、グラフィックデザインなど「色」を取り扱う仕事や趣味の方にはぜひ検討していただきたいモニターでした。

プロ仕様のモニターにもかかわらず値段も8万円台に抑えられているのも嬉しいポイントですね。

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yoshizoo

yoshizoo

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではメタバース・NFT、ゲーミング、音楽鑑賞・オーディオについて情報発信やレビューをしています。仮想通貨は投資目的よりNFTを購入するために少しずつ購入。

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