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HPゲーミングPCの評価・おしゃれで高スペックなOMENと初心者向けのPavilion・コスパもサポートも高く評判の良いおすすめメーカー

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BTOパソコンを語るには、というより、パソコンについて語るには外せない企業があります。それが、ヒューレット・パッカード(HP)です。

パソコン業界では超大手。BTOにも力を入れており信頼感もあります。このブログを運営している私自身もHPを愛するユーザーです。

今回はそんなHPの特徴、HPのパソコンを買うメリット・デメリットを紹介しましょう。

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HPとは? 特徴をそれぞれ簡単に紹介します

メリット・デメリットについて語る前に、まずはHPの特徴についてそれぞれ簡単に紹介します。HPがどんな企業で、どんな製品に注力しているのかが気になる人は参考にしてみてください。

コンピュータ事業のトップクラス企業

HPは、アメリカの企業です。コンピューター事業では世界で屈指の規模を誇る、超大企業だと言えます。パソコン本体はもちろん、大規模なサーバー事業を手掛けたり、周辺機器類なども自社で手掛けたり、総合的にコンピューターまわりの事業を行っている会社です。

日本での通販・家電量販店への営業活動などは、日本法人が行っています。

トップクラスの規模を誇る大企業ならではの、安心感がHPの魅力として語られることが多いです。

日本だと低価格品が主力

海外メーカーということもあるのか、日本だと低価格商品を主力としています。海外メーカーの製品が日本だと安く購入できるのは、多くの業界で共通していますね。もともと低価格な品を日本向けに出しているということもありますが、そんな低価格品をさらに安価で手に入れることができるんです。

モニター一体型に力を入れている

PCには、液晶一体型というジャンルがあります。これは、モニターにPC本体が搭載されているというものです。ノートPCとは異なり、パット見はデスクトップPCのモニターのように感じられます。しかし、本体はモニターと一体化しているためデスクトップとも違うんです。

メリットは場所を取らず、モニターを追加購入する手間などを節約できるという点。

デメリットはメンテナンス性が低いところと、性能が控えめな製品が多いというところにあります。

ただ、HPの液晶一体型はCPUやグラフィックボードなどをカスタマイズできる製品が多く、性能が低すぎるという事態は起こりにくいです。

ゲーミングPCを探している人には関係のないところではありますが、在宅作業用のサブマシンも探しているという人は選択肢のひとつに入れてみても良いのではないでしょうか。

HPを選ぶ6つのメリットを紹介します

HP ゲーミングパソコンOMENのモニターとPC本体

HPはコンピューター事業を総合的に行っている、超大手企業だと説明してきました。ただ、大手に安心感があることは確かですが、それとパソコンメーカー・ショップとしての良さはまた別ですよね。そこで、HPを選ぶメリットを6つ紹介しましょう。

セールがとてもお得

HPのBTOパソコンは、ただでさえ安価です。低価格品が主力となっているためか、ゲーミングPCでも20万円を超える製品はありません。それでいて性能はしっかりとしているので、多くのファンが付いています。

さらに、HPはセールが非常にお得なんです。ボーナスの時期、長期休暇時は十中八九セールを行います。

他のBTOブランドのセールと比べても、お得度は高いです。割引額は数万円単位と大きい傾向があります。パソコン購入を急がないならセールを待つと良いでしょう。

なおHPのパソコンが、他のBTOブランドと比べても性能価格比に魅力を出せる理由は、HPが圧倒的流通量を持つトップブランドであるため、パーツ・部品を多く調達出来ることがコスト優位に立てる理由でしょう。

幅広いラインナップ

HPは、ユーザーのニーズに合わせた幅広いラインナップを揃えています。液晶一体型モデルが充実しているというところからも、それがわかるのではないでしょうか。液晶一体型は比較的マイナーなジャンルです。BTOパソコンブランドで液晶一体型を豊富に揃えているところは、あまりありません。

それでいて、似たような製品は少ないです。

製品ごとにターゲットをしっかりと決めているためか、どの製品も特徴が異なります。

通販でも家電量販店でも買える

HPのパソコンは、通販でも家電量販店でも買えます。BTOパソコンブランドの製品は、家電量販店に並ばないことも多いです。その代わりに実店舗を用意し、そこで注文することができるところは多い傾向がありますが。

HPは直販の実店舗はありませんが、家電量販店に幅広く販売を委託しているんです。

もちろん通販とは違いカスタマイズはできませんが、HPのパソコンは基本構成の完成度が高いため初心者はカスタマイズする必要性がほとんどありません。通販だと時間がかかりますが、家電量販店は自分で持ち帰ればすぐに使えるので、急ぐ人にはおすすめです。

デザインがスタイリッシュ

HPのパソコンは、一昔前はデザインが野暮ったい印象がありました。よく言えば「無骨」ですね。機械は無骨なくらいが好きだという人には良いものの、近年はどのPCメーカーもオシャレな製品を出してきています。

時代の流れは「PCすらもおしゃれに」という風潮になっているんですよね。

現在のHPの製品は、その流れを汲んだのか、一転してスタイリッシュなデザインになりました。特に力を入れている液晶一体型は、Mac製品のような質感があります。

ゲーミングPCもデスクトップは適度にLEDが光っており、ノートタイプはスタイリッシュでかっこいいですよ。

上の写真は我が家のPC環境でHPをベースに構成しています。電源を入れるだけでテンション上がります

一部は日本国内製造

HPのパソコンのデスクトップPC、ノートPCの一部は東京の工場で製造されます。日本国内で製造している製品を購入すれば、決済完了から5日の間に納入されることがほとんどです。海外メーカーということで納期に不安がある人も、少しは安心できるのではないでしょうか。

サポートの質が非常に高い

HPは、サポートの質が非常に高いです。海外メーカーですが日本法人があるため、サポートも日本語でしっかりと対応してくれます。

電話によるサポートはもちろん、チャットによるカスタマーサポートも完備。チャットは基本的にAIによるbotですが、頻発するトラブル内容はしっかりとサポートされています。たいていの困りごとはチャットで解決するでしょう。

さらに、電話サポートが非常に良いんです。

対応者のコミュニケーション能力が、多くの企業のサポートと比べて高いんですよ。トラブルの際など、ユーザーとしてはわからない点が多いでしょう。わからないから何を言っていいかわからなくなりがちですが、そんな気持ちに寄り添ってしっかりヒアリングしてくれます。

急かしたり苛立ったりしている様子も全く感じさせず、ユーザーファーストの意識が高いです。トラブルでイライラしながら電話をしても、いつの間にか気持ちも落ち着き、気分良く電話を切ることができます。

HPを選ぶ3つのデメリットを紹介します

HPを選ぶメリットを6つ紹介してきましたが、実はデメリットもあります。メリットと表裏一体になっている部分が大きいので、自分に合うかどうかを考えることが大切です。以下の3点に注意して、購入を決めるようにしましょう。

ゲーミングPCだけで見ると種類が少ない

HPはラインナップの幅が非常に広いです。その一方で、ひとつのジャンルに絞ると製品の種類が少なく感じることがあります。

たとえば、ゲーミングPCだけで見てみましょう。

HPのBTOゲーミングPCには、二つのブランドがあります。「PAVILION GAMING」という、簡単に言えば趣味向きのブランドと、「OMEN」というプロ仕様のブランドの二つです。

ただ、その二つのブランドを合計しても2021年4月現在、ラインナップに表示されているのは7種類となっています。

他のBTOパソコンブランドは「ブランドひとつ」につき、これくらいの種類があることが多いです。これより種類が豊富なブランドもあります。

ブランドが二つに分かれているため、種類が少なく感じられるのかもしれません。

また、メリットで「ラインナップが豊富なうえに似た製品が少ない」ということを語ってきましたが、これも場合によってはデメリットになる可能性があります。

かなりターゲットを絞って製品を展開している印象があり、各ターゲットごとに1~2種類程度の製品となっていることが多いです。

ゲーミングPCの場合、ライトゲーマー向けデスクトップが2種類、ノートPCが2種類となっています。

プロ仕様のデスクトップは1種類、ノートPCは2種類です。

しかも、ライトゲーマー向けはノートもデスクトップも「インテル1種類」「AMD 1種類」となっています。

実質1択状態になることがよくあるので、同じブランド内で豊富な選択肢の中から選びたいという人には不向きです。

一方で、自分に合うPCがどれかがハッキリとわかるので、なるべく悩みたくないという人には向いています。一長一短ですね。

カスタマイズの幅がかなり狭い

HPのパソコンは通販で購入する場合、カスタマイズが可能です。

ただし、ゲーミングPCはほとんどカスタマイズする余地がありません。メリットの項で、「基本構成がしっかりしている」ということに触れました。基本構成がしっかりしている反面、メモリやグラボなどを選べないことがほとんどです。

例えば「HP Pavilion Gaming 15-dk1000」という製品のカスタマイズページでは、以下のような項目がカスタマイズできるようになっています。

  • オフィスソフトの有無
  • セキュリティソフトの年数
  • ネット詐欺専用セキュリティソフトの有無
  • オフィス互換ソフトの有無
  • パソコン移行ソフトの有無
  • データ抹消ソフトの有無
  • マウスの有無

他にもありますが、全てPC本体の性能とは関係のない部分ですよね。

カスタマイズする必要性がないというメリットはありますが、より自分好みに仕上げたいという人にはデメリットのように感じられるかもしれません。

基本的に納品が遅め

一部のパソコンは東京で製造しているので5日もあれば届きますが、その他のパソコンは納品が遅めです。

ベーシックモデルは比較的早いですが、それ以外は遅いです。これは海外メーカー特有のデメリットだと言えるでしょう。

安さとわかりやすさに魅力を感じるならHP!

HPの特徴とメリット・デメリットについて説明してきました。

ここまでの内容を総合すると、HPは最新スペックや高いスペックのパソコンに興味があるが、そこまでカスタマイズに興味の無い方にはぴったりなメーカーだと言えるでしょう。

BTOパソコンとしての魅力と面白みには、欠けるかもしれません。その代わりに、PC初心者が手軽にハイクオリティな構成のパソコンを安価で手に入れられるという大きな魅力があります。それに、BTOの良さは「カスタマイズ」だけではありません。家電量販店に並ぶPCより、構成が本格的な製品が多いことも良さのひとつです。

その「基本構成の本格さ」を徹底的に追求したのが、HPだと言えるのではないでしょうか。

安さも魅力的ですし、「安くてわかりやすいメーカー・ブランドがいい」という人にはおすすめです。

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