SOUNDPEATSから新しいワイヤレスイヤホン、Opera03とOpera05が登場しました。
Operaシリーズは、13年のイヤホン開発販売実績をもつSOUNDPEATSの最高峰イヤホンとして登場たモデル。
ハイレゾ・LDAC対応、ノイズキャンセリング、外音取り込み、アプリ対応など高性能ワイヤレスイヤホンに必要なスペックが全て盛り込まれています。
ドライバーはOpera03が12mm1DD + 1BA構成、Opera05が12mm1DD + 2BAの構成。
デザインはブラックと調和したピンクゴールド・ピンクブラウンの高級感のある美しいデザインが印象的です。
その上で価格はOpera03が10,999円、Opera05が13,999円といずれも15,000円を下回る価格帯。
本記事ではSOUNDPEATS Opera03とOpera05を使用した感想をレビューしていきますので、音質と機能性のバランスが良いワイヤレスイヤホンを探している方はぜひ読み進めてください。
本イヤホンは、3/24よりMakuakeにて先行販売を開催しています。早く買えば早く買うほど割引率が高くなる仕組みで、25%~40%OFFの割引を実施しています。
Makuake SOUNDPEATS Operaシリーズ販売ページ
本レビューはSOUNDPEATS様から製品提供を受けてレビューしています
目次
Opera03とOpera05のスペックをレビュー
Opera03 | Opera05 | |
タイプ | ワイヤレスイヤホン | ワイヤレスイヤホン |
形式 | カナル型 | カナル型 |
本体操作 | タッチ | タッチ |
ドライバー | BA1基+DD1基(12mm) | BA2基+DD1基(12mm) |
再生周波数帯域 | 20Hz~40KHz | 20Hz~40KHz |
対応コーデック | LDAC,AAC,SBC | LDAC,AAC,SBC |
Bluetooth | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 |
最大持続時間 | 9時間(ケース込33時間) | 9時間(ケース込33時間) |
重量(イヤホン片側) | 7.3g | 7.3g |
重量(ケース+イヤホン) | 58.8g | 58.8g |
充電時間 | 1.5h | 1.5h |
充電コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
ENC通話 ノイキャン機能 | ○ | ○ |
ANC ノイキャン機能 | ○ | ○ |
専用アプリ | あり | あり |
防水性能 | IPX4 | IPX4 |
価格 | 10,999円 | 13,999円 |
Opera03とOpera05の違いは、カラーとドライバー構成の違い、そして価格です。
Opera03はブラックにピンクゴールドを合わせたディテール、Opera05はブラックにゴールドを合わせた色合い。好みで分かれそうですね。
ドライバーはOpera03が1BA+1DD、Opera05が2BA+1DDのハイブリッドドライバー構成。
Opera05はBA2基となっており、より音の繊細さを醸し出します。
BA・DDって?
あや
よしぞー
BAがバランスド・アーマチュア型ドライバー、DDがダイナミック型ドライバーの略だよ!
BA(バランスド・アーマチュア型ドライバー)は、小型でクリアな音を出せるのが魅力。音の再現性が高く中音~高音の再生が得意。 価格は高くなりますが音のクリアさに関しては確かです。
DD:(ダイナミック型ドライバー)は、低音が得意で音圧を出すことができます。ドライバーを大きくすると、よりパワフルな音を出せることからサイズ表示をされているイヤホンが多いです。
Opera03のBA1つに対して、Opera05は2つのBAドライバーで構成されていることから、より中高音の表現力が高く、繊細な音を出せるイヤホンに仕上がっていると言えますね。
また、両イヤホン共通の特徴として以下が挙げられます。
- Hi-Res認定され、LDACコーデックにも対応。CDを上回る高音質を充分に楽しめる
- ブラックとゴールドを基調とした洗練された美しいデザイン
- 高いANC機能で周囲の雑音を遮断し、騒がしい場所でも快適にリスニングが楽しめる
- 4基のマイク搭載、最大-50dBの騒音カットでクリアな通話品質を実現!
- 最新のBluetooth5.3に対応し高い接続性を担保
- イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで最大33時間の連続再生
Operaシリーズのデザインをレビュー
続いてOpera03・05のデザインを写真中心に紹介していきます。
注:写真ではケースを立たせて撮影していますが、実際には立ちません。
まず、色合いの違いを細かくお伝えするとブラックボディー部分にも03と05では違いがあります。
03は若干ブロンズシルバーが混ざったような色合いで、05はより黒に近いブラックパールのような光沢があります。
リング・アクセント部分は03がピンクゴールド、05がゴールドです。
Opera03・05の音質・使用感をレビュー
Opera03、Opera05の特徴やデザインを紹介してきました。続いては実際に視聴してみた音質や使用感などをレビューしていきます。
低音の質が高く、迫力のあるサウンドが楽しめる
Opera03、Opera05ともに12mmのダイナミックドライバー(プラスそれぞれのBAドライバ)を搭載したイヤホン。
音質として真っ先に感じたがの力強さのある低音です。
力強くパンチの効いた重低音で迫力のあるリスニングを楽しむことができます。
合わせて低音の自然さも特徴で、「作られた低音感」というものがありません。
音粒に奥行きがあり臨場感を感じられる
低音迫力と合わせて感じたのが音の奥行きです。
左右と合わせ前後の奥行きに対して音の位置をしっかりと表現され、臨場感のあるサウンドを楽しめます。
音場も広いためオーケストラなど大勢で演奏するような曲では、それぞれの楽器がどの位置から鳴らしているかをしっかりと掴み取ることができます。
Opera03とOpera05との比較は?
Operaシリーズを目にして悩むのがOpera03を購入すべきなのか、Opera05を購入すべきなのかです。
03と05の違いは、本体のカラーリングの違いとBAドライバーの数の違い、そして価格の違いです。
- Opera03:12mmDD + 1BA 10,999円
- Opera05:12mmDD + 2BA 13,999円
03と05での価格差は3,000円ありますが、正直私が聞いた感想としてはどちらを選んでも十分に満足できるというのが感想です。
03と05はBAドライバーの数の差によるところから音質にも影響が生じてきますが、低音寄りの迫力のあるサウンドが浮き出てくるのはどちらのイヤホンも同じ。
その為、どちらを選んだとしても音質の方向性は基本同じでOperaサウンドを楽しむことが可能です。
じっくりと聴き比べていくと、05の方がより繊細な表現がなされているなど感じる事もありますが、目隠しされた状態で、03なのか05なのかを当てろと言われたら当てられる自信がありません。
耳が枯れてて分からないんじゃなくて?
あや
よしぞー
耳も枯れててきちんと聴き比べられないのもあるかもだけど、03の音質もずば抜けて良いんだ!
個人的には好みのカラーリングで選んでも良し、価格を優先して03を選んでもよし、また、2つとも購入し、それぞれの違いを聴き比べて楽しむのもよし、そのように感じました。
ノイズキャンセリングはほどほどの効き目
続いてOperaシリーズにはノイズキャンセリング機能がついており、電車の中や人が多く騒音の激しい場所で、外音を程よく低減してくれます。
ノイキャンの効果として、電車の中で試してみたところ完全遮断とまではいかず車内アナウンスなどは耳に入ってくるレベルでした。
ノイズキャンセリングで完全に外音を遮断したい方には向きませんが、周囲の音は程よく消しつつ音楽や動画鑑賞を楽しみたい方にはちょうど良いです。
電車の中で到着駅のアナウンスは聞こえる?
あや
よしぞー
ボリューム次第だけど、ノイキャンOnにしてても聞こえるよ
外音取り込みモードが良い感じで使える
ノイズキャンセリングモードには、「ANCモード」「通常モード」「外音取り込みモード」の3つのモードがありますが、日常生活の中で重宝できるのが外音取り込みモードです。
外音取り込みモードは、音楽を聴きながらも外の音も取り込める機能で、イヤホンを聴きながら会話をしたりすることが可能。
人通りの多い場所で、周りの音を聞きながら歩きたい時、音楽を聴きながらも仲間との会話を楽しみたい時、買い物でレジでのやり取りの際などに重宝します。
他のイヤホンでも外音取り込みモードついてるものあるけど何が違うの?
あや
よしぞー
外音と音楽の聞こえるバランスがちょうど良いんだ。中には音楽が全く聞こえなくなる外音取り込みもあるからね!
Bluetooth5.3による良好な接続性の高さ
SOUNDPEATS Operaシリーズは、Bluetoothの最新規格であるBluetooth5.3を採用したイヤホンです。
Bluetooth5は2016年に登場した規格でBluetooth4.xと比べて大幅に通信速度・通信範囲・通信容量などがアップされました。
合わせて細かなバージョンアップで現在5.3が最新になりますが、LE Audio機能(高音質化・遅延を抑える機能)の実装や消費電力などが改善されています。
実際にOperaシリーズの接続性と通信性は申し分なく、接続までの時間も早く、デバイスと離れた距離でも音楽を楽しめています。
どれくらい離れてても大丈夫?
あや
よしぞー
約40坪の戸建て住宅で測定し、1Fの一番隅の部屋にデバイスを置いて、2Fの一番隅の部屋でも問題なくリスニングできたよ
試験的に家の中にデバイスを置いて外に出ていったところ、30m程度までなら特に問題なく使用できました
ケースから取り出しづらい
一つOperaシリーズのネガティブポイントになりますが、イヤホンケースからイヤホンが取り出しづらいです。
ケースには指を入れるための窪みがありますが、窪みを使って取り出そうとしてもスムーズに取り出せません。
少なくとも片手で取り出すのは無理で、両手で取り出さないと落としてしまう危険性もあるはずです。
外出時、駅のホームでイヤホンを取り付けるといったシーンは多くありますが、注意して取り出すようにしましょう。
耳への装着は行いやすくフィット感も良好
ケースから取り出した後、耳への装着はとてもスムーズ。
取り出した向きで耳に嵌め込み下から手前に少し回せばしっかとフィットします。
普通に歩く程度であれば落ちそうになる不安もありません。
運動中の使用もいけそう?
あや
よしぞー
装着感は高いけど、防水耐性はIPX4。汗や多少の雨なら大丈夫だけど洗うのはちょっと難しいからその点だけ注意かな
イヤホンだけで9時間再生・ケース合わせて最大33時間の再生能力
本イヤホンはバッテリー性能も高く、イヤホン単体で9時間の再生能力、ケースでの充電と合わせると最大33時間の再生能力を保有しています。
33時間の再生能力というのは、フル充電すれば1日4〜5時間程度の使用であれば約1週間使い続けられる能力で、バッテリーがなくなって聴けなくなるという事が本当に少なくなります。
また、急速充電にも対応しており10分の充電で約1時間の再生が可能。聞きたい時にバッテリー切れを起こしていても、少しの充電で楽しむ事ができます。
他のワイヤレスイヤホンとの比較
Operaシリーズの音質や使い勝手について他社イヤホンとも比較をしてみました。
比較したのはビクター HA-FW1000TとAnkerのSoundcore Liberty 4。
HA-FW1000Tは定価39,600円とランクが上のイヤホンで音質に高い定評を得ています。
Anker Soundcore Liberty4はAnkerながらの使いやすいガジェット要素と、これまでのAnkerイヤホンから大幅にブラッシュアップした音質が特徴です。価格は14,999円とOpera05と同等の価格帯。
聴き比べた感想としては、音質的にはビクターHA-FW1000Tと対等に競い合えるレベルですが音の方向性が若干異なります。HA-FW1000Tはウェットで生暖かな温もりを感じる、Operaシリーズは原音に近い音という印象でした。
Soundcore Liberty 4と比較すると、低音はSoundcore Liberty4の方が強めだが曇っている印象、Operaシリーズの方が自然です。また、中高音の音表現や解像度はOperaシリーズの方が高めだと感じました。
機能的には両者差はありませんがケースからの取り出しやすさ、タッチボタンの反応の観点からSoundcore Liberty4に軍配が上がります。
Opera03・05で心地よく迫力のあるサウンドを持ち歩こう
SOUNDPEATSから発売されたOpera03と05についてレビューしてきました。
Operaシリーズは13年のイヤホン開発実績を持つSOUNDPEATS史上、最高峰モデルとして登場したワイヤレスイヤホン。
ハイレゾ・LDAC対応、12mmDD + BAドライバーによる繊細かつ迫力のある音表現、ノイズキャンセリング+外音取り込み、アプリ対応、Bluetooth5.3などワイヤレスイヤホンで必要な機能を全て盛り込んでいます。
それでいて価格はOpera03が10,999円、Opera05が13,999円と15,000円を切る価格を実現。
2023年において1万円台コスパ最強ワイヤレスイヤホン対決をしたら間違いなく優勝候補に上がるイヤホンであること間違いありません。
SOUNDPEATSの本気、ぜひ試してください。
3/24よりMakuakeにて先行販売を開催しています。早く買えば早く買うほど割引率が高くなる仕組みで、25%~40%OFFの割引を実施しています。