PICO4 レビュー!良い?・いまいち?を正直にQuest2と比較しながら解説

7 min
PICO4

メタバースやVRが話題の中、そろそろVRゴーグルが欲しいと考えている方でPICO4を検討されている方も多いのでは。

PICO4は、2022年10月に発売されたばかりの最新VRゴーグル。

Quest2よりもハードウェアスペックが高性能なうえに装着感が良い。1万円以上安価で購入でき、ゴーグル単体でもPCと接続しても遊べることで話題になっています。

PICO4を購入しましたので、実際の感想をレビューしていきます。

先にお伝えすると、他のブログやメディアで絶賛されている記事も見かけますが、VRゴーグルの用途によってはいったん立ち止まりQuest2を検討したほうが良いケースもあると感じています^^;

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PICO
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PICO4の概要を解説

PICO4は、中国ByteDanceのVR関連子会社である「PICO」が2022年10月に発売したVRゴーグル。

Quest2 128GBが37,180円から59,400円へと2万円以上値上げされ界隈がざわついている中で、Quest2よりも1万円ほど安い49,000円で発売されたことで話題になりました。

また、値段が安いだけでなくスペックも良好。

小難しい話は抜きにしてトピックをQuest2と比較しながら並べると、

PICO4Meta Quest 2
サイズ・装着感小さく装着感が良い
(バランスが良く軽く感じる)
オプションで改善が必須
重さ581.0g503.0g
純正ストラップ装着時:674.5g
スペックQualcomm XR2・メモリー8GBQualcomm XR2・メモリー6GB
パススルーカラーパススルーが優秀
ラーメン食えるレベル
(切り替えも分かりやすい)
白黒で何とか現実世界がわかる程度
解像度4320×21603664×1920
リフレッシュレート72Hz, 90Hz60、72、90 Hzに対応
最大120Hz
視野角105度(対角)110度(対角)
トラッキング一体型 6DoF一体型 6DoF
IPD
(瞳孔間距離)
62~72mmで微調整が可能58mm、63mm、68mmから選択
イヤホンジャック無し有り
ワイヤレスWi-Fi 6・Bluetooth5.1Wi-Fi 6・Bluetooth※バージョン不明
バッテリー
稼働時間
2~3時間程度2~3時間程度
値段128GB:49,000円
256GB:59,400円
128GB:59,400円
256GB:74,400円

これだけ見るとPICO4のほうがよさそうね!

あや

あや

同梱品や外観レビュー

続いて購入時の同梱品や外観などをレビューしていきます。写真多めで紹介していきます。PICO4単体の外観写真。その後にQuest2との比較写真を並べます。

PICO4

PICO4のパッケージ。写真ではわかりづらいですがさほど大きくはありません。
開封するととてもコンパクトにPICO4が収納されています。
PICO4の同梱品一式。本体とコントローラー以外に、充電用のUSBケーブル、メガネ用のアダプター、鼻部分のパット、説明書き、保証書などが同梱されています。
本体前面・カラーパススルー用のカメラ、トラッキング用のカメラが左右上下に4基搭載されています。上部中央に見える網目は排熱窓で、使用中に手を近づけると暖かい風が出ているのが分かります。
左側
バンド下部にUSBポートが配置されています。ここから電源を供給したりPC・外部デバイスとの接続を行います。イヤホンジャックはありません。
後方。丸いダイヤルにてゴーグルと頭の装着感を調整します。ダイヤルの周囲にバッテリーが搭載されており、バッテリーの重さでPICO4全体のバランスを整えているようです。
ダイヤルの下にPICOのロゴがプリントされています。
左側
右面には電源ボタンが配置されています。
右上には音量調整ボタンが付いており、こちらで音量調整が可能です。
PICO4のレンズ部分

PICO4では、瞳孔間距離調整(PD調整)をハードウェアではなくソフトウェアにて調整します。

Quest2では58mm、63mm、68mmの3つから手動で選択する形でしたが、PICO4は62mm~72mmの間で細かく調整することが可能。

快適にVRを楽しむうえでの重要なポイントであるため、微調整ができるのはありがたいです。

PICO4とQuest2の外観比較

つづいてPICO4とQuest2の外観比較です。Quest2には純正のエリートストラップを装着した状態で比較しています。

PICO4(左)とQuest2(右)
上からの比較。Quest2のほうが本体部分が大きいのが分かります。
下側からの構図。装着時はPICO4の方がフィッティング感が高く外が目に入ってきません。(フィット感が良いことによるデメリットもあります)
左がQuest2、右がPICO4のコントローラーです。基本的な配置は似ていますがPICO4のコントローラーはボタンが一つ多いです。
重量比較。PICO4が581gに対して、Quest2はエリートストラップを取り付けた状態で674.5gでした。Quest2はストラップを付けないとバランスが非常に悪く重み感じるため長く付けていることができません。この状態での比較が分かりやすいはずです。
コントローラーのサイズ比較。コントローラーはPICO4のほうが25gほど重たくなっています。

PICO4使用レビュー

続いて実際にPIC4を使用して感じたことをお伝えしていきます。

装着感は抜群!ただしフィットしすぎて見たいものが見えない時も

PICO4の装着感はQuest2と比較して抜群に良いです。

全体的な軽さも前後の重量バランスも良いため、長時間装着していても疲れづらいです。

また、目の周りもしっかりと遮断されるため、外部の余計なものが目に入ってきません。ガッツリとVRに没頭するのには最適です。

ただ、実際にVRで遊んでいると、VRしながら現実のものを見たいシーンが多々発生します。

  • VRChatで遊んでいる際にスマホで調べものをしたりメモをする
  • 酒やドリンクを取る・飲む
  • 現実で人に見られていないか念のためにチェックする

Quest2の場合、良くも悪くもゴーグルの下に隙間が出来ますので、その隙間を利用して外部の確認が出来るのですが、PICO4はフィット感が良すぎて確認がし辛いです。

没頭感は高いけど悩ましい問題ね

あや

あや

カラーパススルーは最強・ゴーグルを付けながらラーメン食べれるレベル

PICO4のカラーパススルーにした状態で撮影したキャプチャー

上の写真はPICO4を装着した状態で、カラーパススルー(外が見える状況)にして映っている風景をキャプチャーした映像です。

若干のゆがみは有りますが、リアルな状況をきちんと映し込めており、ゴーグルを装着した状態でも歩いたり行動することが可能です。

多少の慣れは必要かもしれませんが、ゴーグルを装着したままでキーボードを入力したり、ラーメンを食べたりすることも出来るはずです。

カラーパススルーへの切り替えも簡単で、PICO4の右上を2回、トントンとたたくだけで切り替わります。

よしぞー

よしぞー

ちょっと移動したり探し物をする際に便利だよ

PICO4のアプリはVRとしてストレスなく楽しめる

All in One Sportsのボクシング

私がPICO4を購入した際、初期のキャンペーンにて「All in One Sports」「After the Fall」「BodyCombat」というゲームアプリがおまけで貰えたので試してみました。

いずれも美しく鮮明な映像で、コントローラー操作の追従も申し分ありませんでした。

VRを体験してみたいのであれば十二分に楽しめるはずです。

All in One Sportsのゴルフ
BodyCombat:ボクササイズアプリで、頑張って遊べばダイエットにつながるかも

PICO4の映像スペックをQuest2と比較して、と変わらない、もしくはそれ以上のスペックで楽しめると実感しました。

とは言いつつ、正直なところ現時点ではQuest2と比較すると人気タイトルは少ないです。

Quest2ならVRChat、ビートセイバー、バイオハザード4などのタイトルですね。

今後PICO4の人気が伸びるかどうかは、人気タイトルが遊べるようになるかどうか、また新たな人気タイトルが登場するかどうかがポイントだと感じます。

PICO4デバイスの売り上げが伸びれば対応するソフトウェアも増えてくるはずですので、これからに期待するしかありません。

寝ながらYouTubeやHulu(映画・動画鑑賞)最高に良い!

PICO4にはデフォルトでYouTubeやHuluアプリがインストールされており、PICO4を通じて映画や動画鑑賞が楽しめます。

この動画鑑賞が、PICO4の装着感の良さもあり最強に相性が良く感じます。

個人的に良いと思っているのが寝る前の寝ながらVRでの映画鑑賞。

Quest2では重みから首が疲れてしまい、実用的ではありませんでしたが、PICO4ではさほど重さを気にせずに寝ながら映画鑑賞が可能です。

布団の中で大スクリーンでの映画や動画鑑賞は最強ね!

あや

あや

よしぞー

よしぞー

立体音響にも対応しているから、迫力もあるんだ!

なお、HuluやYouTubeの映像は、PCで言うところの全画面表示には対応していません。

大型のスクリーンで動画鑑賞が楽しめますがめちゃくちゃ大きな画面で映せないことも先にお伝えしておきます。

ちょっと残念・・・

あや

あや

よしぞー

よしぞー

PICO4の問題というよりも映像データの問題のはず。PICO4に対応したVR用の動画が出て来ればまた変わってくると思うよ!

SteamVRはいまいち・映像がぼやける

PICO4はStreaming Assistantというアプリケーションを使用して、SteamVR(PCVR)に接続することが可能です。

Quest2と同じくWi-Fiもしくは有線ケーブルにて接続することができ、スムーズにPCVRに移行できます。

よしぞー

よしぞー

SteamVRへ接続するまでの流れがQuest2よりもシンプルで速いよ!

具体的には?

あや

あや

Quest2の場合、オキュラスリンクに接続→SteamVRに接続という流れですが、PICO4はダイレクトにSteamVRにつながるため、SteamVRにアクセスするのに数十秒から数分速いです。

アクセスの速さは大変有難かったのですが、残念なことにStreaming Assistantを使用してSteamVRのアプリを立ち上げると映像が暗くてぼやけます。

Quest2 からSteamVRに入りアクセスしたVRChat
PICO4からSteamVRに入りアクセスしたVRChat

VRChatをふくめSteamVRには美しい映像を楽しむゲームが多くありますので、PICO4経由でのSteamVRが映像が汚いのは残念ですね。

きれいに映し出す対策として、Virtual Desktopアプリ経由でアクセスする方法があるようですが、Virtual Desktopは有料のソフトで2,208円かかります。

Streaming Assistantを使ったSteamVRへのアクセスがとにかく快適なだけに、別の手間とコストがかかるというのは正直微妙。

今後Streaming Assistantのアップデートで改善される可能性もあるので、映像が奇麗になるのを待ちたいですね。

よしぞー

よしぞー

今VRChatなどSteamVRを楽しみたいならQuest2のほうが有利ってことだね

PICO4もメガネに対応してるがコンパクトな分メガネサイズがシビア

PICO4はアダプターを付けることによってメガネを付けたまま使用することも可能です。

逆に目が悪い方がメガネを付けないでPICO4を装着しても、映像がぼやけてしまいきちんと見ることが出来ません。

メガネを使用する場合、一つ気を付けないといけないのが、本体がQuest2と比較してコンパクトに作られている分、メガネによっては使いづらさを感じます。(使えないケースもあります)

具体的には?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

大きなメガネだとPICO4にハマらないんだ

形状的に小さめのメガネであれば問題ありませんが、大きなメガネはPICO4に入れることが出来ないケースもあります。

サイズの大きなメガネはPICO4に入れることが出来ない。写真のメガネでギリギリのため、これ以上大きなメガネは入らない。

各社からPICO4用装着型の度付きレンズが発売され始めており、度付きレンズを購入してしまえば解決する問題ですが、ちょっと大きめのメガネを使っている方は気にしておきましょう。

Quest2の度付きレンズで人気のROOXから、PICO4用の度付きレンズが発売されました。

実際に使用してレビューしていますので併せてご覧ください。

フェイスカバーの素材は柔らかくてGood!でも汚れは心配

フェイスカバーの素材が柔らかく顔にしっかりとフィットします。

このフェイスカバーのフィット感も相まって装着感が高まり軽く感じるのだと思えます。

また、エクササイズアプリなど激しい動きをした時のズレも少ないのでストレスなくVRを楽しめるはずです。

ただ、フェイスカバーの素材的に汗をどこまで弾いてくれるかは疑問。特に夏場など汗をかきやすい時期は、汗の吸着によって汚れてしまいそうなので対策は必要ですね。

まとめ

PICO4をQuest2と比較しながらレビューしてきました。

Quest2と比較して値段も安いですし、性能や使い勝手で上回っている部分もありますが、対応ソフトが少ない、SteamVRとの接続で映像がぼやけるなどの難もあります。

利用用途がSteamVRであれば、現時点では間違いなくQuest2をおすすめします。

逆にとりあえずVRを試してみたい、PICO4に遊びたいゲームタイトルがある、映画鑑賞用途で使いたい!と考えている方であれば十分に楽しめるVRゴーグルです。

Quest2よりも安いといえど高い買い物ですので、用途を整理したうえで購入を検討ください。

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メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではメタバース・NFT、ゲーミング、音楽鑑賞・オーディオについて情報発信やレビューをしています。仮想通貨は投資目的よりNFTを購入するために少しずつ購入。

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