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Meta Quest 2 レビュー・メタバースやVRゲームを存分に楽しむ!

8 min
Meta Quest2

メタバースやVRゲームを楽しみたい!

そう考えたときにまず選択肢として挙げられるのがメタ社のVRゴーグル、Meta Quest 2(Oculus Quest 2から名前変更)です。

2022年現在、VRゴーグルのデファクトスタンダード的な存在になっている製品です。

この記事ではMeta Quest 2を使用した感想をレビューしていきますので、VRゴーグルを検討されている方はぜひ読み進めてください。

2022年12月31日までの期間限定でMeta Quest 2 128GBモデルおよび256GBモデルを購入すると、Beat Saberを追加料金不要でダウンロードできるキャンペーンを実施中。

Meta Quest 2(Oculus Quest 2)とは?

Meta Quest 2はSNSで有名なFacebook社(現在はメタ社)が開発・販売するVRゴーグル。コスパの圧倒的な人気を誇っています。

元々はOculus Quest 2という名称で販売スタートしましたが、Meta Quest 2に名称変更されました。

Meta Quest 2が人気の理由を箇条書きで纏めましょう。

  • VRゴーグルは高スペックPCと連携して使うものが多い中、Meta Quest 2はPC無しで単体で遊べる
  • PCと接続すればさらに楽しみ方が広がる
  • 本格的とまでは行かないが遊ぶのには十分なトラッキング性能を有している(本格的なトラッキングが出来るVRゴーグルは10万円を超える)
  • 59,400〜74,400円と高性能VRゴーグルの中では手にしやすい価格帯
  • Meta Quest 2に対応するゲームやアプリが豊富
よしぞー

よしぞー

入門用のVRゴーグルとして、高い評価を得ているよ!

現行モデルは、ストレージの容量が128GBタイプと256GBタイプの2種類。128GBタイプが59,400円、256GBタイプが74,400円です。

Meta Quest 2のスペックと外観

続いてはスペックと外観について紹介してきましょう。

スペック

  • サイズ(高さ×幅×厚さ):295.5×191.5×102mm
  • 重量:503g(前モデルよりも68g軽量化された)
  • プロセッサ:Snapdragon XR2 プラットフォーム
  • RAM:6GB
  • メモリ容量(ROM):128GB/256GB
  • ディスプレイ:液晶ディスプレイ
  • 解像度:1832 x 1920ドット
  • リフレッシュレート:60、72、90 Hz、120Hz(Oculus Linkのみ)
  • IPD調整:58、63、68mmの3段階
  • 自由度:6DoF
  • 連続駆動時間:2~3時間
  • 付属品:Touchコントローラー、充電用USBケーブル、眼鏡用スペーサー、シリコンカバーなど
  • 端子:USB-TypeC(充電・PC接続用)、3.5mmイヤホン端子
  • 価格:128GBモデル59,400円、256GBモデル74,400円

自由度って何?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

自由度はVR空間の中で動けるトラッキング方式で、3DoFと6DoFがあるよ。3DoFは頭全体の動きを認識でき、6DoFは体全体の細かい動きまで認識可能なんだ

Meta Quest 2はこの価格帯のVRゴーグルに関わらず6DoFに対応し、体全体の動きを識別してバーチャル上で動かせます。

もちろん10万円を超えるVRゴーグルと比較すると性能は落ちますが、普通に遊ぶ分には十分な識別能力を持っています。

外観と機能紹介

  • Meta Quest 2本体
  • Touchコントローラー2機(乾電池含む)
  • 10ワット電源アダプターとUSBケーブル
  • 眼鏡スペーサー
  • シリコンカバー

上記と合わせ、簡単な説明書・保証書が同梱されています。

本体とコントローラーのディテール。本格的なVRゴーグルっぽく初めて装着した際はワクワクしました。

本体正面から見て右側(装着した状態で左側)

本体横にはイヤホンなどを差し込める3.5mmジャックとUSBポートが配置されています。

本体正面から見て左側(装着した状態で右側)

反対側には電源ボタンが配置されています。

Meta Quest 2は本体を頭から取り外せばスリープモードに入りますが、スリープモード中でも電力は消費されます。

バッテリー性能は弱い(2~3時間)の為、長時間使用しない時は電源を切っておくか、充電ケーブルにつないでおくことをお勧めします。

よしぞー

よしぞー

使おうと思ったらバッテリーが空だったという事を日々体験しているよ

本体の下側

本体の下(装着時で右下)にはボリュームの調整ボタンがあります。

レンズ面

続いてMeta Quest 2のレンズ面。上に数字の3と表示されていますね。

Quest2ではレンズの位置を3段階に調整することができ、自身の目の位置に合わせたカスタマイズが可能です。

レンズ位置が1だと内より、3だと外よりになっているね

あや

あや

この調整によって疲れづらさが軽減されるので、違和感を感じたら調整してみましょう。

正面から見たMeta Quest2

四隅に黒くなっている部分がありますが、これらはカメラです。カメラが外部の状態を読み取ってくれるため、ゴーグルをかけている状態でも周囲の様子をディスプレイ側に表示可能です。

よしぞー

よしぞー

パススルー機能と言われてるよ

ゴーグルしているときは周りが見えないと不安だったけど、付けた状態でも部屋の中を歩けるのには驚いたね

あや

あや

Touchコントローラーです。

Oculus Touchコントローラーは一対のトラッキングコントローラーで、自分の手そのものがVR空間にあるように感じることができるため、バーチャル上でアバターを自分の手のように動かせます。

人の手に合わせた形状が自然にグリップできるとともに、各種ボタンやトリガーの配置・押し心地も申し分ありません。程よい操作感で使用することが出来ます。

またコントローラーは電池式ですが、毎日1~2時間程度の使用で2~3カ月程度は持ちます。

Meta Quest2を使った感想

続いてはMeta Quest2を実際に使ってみた感想をお伝えします。

VR体験は感動もの!

さて、実際に電源を付けてMeta Quest 2を装着すると臨場感のある3D空間に驚かされます。

映像が特別繊細で美しいとまでは行きませんが、片目1832×1920ドットの解像度は普通に遊ぶ分には申し分ありません。また、リフレッシュレートも最大120Hzに対応しており、回線の状況にもよりますがスムーズな動きが楽しめます。

ゲームや参加人数の影響で重たくなることもありますが、大抵は常時70fps前後は出せていて、カクツキは感じる事はあまりありません。

また、人と接する際は映像だけでなく立体音響による臨場感も加わってくるため、その場で会話しているかのようなリアリティを体験することが出来ます。

映像・音響リアリティに対して、これからさらに改善されていくのだろうという印象は持ちつつも、現段階で、また約4万円という価格帯では十分な体験ができるという印象を持ちました。

一番心を奪われたのはVRChatによるメタバース体験

Meta Quest2を使ってできる事は、VRゲームを楽しむ、メタバースを楽しむ、動画を楽しむなどがありますが、個人的にはVRChatなどメタバース空間上での体験が一番心を奪われました。

バーチャルではあるものの、実世界がMeta Quest 2の中に存在します。

そこには同じ時間、同じ空間を共にするリアルな人々がいて、その人々とともにVRという非現実な世界を見たり遊んだり会話を楽しんだりします。

人々との関係は、コミュニケーションを重ねていくうちに、単にそこにいる人ではなく信頼関係のある仲間の関係になります。

この感覚はメタバース環境を体験した方でないと分かりづらいですが、この感覚を理解しなければもったいないと感じたレベルです。

最初オドオドしたけど何回もアクセスしてたら友達もできて、私にとってもう一つの世界が出来た感じかな

あや

あや

装着感は良くないけどオプション品で改善は可能

本体はフロント比重で重量は503g。前モデルが571gでしたので68g軽量化されたようですが、頭に固定するのがゴムバンドのみの為、正直重さは感じざるえません。

長時間楽しむのには苦戦します。

この装着感は、別売されているElite ストラップに替える事で装着感は大幅に改善されます。

Eliteストラップを付ける事で重量は多少増えますが、前後の重みのバランスが取れるため疲れづらく、また安定感も高くなります。

ゴムバンドで違和感を感じたら、Quest2 Elite ストラップの購入を検討すると良いでしょう。

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なお、Quest2用のヘッドストラップは、純正Eliteストラップ以外にもサードパーティ製品もあります。

私が実際に使用しているストラップなどEliteストラップと比較して使い勝手などをまとめてますので、下記の記事もぜひご覧ください。

眼鏡スペーサーは付属しているが専用レンズの方が幸せ

視力の高い方は問題ありませんが、普段メガネをしている方の場合、Meta Quest2をメガネに合わせた調整をする必要があります。

目の悪い方がメガネを外してMeta Quest2を楽しもうとしても、ピントが全く合いません。

その為、付属品として眼鏡スペーサーが用意されており、眼鏡スペーサーを本体に付けることでメガネをかけた状態でMeta Quest2を楽しむことができるようになります。

とは言いつつ、眼鏡をかけた状態でMeta Quest2を楽しむのは正直至難の業で、眼鏡の位置によってピントが合ったり合わなかったり。。

よしぞー

よしぞー

ひどい時は10分くらい違和感を修正しながら遊んでいたよ

人によってはメガネが当たってしまい痛いというユーザーもいるもんね

あや

あや

そういったユーザーの為に、外部パーツになりますが、Meta Quest 専用の度付きレンズが販売されています。

Quest2用度付きメガネレンズ

ちなみに度付きレンズでMeta Questの公式サイトで紹介されているものは、海外のメーカーに発注する必要があり、納品まで数週間を要します。

正規品にこだわらなければアマゾンや楽天などで「Oculus 度付きレンズ」と検索すれば様々なレンズがヒットしますが、値段もピンキリでどれを選べば良いか悩みます。(安いものは1枚2000円くらいで買えるけど海外製のものも。視力に関わるので怪しいのは心配です。)

私は、ROOXの乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズを購入しました。日本の会社が製造販売しているので安心だったことが決め手になりました。

発送も早く、注文から数日で到着しましたよ。

ブルーライトカット、高度数タイプ、曇り止めタイプなども販売されているので、好みや状況に応じて選べるのも良いですね。

度付きレンズもレビューしていますので、合わせてご覧ください。

VR酔いにはめちゃくちゃ苦戦した

Meta Quest2の世界ではバーチャル空間の中を動き回ったり走り回ったりしますし、自分の意志とは関係なく画面が揺れ動いたりすることも多々あります。

例えばジェットコースターとか飛行機の運転とかですね。

人によっては酔わない方もいるようですが、私自身はぶっちゃけめちゃくちゃ酔いました。

最初の頃は10分間Meta Quest2を装着しているのが限界で、酔いが酷くて10分以上遊ぶことが出来ませんでした。

その対策として薬局で酔い止め薬を買ってきて、薬を飲んでから遊んでいたレベルです。

酔いは使っていくと少しずつ慣れてきますし、酔わずに遊べるゲームや酔わない遊び方なども身についてきます。

よしぞー

よしぞー

最近は酔いそうなゲームやワールドには手を出さなくなった

それは克服したとは言えないのでは・・・

あや

あや

音漏れはする

Meta Quest 2は立体音響で正確な定位の音を出しますが、特別良いスピーカーを使用しているわけではありません。

また、音漏れも激しく中で流れている音は外部にダダ洩れになります。

その為、家族など人のいる環境で個別にMeta Quest2を楽しむのであればイヤホンなどは必須です。

会話の内容まで外に聴こえちゃうから気を付けた方が良いよ

あや

あや

そんなに高いものでなくても良いので有線イヤホンを用意しておくことをお勧めします。

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128GBと256GBモデルどっちを選ぶ

Meta Quest 2では128GBモデルと、256GBモデルの2種類が発売されています。

違いは容量の違いのみで、価格帯は128GBモデルが59,400円、256GBモデルが74,400円 と約15,000ほど256GBモデルが高価になっています。

私自身どっちを買うか迷った挙句、256GBモデルを購入しましたが、Meta Quest 2を楽しむ分には128GBでも十分です。※家族用に128GBモデルも購入しましたが容量が足りなくて問題になる事はなさそうです。

「バイオハザード4:7.8GB」、「ウォーキングデッド:29.36GB」、「Medal Of Honor: Above And Beyond:40~45GB」など多くの容量を必要とするゲームもありますが、それはごくまれでほとんどのゲームやアプリが数百MB~2GB範囲で収まります。

Meta Quest 2を購入して最初の頃は様々なアプリやゲームを体験したいので大容量に魅力を感じますが、慣れてくると普段遊ぶアプリは数個程度です。

容量の必要なゲームを複数遊びたい、動画をたくさんダウンロードしたいなどといった要望が無い限り、128GBで十分だと感じます。

Meta Quest 3の発売はいつ?発売まで待つか2を買うか

さてMeta Quest 2の発売時期は2020年10月と、発売からすでに2年が経過しています。

そうなると気になるのがMeta Quest 3の発売タイミングですよね。せっかくなら最新モデルを購入したいし、Meta Quest 2を買った直後に3の発売が発表されたら悶々とします。

Meta の歴史をたどると、Oculus GOからOculus Quest 2まで約1年周期で発売されていますので、なおさら気になるところではないでしょうか。

  • 2016年3月:OCULUS RIFT
  • 2018年5月:OCULUS GO
  • 2019年5月:OCULUS QUESTとRIFT S
  • 2020年10月:OCULUS QUEST 2

そういった中、2021年末にメタ社からハイエンドな次世代デバイスであるProject Cambriaの発表が有りました。

このProject CambriaがMeta Quest 2の後継モデルになるのかと思いきや、Project Cambriaは Oculus Quest 2の後継モデルではなく、ハイエンドなラインナップになるとの事ですね。

詳細は本年(2022年)に発表されるようです。

合わせてMeta Quest 2は長寿命な製品になる事が、Meta でCTO顧問を務めるジョン・カーマックさんよりツイートされています。

個人的には、Meta Quest 3の発売を待たずに、まずはMeta Quest 2を購入し、今すぐVR・メタバースの世界を楽しむことをお勧めします。

まとめ

メタ社から発売されているVRゴーグル、Meta Quest 2をレビューしてきました。

2021年秋ごろからメタバースが騒がれていますが、実際に体験してみると「体験しないことがもったいない」と感じるレベル。

これからメタバースやVRの世界はさらに発展し、メタバース上でのコミュニティや仕事が登場していくのは間違いありません。

自分自身が楽しむことはもちろん、お子様を持つ家庭では、今のうちから体験させてあげてメタバース上での暮らし方を学ばせてあげるのも良いかもしれません。

2022年12月31日までの期間限定でMeta Quest 2 128GBモデルおよび256GBモデルを購入すると、Beat Saberを追加料金不要でダウンロードできるキャンペーンを実施中です!

よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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