メタバースが話題です。フェイスブックがMetaという社名に変えるという、ショッキングな出来事もありました。
そんな話題のメタバースですが、はたから見ているとハードルが高いように感じるでしょう。
何か難しそうで、専門的な知識が必要そうに思えます。
ただ、実際はメタバースのやり方はもっと単純で簡単です。
この記事では、メタバースのやり方を順を追って説明し、おすすめプラットフォームを5つ紹介していきます。
目次
メタバースのやり方を説明します!
メタバースのやり方は想像するよりも簡単ですぐ入り込むことができます。そんなメタバースのやり方を、簡単に説明しましょう。
気になるメタバースプラットフォームのアカウントを作る
遊ぶメタバースのプラットフォームを決めましょう。メタバースに分類されると言われているプラットフォームは現時点でたくさんあります。
たとえばVRゴーグルが普及しはじめてVtuberが出始めた頃からあるVRChatは、初心者にもとっつきやすいです。人口がとても多いうえに日本人も大勢いて、メタバースの楽しさである交流を楽しみやすい環境があります。私もVRChatからはじめました。
本当に色々な人がいて、色々なワールドがあってカオスな感じはまさに仮想空間といったところです。
他にも手軽さが売り・日本企業が開発したCluster、ゲーム内でプログラミングができるNeosVR、マイクラのようなボクセルアートの世界で土地購入などを楽しめるThe Sandboxなどなど…。
自分に合ったプラットフォーム・ゲームを探してみましょう。
最初はどれが良いかわからないはずですので、後ほど紹介するプラットフォームの中から自分に合いそうなものを選んでください。
アカウントを作る手順は、 一般的なサイトとほとんど変わりません。公式サイトから「登録」ボタンを押して、必要事項を入力し、規約に同意するだけです。
よしぞー
NFT・仮想通貨の取引が必要なメタバースもあるけど、まずは無料のサービスにてメタバースがどんなものか理解することをお勧めするよ!
どこかのワールドに入って楽しむ
登録が出来たら実際にメタバースに入りましょう。
メタバース上には、さまざまなワールドがあります。色々な人が思い思いにワールドを作っているので、まずは気になるワールドに行ってみるのも良いでしょう。
大体の場合はチュートリアルワールドがありますので、何より先にチュートリアルを受けるのがおすすめです。チュートリアル系のワールドには様々なやり方・操作方法が記載されているとともに、そこにいる方たちが本当に親切に教えてくれます。
あとの楽しみ方は自由!
ワールドを観光するのも良し、誰かとコミュニケーションをとるのも良し、自分もワールドを作って公開するのも良し…。思い思いにメタバースを楽しみましょう。
メタバースにはどんな世界がある?
まずは簡単にメタバースのやり方を解説してきました。
しかし、メタバースのプラットフォームに登録してアクセスしたもののメタバースプラットフォームの中には星の数ほどのワールドが存在しており、どこでどう楽しんでよいのか分からないはずです。
ここではVRChatをベースに、どのようなワールドが存在するのかいくつか紹介しましょう。
他にも魅力的なワールド、癖の強いワールドがVRChatの中にはたくさんあります。ぜひ足を運んで発掘してみてください!
よりメタバースを深く楽しみた方へ!
メタバースのやり方は簡単で、上記の通りプラットフォームやゲームを選んで登録するだけですが、自分だけのアバターでオリジナリティーを出したりNFTを活用する遊び方も出来ます。
アバターを用意する
メタバースゲーム・プラットフォームでは、個別で作ったアバターを利用することも可能です。
もちろんそれぞれのゲームやプラットフォームにも用意されたアバターはたくさんありますが、独自のアバターを作る事で空間内でのオリジナリティを醸すことが可能です。中には特別なアバターが必要なものもありますが、たいていは汎用で使えます。
作るの難しくない? 私3Dソフトいじれないんだけど
あや
よしぞー
こだわれば複雑だけど、簡単に作れる方法もあるよ!
アバターを作るのに便利な、VRoid Studioというツールがあるので少し紹介しましょう。
これは、3Dのアバターをとても簡単に作れるツールです。用意されている複数のパーツから自分好みのものを選び、組み合わせるだけで個性的なアバターになります。ゲームのキャラクターメイキングと同じ方式ですが、とにかくパーツの種類が豊富なのが魅力的です。
クリックしていくだけで細かく作り込めるので、3Dソフトがいじれない人やキャラクターデザインができない人にはおすすめです。
アバターは購入することも可能!
もっとクオリティの高いものが欲しいという場合は、誰かが作ったアバターを購入しましょう。
無料公開されているものもありますし、BOOTHという販売サイトで探せば高クオリティなものがたくさん売られています。
そこで気にいるものを購入してダウンロードすれば、アバターを用意できますよ。
余談ですが、VRChat自体は無料ですが、アバター沼という世界が存在します。
私自身もBoothでアバターを購入した後、アバターの衣装を変えたり髪型を変えたりといった事がしたくなり、気づけばUnityやBlenderの勉強をするようになってました。
このアバターの世界はハマると本当に楽しいです。そしてお金も溶かします。
ちなみにアバターや着せ替え用の洋服にいくら使ったの?
あや
よしぞー
10万円くらい使っちゃった
リアルで着てる服よりお金かけちゃった感じね・・・
あや
VRChatなど無料で遊べるメタバースサービスはありますが、サービス内ではなく、別のところでお金を使ってしまう事がある事は知っておくと良いかもしれません。
アバターのアップロード
個別のアバターを用意出来たら、アバターをアップロードしましょう。アバターのアップロード方法は各プラットフォームで異なりますが、たいていは自分のアカウントページにアップロードページが用意されています。
Q&Aなどを見るのが早いですが、 ここでは、Clusterを例に説明しましょう。
アカウントを作ってログインすると、右上に自分のアイコンが表示されます。そこをクリックするとメニューが表示されるのですが、その中にある「アバター」を選びましょう。
そこに「アバターをアップロード」というボタンがあるので、ファイルを選択してアップロードするだけです。
よしぞー
今回Clusterを例に紹介したけど、VRChatでアバターをアップロードする場合は少し複雑だよ
VRChatではアバターをVRChatからアップロードするのではなく、Unityを使用してアバターをアップロードします。やり方は以下の記事を参考にしてください。
NFTを使うメタバースプラットフォームで遊ぶ
メタバースを楽しむ際、 NFTを使うメタバースプラットフォームで遊びたいケースでは暗号資産取引所の口座開設を行う必要があります。
NFTは簡単に言えば、メタバース上で使えるアイテムのことです。現実世界のように、自分の所有物であるという証明ができるアイテムとなっています。
メタバースではこれを売買したり、活用してワールドを作ったりという動きも盛り上がってきています。
メタバースをより楽しめるNFTですが、NFTの購入には仮想通貨を使用することがほとんどで、仮想通貨を買うために暗号資産取引所の口座とウォレットが必要になります。
しかし、NFTを使わないVRChatのようなメタバースを楽しみたいという人には不要です。
現在仮想通貨取引所は多くあり、私もバイナンス、コインチェック、リキッド、ビットフライヤーなどの取引所を活用しています。
複数の取引所を使っている理由は、それぞれの取引所で扱っている仮想通貨が異なっていたり、決済の仕組みが異なる為です。
日本の暗号資産取引所であればコインチェックがおすすめです。
Coincheckは関東財務局登録済みの暗号資産交換業者であり安心して利用できます。実際にCoincheckアプリは、2019年から2021年の3年間において国内ダウンロード数No. 1の実績を持っています。
また、日本の取引所ではありませんが世界最大手クラスの取引所であるバイナンスもおすすめです。
バイナンスは300種類上の仮想通貨を取り扱っているため、バイナンスに登録しておけば大抵の仮想通貨を購入することが可能です。またカード決済も可能です。カード決済が可能なことで、必要な時に直ぐに仮想通貨を買えるのは大きな魅力です。
今後仮想通貨を扱うシーンも増えてくると思いますので、口座開設だけは済ませておいても良いかもしれません。
ウォレットを作る
コインチェックなど暗号資産取引所の口座を作っても、ウォレットがないとNFTは使えません。
ウォレットとしておすすめなのは、メタマスクです。導入するのが簡単ですし、さまざまなプラットフォームで使えます。とりあえずこれを導入しておけば、メタバースとNFTとを楽しめますよ。
続いてウォレットですが、これは仮想通貨の財布のようなものです。
下記URLからアクセスして、「今すぐダウンロード」からインストールを行います。
インストールしたらパスワードを設定して、「ウォレットの作成」をクリックすれば完了です。
後は、取引所に日本円を入金し仮想通貨を購入します。そしてメタマスクに仮想通貨を送金すれば、NFTが買えるようになりますよ。
メタバースのおすすめプラットフォームを5つ紹介!
メタバースには、さまざまなプラットフォームがあります。各プラットフォームによって、特徴が異なるんです。より自分に合ったプラットフォームを選べば、よりメタバースを楽しめるようになります。そこで、おすすめのプラットフォームを5つ、それぞれ簡単に紹介しましょう。
VRChat
VRChatは最もオーソドックスで、最もカオスと言えるメタバースです。
NFTは使えません。それゆえに自由度が高く、お金をかけずに楽しみ続けることができます。いずれはNFTに対応する可能性もありますが、その可能性は低めです。NFTとか投資とかは横に置いておいて、純粋にメタバースを楽しみたい人に向いています。
人口も他と比べてとても高いです。
敷居は、他と比べて圧倒的に低くなっています。VR上のSNSのようなものではありますが、VRが無くてもPCがあれば遊べます。グラフィックレベルを高くしたり重いワールドに入ったりするには高性能なゲーミングPCが必要ですが、そこそこのPCでも遊べないことはありません。
特徴的なのは、ワールドとアバターの個性があまりにも濃すぎるところです。
男性が美少女アバターを使うのも当たり前、人外も当たり前。ワールドもガンダムのコロニーを再現したようなものや、秋葉原を再現したものなど多種多様です。
NFTを使えないためメタバースを推進する人たちからはあまり人気がありませんが、ある意味では最もメタバースらしいと言えるのかもしれません。
初心者は、まずここから始めるのも手でしょう。NFTに関しては、興味が出てきたら始めれば良いんです。
よしぞー
ほぼ毎晩、VRChatで時間溶かしてるよ!
Cluster
Clusterは、どんどん人気が拡大しているメタバースプラットフォームです。
見た目は、VRChatに近くなっています。美少女キャラなど、日本人好みなアバターを持ち込めるのが人気の理由でしょう。Cluster内でアバターを作ることもできますし、ハードルもかなり低いです。
メタバース特有のアバターコミュニケーション、ゲーム内ゲームなどを存分に楽しむことができます。
音楽イベントなど、ユーザーが主催するイベントも盛んです。
VRはもちろん、PC、スマホからでも楽しめます。
もちろんモーショントラッキングなど、機能を全部楽しみたいならVRで入る必要があるものの、とりあえず楽しむ分にはスマホでも十分です。
スマホで楽しめるメタバースプラットフォームは現状少ないので、それだけでも価値があると言えます。
本当に気軽ね! これなら私でも楽しめそう
あや
よしぞー
難しい知識も何も必要ない、ただ楽しみたいという心があればいいよ
NeosVR
NeosVRは、プレイしている人の層はVRChatと似ています。ある一点を除くと、ジェネリックVRChatとも言えるような共通点があるんです。
その除いた一点とは、NeosVR内で人と協力しながらワールドを作成できるところ。
通常、メタバース上のワールド作成にはそのプラットフォームとは別のソフトが必要になります。普通に3Dソフトで作って、それをアップロードするというイメージです。
一方NeosVRでは、ゲーム内で直接つくることができます。なにもないところに急に海ができて陸地ができるという、創世神話のような光景が目の前に広がるんです。
そして、人と協力して何かを成し遂げるという学祭のような楽しさを味わうことができます。
プレイしている層はプログラマーやデザイナーなどクリエイティブな人が多いですが、それらができなくても楽しめるので安心してください。
ワールドづくりには色んな役割がありますし、ワールドづくり以外にもコミュニケーションや観光など楽しみがたくさんありますから。
The Sandbox
The Sandboxは、簡単に言えばマイクラのようなメタバースです。
ゲームジャンルとしては、サンドボックスゲームとなっています。マイクラのようなブロックで構成された世界を作ったり、その世界で新しいゲームやアイテムを作ったりすることができます。
よしぞー
ちなみに世界を構成するブロックのことをボクセル、と言うよ
スクウェア・エニックスが出資していたり、コインチェックのNFTと連携していたりするため日本人にとっては馴染みやすいかもしれません。
メタバース内の土地を購入して不動産を営んだり、アイテムを作ってマーケットプレイスで売ったりという現実世界のような経済があるのも面白いところです。NFTを活用したメタバースの中では、世界でもかなりの人気があります。
アイテムづくりなどに関してもボクセルというとっつきやすさがあり、難しい3Dソフトなどをいじれなくても楽しめますよ。
マイクラが好きな人、ゲーム内にゲームやジオラマを作って楽しみたい人、メタバース内で経済活動を楽しみたい人におすすめです。
Enjin Craft
Enjin Craftは、マインクラフトにNFTを導入できるというものです。
え、どういうこと?
あや
よしぞー
Enjinブロックチェーンというものを使って、Enjin上でマイクラが遊べるんだ
さらに、これを利用することでマイクラのアイテムをNFTで作れるようになります。たとえばとてもうまくいったエンチャントアイテムなどをNFTにして、Enjinのマーケットプレイスで売買することも可能です。
マイクラ自体がプレイ人口がとても多いビッグタイトルですし、広大な世界を自由に冒険したり建築したりできる楽しいゲームですよね。
それをメタバースとして楽しむことができるので、既にマイクラを楽しんでいる人にとってはとても楽しみやすいのではないでしょうか。
メタバースを始めるにあたって必要な機材を紹介
メタバースの始め方を説明してきました。普通に通販サイトに登録するときと同じような手順を踏んで各所に登録してゲームをプレイするだけなので、とても簡単です。ただし、メタバースを始めるにあたって必要なものがいくつかあります。それらについて簡単に説明しましょう。
※今回は、最低限必要なものを紹介します。
VRゴーグル
まず、VRゴーグルはあったほうが良いです。
PCだけでもアクセスできるメタバースもありますが、VRゴーグルを使う事でより没頭感の高いメタバース空間を楽しめます。
でもVRゴーグルって高いんでしょ?
あや
よしぞー
実際はピンキリだよ
VRゴーグルと言っても、色々あります。
メタバースを体験するにあたって選択肢に入るのは、大きく以下の二種類です。
- PC接続タイプ
- オールインワンタイプ
PC接続タイプは、PCに接続しないと機能しないVRゴーグルです。高性能なPCが必要になるのですが、その分グラフィック設定を高く保つことができたり、できることが多いなどのメリットがあります。
たとえば本格的なモーショントラックを行うなら、PC接続タイプが前提になるでしょう。
代表例はVIVE Proなどです。
その分価格は高く、10万円以上はします。
オールインワンタイプは、PCが無くても機能するVRゴーグルです。
代表例とかある?
あや
よしぞー
Facebook改めMetaが販売しているMeta Quest2だね
超本格的なモーショントラックはできませんが、手の動きをトラッキングしてくれるなど簡易的なトラッキング機能はあります。歩いたという判定もある程度は認識してくれますし、メタバースを楽しむくらいの用途なら十分だと言えます。
実際にMeta Quest2でメタバースを始めましたが、十分に楽しめています。
価格は59,400円か74,400円です。(価格の違いは128GBか256GBの容量の差です)
実際にMeta Quest 2を使用してみると容量は128GBでも十分なので、こだわりがなければ128GBを選べば良いでしょう。
こちらの記事でMeta Quest 2をレビューしていますので、合わせてご覧ください
高性能なゲーミングPC
オールインワンタイプのVRゴーグルのみを使う人には不要ですが、PC接続タイプを使ったりVR無しでメタバースに入ったりする場合には高性能なゲーミングPCが必要になります。
ゲーミングPCに限定しているのは、グラフィック性能が必要なためです。ゲーミングPCはたいていグラフィック性能を高めているため、ハイエンドなゲーミングPCであればあるほど何不自由なくメタバースを楽しむことができます。
PCだけでもプレイできるVRChatも中には凄く重いワールドがあったりしますし、ワールド内の人口が多くなることもありますから。最低限求められる要件はそこまで高くないのですが、快適に楽しむとなると高性能なゲーミングPCは必要になります。
具体的にどれくらいのスペックが必要なのかな?
あや
よしぞー
目安としてRTX3060クラスのGPUを積んでいればアバターの改変も含めてストレスなくで楽しめるよ
メタバースVRを楽しむためのPC選びはこちらの記事も参考にしてください。
マイク
VRゴーグルにはマイク内蔵のものも多いのであまり気にしなくても良いですが、マイク内蔵ではないデバイスを使う人は別途マイクを買う必要があります。
たとえば、PCだけでメタバースをプレイしたいという人はほぼ必須です。テレワークでPC用マイクを買った人や、普段からゲームでマイク付きヘッドセットを使っている人なら、持っているもので構いません。
とりあえずメタバース内で快適に会話を楽しめればいいので、性能はそれなりで十分です。
イヤホン
VRゴーグルにはスピーカーが付いていますが、音が漏れます。
またPCメタバースであっても、メタバース空間上で自分だけのデリケートな趣味に浸っている際の会話内容を家族に聞かれたらたまったものではありません。
Quest2などVRゴーグルにはイヤホン端子が用意されているので、用意しましょう。
よしぞー
耳にかけるタイプのイヤホンはVRゴーグルと干渉してしまうので、シンプルな形状のイヤホンの方が良いよ!
メタバースを始めるにあたってよくあるQ&A
メタバースの始め方や、始める際に必要になる機材について説明してきました。最後に、メタバースを始める際の注意点を含め、メタバースのやり方に関するよくあるQ&Aを紹介します。
メタバース、ぶっちゃけ楽しい?
メタバースというと、旬な技術であったり将来性の話ばかりが先行しているように感じます。
しかし、メタバース環境で遊んでいて感じるのは、インターネット空間上に日常の生活環境がもう一つできたような感覚です。
現実世界とちょっと違うのは、異なる性別、年代、国籍、社会的な立ち位置など様々な人たちが同じ空間の中でコミュニティを形成しているという事。
10代の若者と40代の大人が普通に一緒に過ごしています。
多様性への理解もあるよね
あや
よしぞー
アバターは可愛い女の子だけど中身はおじさんで、おじさんどうしで頭撫であったりしてるもんね
また、メタバースという事で、これまでのソーシャルと比べてリアリティが半端なく高いのが特徴です。
その中で楽しめるかどうかは、気の合う仲間・趣味嗜好の合う仲間と出会えるかどうかが重要なポイントです。
日常生活での仲間が普通に増えた感覚で、そこには現実と同じ人間関係が有るわけで、良い関係を作れる人には楽しいツールになるはずです。
繋がった仲間とは、DiscordやTwitterなどメタバース以外のツールでもコミュニティを取り始めます。
ですので、最初はメタバースに遊びに行こうという感覚だったものが、気づけばAさんと遊ぼう、Bさんに〇〇を相談しよう、みたいなツールになっているように思えます。
逆に関係性の持てる仲間と出会うことが出来ないと、楽しいとは言えないかもしれませんね。
美しいワールド、面白いワールドもたくさんありますので、そういったワールドを楽しむことでメタバースの価値を生み出すこともできますが、それだけだと一周して飽きると思います。
未成年なんだけど遊べる?
メタバース自体は、未成年でも遊べます。
VRChat上では、未成年の学生さんともよく出会い一緒に遊んでいます。
ただし、ゲーム内のNFTアイテムに課金したりマネタイズしたりしようとすると、仮想通貨が必要です。仮想通貨は未成年は基本的に利用できないので、未成年でNFTまで利用するのは難しいでしょう。
スマホでもメタバースは楽しめる?
一部、スマホでも楽しめるメタバースゲームがあります。
よしぞー
代表的なのはClusterだね
どういうゲームなの?
あや
よしぞー
VRのSNSみたいな感じ
Clusterは、VRChatのようにかなり自由な空間です。アバターも美少女や人外など幅広いものを使う人が多く、国籍・性別問わず楽しんでいる様子を伺うことができます。ワールドの作成も可能ですし、NFTも必要ないので初心者向きです。
そのうえ人口も増えてきています。
スマホでアプリをインストールすれば楽しめるので、初期費用がすぐには捻出できないという人は、まずはスマホでClusterを楽しむところから始めると良いのではないでしょうか。
注意するべきことはある?
VRChatなど金銭を必要としないメタバースで遊ぶ分には気にする必要はありません。
ただ、NFTなど金銭が絡むメタバースを楽しむケースで最も注意しないといけないのは、セルフゴックスです。
セルフ…なんだって?
あや
よしぞー
仮想通貨を自分でなくしてしまうことだね
誰かに盗られるわけでもなく、自分自身の過失が原因で仮想通貨を失うことがあります。メタバースを利用するにあたって仮想通貨を扱う人は、必ず注意してください。よくある紛失原因は、以下の3つです。
- 間違ったアドレスに送金してしまった
- 2段階認証用のスマホが故障した、紛失した
- 秘密鍵をなくしてしまった
よしぞー
特に大事なのが、秘密鍵!
秘密鍵って何?
あや
秘密鍵というのは、自分がその仮想通貨の所有者だということを証明するためのデータです。これは所有者だけが知っている暗号コードです。
この暗号コードですが、紛失しても再発行はできません。
秘密鍵を紛失してしまった場合、そのウォレットに入っている仮想通貨は永遠に使えなくなります。
イメージとしては、特殊な鍵でしか開かない堅牢な金庫にお金を入れて、その鍵を失くしてしまったという感じです。お金はそこに確かにあるのに、使う手段がなくなります。
しっかり管理して、紛失しないようにしましょう。
メタバースのやり方は簡単! 気軽に仮想世界を楽しもう
メタバースのやり方や、おすすめプラットフォームについて語ってきました。
メタバースは一見難しく感じられるのですが、実はとても簡単なことです。仮想空間上で誰かとコミュニケーションを取ったりできるものだ、と考えれば単純明快ですよね。要はネット上のサービスですから、難しいことを考えずとりあえず飛び込んでみることをおすすめします。
今回説明したメタバースのやり方を参考に、自分に合うプラットフォームを選び、実際にメタバースを楽しみましょう!