大人気ゲームシリーズ最新作のモンハンライズ。2022年にはサンブレイクも発売され、さらに遊びの幅が広がりました。
モンハンライズはSwitch以外に、PCにもSteamで販売する形で対応しています。
ただ、モンハンライズを遊ぶには、相応のスペックのPCが必要です。低スペックPCでは、モンハンライズは遊べません。
そこで今回は、モンハンライズを遊ぶための推奨スペックや、おすすめゲーミングPCなどについて紹介していきます。
目次
モンハンライズにゲーミングPCは必要?
モンハンライズを遊ぶには、ゲーミングPCが必要です。
モンハンライズに限らず、ゲームの3Dグラフィックを動作させるにはGPUが必要になります。
GPUは一般のPCには搭載されないことが多いです。ブラウジングや文書作成程度の作業を想定しているPCが多く、それらの作業ではCPUに内臓されているGPUだけで全く問題がありません。
一方ゲームはGPUがなければ厳しい作品がほとんどなので、ゲーミングPCにはGPUが搭載されます。
ゲーミングPCが必要というよりも、高性能なGPU目当てにゲーミングPCを買う必要があるということです。
なお、高性能GPUがあればゲーミングPCである必要はありません。
ただし、ビジネス用PCでゲームにも使える高性能GPUが搭載されたモデルはプロクリエイター向けとなり、ゲーミングPCより高くなるので注意しましょう。
モンハンライズの最低スペックと推奨スペック
モンハンライズを遊ぶのに必要なPCスペックは、公式で最低スペックと推奨スペックが公表されています。これはあくまでも最低限のスペックですが、とりあえず推奨スペックを満たしてさえいれば動作的には問題ありません。最低スペックより下の場合は、動作自体が難しいです。
そんなモンハンライズの最低スペックと推奨スペックについて、紹介していきます。
モンハンライズの最低スペック
- CPU:Core i3-4130/Core i5-3470/AMD FX-6100
- GPU:GeForce GT1030/AMD Radeon RX 550
- メモリ:8GB
- ストレージ:36GB以上の空き容量
CPUとGPUは古いパーツが記載されています。
モンハンライズの最低スペックは、フルHDの解像度で30fpsで遊ぶために最低限必要な動作環境のことです。意外と高くありませんが、30fpsではプレイ体験を大きく損ねてしまいます。
ただ、現行販売モデルからゲーミングPCを購入する場合、多くのPCでこのスペックを上回っているためあまり気にする必要はありません。
特徴的なのは、メモリです。最低スペックで8GBというのは、比較的重い部類になります。マウスコンピューターなどのBTOメーカーでは、基本的に16GBのメモリが採用されているので気にする必要はありません。
ただし、BTOメーカー以外で10万円から15万円までのエントリーモデルを購入しようと考えている場合は、8GBのPCもあるので注意しましょう。
基本的に、メモリは最低スペックより4GB以上は大きいほうがいいです。
モンハンライズの推奨スペック
- CPU:Core i5-4460/AMD FX-8300
- GPU:GeForce GTX1060/AMD Radeon RX570
- メモリ:8GB
- ストレージ:36GB以上の空き容量
推奨スペックは、最低スペックよりもそれなりに高くなっています。
GTX 1060は、現行PCに搭載されることのあるGPUでたとえるとGTX 1650に近いです。ただ、フルHDでのフレームレートはGTX 1060のほうが上になります。旧世代ではあるものの、エントリークラスとしては若干性能が高めのGPUです。
推奨スペックを上回りたいなら、最低でもGTX 1660以上は必要になります。
ただ、モンハンライズをフルHDで設定を落とさずに60fps以上出そうと思えば、RTX 3050以上は必要です。
モンハンライズにおすすめなゲーミングPC4選
モンハンライズの推奨スペックについて解説してきました。要約すると、モンハンライズを快適に遊ぶにはRTX 3050以上のミドルクラスのPCが必要だということです。加えて、メモリも12GB以上が理想的。それを踏まえたうえで、今度はモンハンライズにおすすめなゲーミングPCを4つ紹介していきます。
【60fps以上】 G-Tune HM-B(プレミアムモデル)
- CPU:Core i7-12700F
- GPU:GeForce RTX 3060
- メモリ:16GB
- ストレージ:512GB NVMe M.2 SSD
G-Tune HM-Bは、はじめてのゲーミングPCとして使いやすいのが魅力です。
モンハンライズの推奨スペックを軽く上回る性能があり、現行の人気ゲームのほとんどを問題なくプレイできます。モンハンライズならフルHDで60fps張り付きでプレイできるだけでなく、設定によっては100fpsも可能です。
さらに、長時間のプレイに耐えられるように冷却性も考えられています。エアフローの設計が巧妙で空気がしっかり循環するだけでなく、大型の空冷ファンを搭載。底面には大型吸気口があり、水洗いができるマグネット式のダストフィルターが装着されています。
性能が高く、メンテナンス性も高いので初心者に非常におすすめです。
【144fps】G-Tune PP-Z
- CPU:Core i7-13700KF
- GPU:GeForce RTX 3070
- メモリ:32GB
- ストレージ:1TB NVMe Gen4×4 M.2 SSD
最新の第13世代Core i7を搭載しているのが特徴のゲーミングPCです。前世代のCore i9とほぼ同等の性能があるため、ゲームだけでなく動画撮影・配信などクリエイティブな用途にも便利に使えます。
さらに、ストレージは高速SSDを搭載。通常のSSDよりも通信速度がはやいので、モンハンライズの起動やロードが非常に早くなります。
メモリもストレージも容量が大きく、全体的に高性能。
モンハンライズなら設定をあまり落とさなくてもフルHD144fpsを出せるうえ、設定を落とせば200fpsにも届く性能があります。
モンハンライズを含むさまざまなゲームを高フレームレートで遊びたい方や、モンハンライズの動画や配信などにも挑戦したい方におすすめです。
【200fps】G-Tune EP-Z
- CPU:Core i9-12900KF
- GPU:GeForce RTX 3080
- メモリ:32GB
- ストレージ:1TB NVMe Gen4×4 M.2 SSD
第12世代Core i9にRTX 3080を組み合わせた、現行世代でトップクラスの構成です。GPUにはRTX 3090というフラッグシップモデルもありますが、ゲーム用途なら3080で十分。
モンハンライズでフルHD240fps出せるだけでなく、WQHDでも高フレームレートで遊べるのでさまざまな環境に対応できます。3DCG制作などもできるほどの高性能ゲーミングPCです。
処理性能が全体的に高いため、どのようなゲーム・作業をしても全く問題ありません。メモリ容量が足りなくなることもないでしょう。
ストレージも1TBの超高速SSDを搭載しており、OSの起動・モンハンライズの起動とロードが爆速になります。
デザインもほかのG-Tuneシリーズとは一線を画しており、スタイリッシュです。サイドパネルはガラスになっており、内部が見えるようになっています。そのうえ、ワンプッシュでオープン可能。メンテナンス性も非常に高いです。
全体的にクオリティが高く、初心者から上級者まで幅広い人におすすめ。
【ノートPC】G-TUune E5
- CPU:Core i7-12700H
- GPU:GeForce RTX 3060 Laptop GPU
- メモリ:16GB
- ストレージ:512GB NVMe M.2 SSD
幅広い用途で使えるミドルクラスゲーミングノートPCです。
モンハンライズの推奨スペックを大きく上回る性能があり、フルHD60fps張り付きでプレイできます。設定によっては100fpsも超える性能です。はじめてゲーミングノートPCを購入する方や、外出先でもモンハンライズを遊びたい方におすすめ。
ただし、難点もあります。
本機のディスプレイは、60HzのフルHDディスプレイです。このディスプレイでは60fpsまでしか出力できません。100fps以上出せる性能があるPCに搭載するディスプレイとしては、性能が低いです。
そのため、より高フレームレートで遊びたい場合は上位モデルの「G-Tune E5-165」をおすすめします。
こちらはディスプレイが144fpsWQHDノングレアディスプレイに変更されており、よりモンハンライズを快適に遊びやすいです。
そのうえメモリも32GBに増設されており、高コスパ。
予算に少しでも余裕があり、モンハンライズを高フレームレートで遊べるノートPCが欲しい場合はこちらを選びましょう。
モンハンライズを遊ぶうえでのPCスペックの基礎知識と選び方
モンハンライズを遊ぶのにおすすめのゲーミングPCについて紹介してきました。ただ、ゲーミングPCは選択肢が豊富です。予算も10万円から50万円まであり、ピンキリ。自分で選べるよう、PCスペックの基礎知識とモンハンライズに適したスペックの選び方について紹介します。
CPUをチェック
CPUは、PC全体の処理を担うパーツです。人間で言うところの脳になります。
たとえばGPUを心臓としましょう。心臓が血液の循環処理をすることにより、酸素と血液が人間の体を駆け巡ります。
ただ、心臓は独立して動くのではなく、脳の命令を受けて動いているものです。
PCにおいてGPUがグラフィック処理をしていますが、CPUはその処理動作も含めて全体を統括して処理するということ。
CPUの性能によって、PC性能は大きく異なります。
たとえばGPUを超高性能にしても、CPUがエントリークラス程度の性能では、GPUの性能を発揮しきれません。
モンハンライズを快適に遊ぶ場合、最低でもCore i5-11400はほしいところです。第11世代のCore i5で、推奨スペックよりは処理性能が高くなります。現行のゲーミングPCに搭載される最低ラインのパーツです。
ただ、ミドルクラスのGPUが欲しいことを考えると、より快適にするにはCore i5-12400が最低ラインになります。
GPUをチェック
GPUは、3Dグラフィックの処理を担うパーツです。GPUの性能が高くなければ、高解像度・高フレームレートで遊ぶことができません。
フレームレートというのは、1秒ごとに画像を表示させる枚数のことです。たとえば60fpsは1秒毎に画像が60枚表示されます。パラパラ漫画やアニメーションと同じで、1秒間あたりの枚数が多いほうが動きは滑らかです。
モンハンライズを遊ぶのなら、GPUは最低でもGTX 1660が基準になります。
これは公式の推奨スペックを満たせる最低ラインであり、設定を落とせばフルHD60fpsで遊べる基準です。
ただ、設定を落とさずフルHD60fps以上で遊びたい場合は、RTX 3050以上が基準になります。RTX 3060なら144fpsとまではいかなくても100fpsは超えられるので、予算の都合が合えばRTX 3060がおすすめです。
メモリをチェック
メモリは、PCが処理するデータを置いておくための場所です。作業台のようなもの。作業台が大きいほうがたくさんの物を置けるのと同じで、メモリが大きいほうがたくさんのデータを処理できます。
メモリが小さいと処理しきれずフリーズしたりゲームが落ちたりするので、メモリには余裕がほしいところです。
モンハンライズ最低スペックの項目で、「メモリは基準値より大きいほうがいい」と説明しました。
これは、PCは常にメモリを消費しているためです。たとえばOSが起動しているだけでもメモリを消費します。ほかにもウイルスソフトなどバックグラウンドで動いているソフトウェアがあればメモリを消費するので、推奨スペックギリギリだと場合によっては足りなくなりかねません。
モンハンライズはメモリが8GB以上推奨なので、最低でも12GBは欲しいところです。
ただ、設定を落としたりゲームを遊ぶときにほかのソフトを全て落としたりすれば、8GBでも十分遊べます。
ストレージをチェック
ストレージは、PCにインストールしたデータを保存しておくための場所です。画像を保存したり、ゲームをインストールしたときにはストレージを消費します。これはファイルが存在し続ける限りストレージがその分埋まるので、多ければ多いほど良いです。
モンハンライズはメモリ容量が大きいゲームなので、500GBでは少し足りなくなる可能性もあります。より多くのゲームをプレイしたい方や、仕事のファイルで圧迫する可能性のある方は1TB以上がおすすめです。
さらに、ストレージにはSSDとHDDという種類による違いもあります。
SSDは高速通信が売りのストレージです。OSの起動、ゲームの起動とロードなどが早くなります。モンハンライズはロードが多いゲームなので、SSDがおすすめです。
HDDはSSDほど通信速度が早くありませんが、その分価格が安価で大容量化しやすいのがメリットとなります。
たとえば500GB SSDのPCをカスタマイズする際、SSDは据え置きにして、1TB以上のHDDを搭載させると1.5TBの大容量を得られるうえにコストを抑えることが可能。
両方搭載させるのも視野に入れると、PC選びの幅はより広がります。
モンハンライズのためのゲーミングモニターの選び方
モンハンライズを遊ぶうえで大事なのは、PCスペックだけではありません。スペックの高いPCでモンハンライズを高設定で遊びたいという方ほど、モニターが重要になります。そこで今度は、モンハンライズを快適に遊べるゲーミングモニターの選び方について紹介しましょう。
モンハンライズにゲーミングモニターは必須!
まず、モンハンライズにおけるゲーミングモニターの必要性について紹介します。
結論から言えば、モンハンライズを60fpsより高いフレームレートで遊びたい場合はゲーミングモニターが必須です。
一般的なPCモニターは、60fpsまでしか対応していないのが理由。100fps以上の高フレームレート値を出せるPCを購入したところで、60fpsまでしか出力できなければ意味がありません。
リフレッシュレートをチェック
モニターには、リフレッシュレートというものがあります。これが、ゲーミングモニターが必要な最大の理由です。
リフレッシュレートは、1秒間に表示させる画像の枚数を指します。単位はHzです。
前述のフレームレートの説明と同じですね。
PC側が144fps出せるとしても、出力先のモニターが60Hzまでしか出せない場合、結果的に出力される映像は60fpsになってしまいます。
144fps出したい場合は、144Hz対応のモニターを選ばないといけません。
240fps出したい場合は、240Hzです。目標とするフレームレートに対応したリフレッシュレートのモニターを選びましょう。
解像度はフルHDが基本! WQHDもおすすめ
モニターの解像度は、簡単に言えば画像の情報量のことです。解像度が高くなるほど情報量が増え、その画像・映像が本来持っている情報をしっかり表示させられるようになります。解像度が増えたことで画面が綺麗に見えるので、高解像度を高画質と呼ぶということです。
さらに、解像度が上がることにより画面の表示領域も広くなります。ゲームをHDで起動したときとフルHDで起動したときとで、ウィンドウのサイズが変わることがあるのはそのためです。
ゲーミングモニターの解像度は、フルHDが基本になります。フルHDで十分綺麗な映像になりますし、高フレームレートを目指す場合は解像度はフルHDが最もバランスが良いです。解像度を上げればGPUの負荷も大きくなり、フレームレートが下がります。
ただ、次点でWQHDもおすすめです。
WQHDはフルHDよりも解像度が1段階高くなり、画質も表示領域も向上します。たとえばゲーミングPCで作業も行いたい場合には、WQHDの27インチモニターなどを使うほうが便利です。
モンハンライズに4Kは不要?
解像度の項目で4Kについて全く触れませんでしたが、それはモンハンライズに4Kは不要であるためです。
4Kは現状のゲームでは最高解像度であり、画面は確かに綺麗になります。
ただ、前述したように4KにするとGPUに非常に大きな負荷がかかりフレームレートが下がるのが難点です。現行のゲーミングPCで4Kで100fps以上出そうと思えば、予算は40万円以上になります。
そのうえ、4Kともなると画面の表示領域も非常に広いです。モニターのサイズが大きくないと文字などが小さくなってしまうので、4Kモニターになるとサイズも大きくなります。
よほど予算に余裕があり、PCデスクが広く4Kにこだわりのある方以外にはおすすめできません。
モンハンライズはデスクトップとノートPCどっちがいい?
モンハンライズは、デスクトップでもノートPCでも問題なく遊べます。
ただ、ノートPCでなければならない理由が特に無い場合は、デスクトップのほうがおすすめです。
ゲーミングPCは、同性能の場合デスクトップPCのほうが安くなります。ノートPCは小型にしなければならない都合などがあり、同じ性能でも若干割高です。
さらに、搭載させられるパーツもデスクトップPCのほうが幅が広くなります。ノートPCは小型化の都合上、高性能GPUは搭載させにくいです。前述したG-Tune E5のようにノートPC用のGPUもありますが、たとえばRTX 3080などのハイエンドGPUはありません。
性能の頭打ちがあるうえにBTOメーカーで購入時のカスタマイズの幅も狭いので、ノートPCは特に理由が無ければおすすめしにくいです。
ただ、「外でもモンハンライズを遊びたい」「外出先での作業用と両立させたい」という場合は、ノートPCを購入しましょう。
PC版モンハンライズが重い・起動しないときの対処法
PC版モンハンライズは、場合によって重くなったり起動しなかったりします。対処法は原因によってさまざまです。そこで今度は、PC版モンハンライズが重い・起動しないときの対処法について紹介します。
起動しないときはファイルの整合性をチェック
モンハンライズがそもそも起動しないときは、ファイルの整合性をチェックしましょう。
まず、Steamを起動します。上のメニューから「ライブラリ」を選択し、左のメニューでモンハンライズを選びましょう。
右クリックして、プロパティを開きます。
プロパティに「ローカルファイル」のタブがあるので、開いてください。下のほうに「ゲームファイルの整合性を確認」という項目があるので、クリックします。
確認完了後再起動すれば、解決することが多いです。
「config.ini」を削除する
これは、モンハンライズの動作が重いとき、起動できないときの対処法としてカプコン公式が挙げている方法です。
オプションのグラフィック関連の設定で利用中のPCスペック以上の高設定にして、重くなったり起動しなくなったりしたときの対処法になります。
まず、ゲームを実行していない状態にしてください。
Steamクライアントの「ライブラリ」から「MONSTER HUNTER RISE」を右クリックして、「管理」を選択します。
「ローカルファイルを閲覧」を選択し、ローカルファイル内にある「config.ini」を削除してください。このとき、念のため削除前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
削除したらSteamクライアントから「プレイ」をクリックして実行すれば、起動できるはずです。
これは、コンフィグ設定データファイルを消去することにより、高負荷設定を初期化する方法になります。高負荷設定にしていないのに起動しない場合には使えないので、注意しましょう。
また、ゲームのビデオ設定画面が開ける状態であればゲーム内から設定変更するほうが安全です。
ゲーム内のグラフィック設定を軽くする
モンハンライズに限らず、ゲームはビデオ設定を高くすればするほど重くなります。基本は高くしたほうがいいですが、重くなっているということはPCのスペックに合っていない設定になっている可能性が高いです。
少しずつ、下げていきましょう。
まず、各種フィルター関係を全てオフにするのがおすすめです。これらは視認性の観点からもあまりおすすめできず、重くなるので基本的にオフで問題ありません。画質が下がるわけでもないので、躊躇することなく下げてしまいましょう。
続いて、垂直同期です。オンにすることで画面の断層ズレを防げますが、たいていの環境では断層ズレは滅多に起きないのでオフにしましょう。
また、モンハンライズにはグラフィック設定のプリセットがあります。ここで高・中などを選べるので、よくわからない場合はこれを一段階落としてみてください。
Windowsの電源設定をチェック
Windowsの電源設定がバランス・省電力などになっていると、PCの性能を活かしきれなくなります。性能は問題ないはずなのに重くなってしまう場合は、電源設定をパフォーマンス優先の設定にしましょう。
Windowsの設定から、「電源設定」を選択すれば変更可能です。
グラフィックドライバーを更新する
グラフィックドリアバーが古くなると、さまざまな問題を起こすことがあります。たとえば周辺機器が正しく動作しなくなったり、重くなったりすることがあるので注意が必要です。
この場合はグラフィックドライバーを更新すれば、解決します。
GeForceシリーズを使っている場合は、NVIDIAの公式サイトにアクセスしてください。そこで最新バージョンのドライバーをダウンロードしましょう。
GPUの型番を確認し、該当する型番の最新ドライバーを選択します。
ドライバーの更新が完了したら、モンハンライズを再起動して動作確認をしてください。
Windows Updateが保留になってないかチェック
Windows Updateが保留になっていると、モンハンライズに限らずPCの動作全般が重くなることがあります。これはアップデートにメモリ容量を取られているためです。
さらに、システム更新によって一部トラブルが自動的に修復されます。
Windows Updateについて確認しましょう。
まず、Windowsの設定を開きます。システムタブから「Windows Update」を選択し、更新プログラムのチェックをクリックしましょう。更新できるプログラムがあれば、インストールしてください。
更新できるプログラムが無ければ、原因は他にあります。
PC版モンハンライズに関するよくある質問
最後に、PC版モンハンライズに関するよくある質問への答えを紹介していきます。モンハンライズはクロスプレイに対応しているのかどうか、音が出ないときはどうしたらいいかなど気になる点があればぜひご参考ください。
モンハンライズはPCとSwitchでクロスプレイできる?
モンハンライズは、PCとSwitchとのクロスプレイには対応していません。クロスセーブにも対応しておらず、全てPCとSwitchそれぞれで独立しています。セーブデータの引き継ぎも不可能です。
モンハンライズはPCとSwitchどっちがいい?
一緒にモンハンライズを遊ぶ人がどちらを遊んでいるかで決めるのが、最もおすすめです。
モンハンライズはクロスプレイに対応していないため、Switch版を遊んでいる友達とはSwitch版でしかマルチプレイができません。PC版に関しても同様です。友達がPC版を遊んでいればPC版、Switch版を遊んでいるならSwitch版がおすすめ。
ソロプレイ前提であれば好みで問題ありませんが、高解像度高フレームレートで遊べるPC版のほうがおすすめです。
モンハンライズのPC版で音が出ないときは?
モンハンライズのPC版を遊んでいて音が出ないときは、まず既定のサウンドデバイスを変更しましょう。
Windowsの設定「サウンド」から、「使用するサウンドデバイス」を選択することで設定変更可能です。オーディオコントロールパネルからも変えられます。
ここでミュートになっていないかどうか、自分が使っているヘッドホンやスピーカーが既定のデバイスになっているか、無効になっていないかをチェックしましょう。
さらに、Steam側のサウンド設定もチェックしてみてください。
Steamでゲームを起動し、設定画面を開いてサウンド設定を表示します。再生デバイスなどの設定を変更すれば、音が出るようになることが多いです。
まとめ|適したPCでモンハンライズを快適に遊ぼう!
モンハンライズのSteam版は、適したスペックのゲーミングPCがあれば快適に遊べます。より高解像度・高フレームレートで遊ぶには、推奨スペックを大きく上回る性能が必要です。
RTX 3060以上であれば、フルHD環境で60fpsから100fpsは出ます。高解像度・高フレームレートを目指すなら、RTX 3060以上のGPUを搭載したミドルクラス以上のゲーミングPCを購入しましょう。
ある程度の予算は必要ですが、これによってモンハンライズだけでなくさまざまなゲームを快適に遊べるようになります。
適したPCで、モンハンライズを快適に遊びましょう!