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「ROG Gladius III Wireless」レビュー・フィット感最強でマルチなゲームに使える王道ゲーミングマウス

6 min
ROG Gladius III Wireless

ASUSのゲーミングマウス、ROG Gladius III Wirelessです。

近年オーソドックスとなりつつある左右非対称のエルゴノミクスな形状をよりブラッシュアップし、右利きユーザーが、「より持ちやすく」、「より快適に操作しやすく」したゲーミングマウスです。

接続は無線(2.4GHz・Bluetooth)と有線の3種類の接続をカバー。基本性能も申し分なく、価格も手ごろ、どんなゲームジャンルにも使いやすい。

そういった観点から価格コム プロダクトアワード2021のゲーミングマウス部門にて銀賞を受賞しています。

スペックの高いゲーミングマウスを選ぶのであればROG Gladius III Wirelessを選べば外さない。そんなマウスに仕上がっています。

よしぞー

よしぞー

使用してみた感想と合わせ詳しく紹介していきましょう!

ROG Gladius III Wireless の基本的な仕様・デザイン・特徴

まず、ROG Gladius III Wirelessの仕様・デザイン・特徴から紹介していきます。

仕様

  • 接続方式:有線・無線2.4GHz・Bluetooth
  • 100~19000dpi、400ips光学センサー、1000Hzポーリングレート
    (ROGファームウェアの更新にて26000DPIにアップデート可能)
  • ROG マイクロスイッチ + 交換用スイッチ(オムロン D2FP-FN)
  • ボタン:6 プログラミングボタン & スクロールホイール
  • 直感的な操作で細かな設定が可能なASUS ArmoryCrateソフトウェア
  • 重量:89g
  • 2.4GHz RFで最大55時間、Bluetooth接続で最大85時間のゲームプレイが可能

デザイン

本体真上から・左右非対称で右利きに持ちやすいエルゴノミクス形状
よしぞー

よしぞー

手や指の形や動きを研究し、長時間のゲームでも疲れづらくすることを目的に設計されたげマウスをエルゴノミクス形状のゲーミングマウスと呼ぶよ

斜め後ろ
左サイド:素材に切り込みが入っている事で滑り止めにもつながる形状・サイドボタンのみ質感が異なるのが面白い
左側斜め前
フロント
右面:指が当たる部分は滑り止めの切り込みが入っている
右面斜め後ろ
背面・人の手に合わせたかのような形状で、手を添えた際のフィット感が非常に高い
背面にはワイヤレスの切り替えスイッチ、Bluetoothのペアリングボタン、Profileボタンが配置されている・2.4GHz接続用のUSBドングルも収納されている
無線の切り替えスイッチと、Bluetoothペアリングボタン
USBドングルは下側に配置されている・収納時は磁石で固定されるため落ちる心配は感じられない
USBドングルは指でつまんで取り外せる
4隅に貼られたマウスパットと干渉するソールは『100%PTFEテフロン』が採用され、摩耗が少なく滑りが良いのが特徴
ソールの保守パーツも付属するため、はがれたり摩耗した時には張り替える事が可能
USBはType-Cが採用
USBケーブルはASUS独自のパラケーブルが付属されており、このケーブルは柔らかくサラサラとして干渉することが無い・有線接続時でもストレスなくマウス操作が可能

全てのUSBケーブルがパラケーブルになったら良いのにって考えちゃうほど良いよね

あや

あや

ROGスイッチツイーザーと交換用のスイッチ(オムロン製)
USBエクステンダー:USBドングルとPCが遠い場合に近づけるために使う
USBドングル・USBエクステンダー・USBケーブル
このように合体させること
USBケーブルの距離分だけマウスにUSBドングルを近づけさせることが出来、通信が安定する仕組み
実測の重さは、USBドングル込みで90g、USBドングル無しで88.5g

ROG Gladius III Wirelessの特徴と使ってみた感想

ここまでデザインや仕様などを紹介してきました。ここからは実際に使用して感じた感想を述べていきます。良かった点もたくさんありますが、逆に気になった点もありますので、感じたことをそのままお伝えします。

人の手を研究しつくしたレベルの高いフィット感

ROG Gladius III Wirelessを握って最初に感じたのが、圧倒的なフィット感。

私は分かりやすい「かぶせ持ち」タイプのユーザーですが、言葉を選ばずに言うと「俺の手に合わせてきたな」と言わんばかりのフィット感で驚かされました。

覆う手のひらの大半でマウスを添えている感覚で、このマウスを使った後で別のマウスを持つと、改めてフィット感の重要性を思い知らされるレベルです。

俺の手に合わせてきたは言い過ぎっしょ!

あや

あや

よしぞー

よしぞー

これまで愛用していたマウスが一気に持ちづらいと感じたレベルのフィット感だよ

ボタンの配置とクリック感も絶妙

フィット感が絶妙という話をしましたが、合わせてボタンの配置場所も申し分ありません。

私の手は一般男性の平均的なサイズですが、サイドボタンのどちらにも親指アクセスできる場所に配置されており、ボタン操作におけるストレスが一切ありません。

合わせて定評のあるROGマイクロスイッチのクリック感です。

ROGマイクロスイッチは、絶妙な圧力の中でのカチカチっというクリック感でストレスとは無縁です。

赤いパーツがROGマイクロスイッチ

マウスのスイッチは、ハズレを引くと本当にクリックしづらいものもありますが、ROGマイクロスイッチは「ずっとクリックし続けたい」と感じさせるとともに、誤クリックしづらいスイッチだとも感じています。

サイドの滑り止めが良い仕事をしてくれる

ROG Gladius III Wirelessはマウスを支える親指と薬指が配置される部分に斜めのラインが削られています。

この削られているラインには文字が刻まれており、文字を照明で演出したりとデザイン的な観点もありますが、マウスを支える際の親指や薬指をあてる部分に位置しているのがポイントです。

マウス左側
マウス右側

刻まれたラインに対して指を添える形になり、マウスを握ったときのグリップ感を高める要素に繋がっています。

かっこよく見せてるだけじゃなくて実用的な配慮があるのね

あや

あや

交換用のスイッチがあらかじめ用意されている

ROG Gladius III Wireless には、オムロン製の交換用スイッチが付属しています。

マウスのスイッチは長年使い続けるとチャタリングを起こしてしまうなどのトラブルが生じてきます。

チャタリング=ドラッグしたはずなのにドラッグできていなかったり、シングルクリックがダブルクリックになる等の症状

ROGマイクロスイッチは7000万回に耐える耐久性の高いスイッチですが、いつかは寿命が来てしまう事は否めません。

そしてお気に入りのマウスは長期間使い続けたいというユーザーの希望がありますが、メーカー側としては毎年新製品との入れ替えがあって、寿命が来た際に、同じマウスを手にできないケースもあるでしょう。

そんな時に保守部品として交換用スイッチが付属されているのは感謝としか言いようがありません。

と、基本的にありがたい話なのですが、これはイマイチと感じたポイントもあります。

左の赤色のスイッチがROGマイクロスイッチ、右の黒色のスイッチが交換用のスイッチですが、形状が異なります。

ROGマイクロスイッチが横並びの3PINに対して、交換用スイッチは別のPIN配置となっています。

このPIN配置のスイッチを取り外して、

こちらのPIN配置のスイッチを取り付けられるイメージが、私のようなマウスのスイッチ交換素人にはつきませんでした。

実際には上の写真の様に4つのPIN穴が開いているので問題なく取り付けは可能

取り付けの際、サクッとは行かず角度がズレるとPINが折れそうな不安を感じました。

垂直にスイッチを落としつつ強めに押すとスイッチが入っていくよ

あや

あや

特別軽いわけではない

ROG Gladius III Wirelessは、USBドングルを取り外した状態で、88.5gという軽さのゲーミングマウスです。

90g以下のマウスはゲーミングマウスの中では軽い部類に入りますが、軽さを追求するとより軽いマウスはたくさんあります。

特にここ数年はマウスの軽量化が進んでおり、60g~70g台のマウスも登場していますので、そういった超軽量マウスと比較すると重みを感じてしまいます。

ただ、極限まで軽量化を図ったマウスはそれなりの値段がしますし、機能が絞られているケースも多いです。

FPS/TPSなど瞬時の動きを求めるゲームが主でない場合は、 ROG Gladius III Wireless で問題になる事は一切ないはずです。

よしぞー

よしぞー

初めてゲーミングマウスを触るユーザーが ROG Gladius III Wirelessを使用したら「軽い!」って驚くはず

私たちは気付かないうちに超軽量が当たり前になっていたのね…

あや

あや

価格コムプロダクトアワード2021ゲーミングマウス部門で銀賞受賞

ROG Gladius III Wirelessは、価格コムプロダクトアワード2021にて、ゲーミングマウス部門にて銀賞を受賞しました。

https://kakaku.com/productaward/gaming-mouse.html

これまでに延べてきた全体的なバランスの良さが評価ポイントになったのだと感じていますが、銅賞のロジクールPRO X SUPERLIGHTの評価ポイント1411PTに対して、その倍以上の3009PTをゲットしての銀賞です。

ちなみに金賞を受賞したのが同ASUSのゲーミングマウス ROG Keris Wireless ですから、ASUSのゲーミングマウスの高い実力がしっかり評価された結果になりましたね。

> ROG Keris Wireless レビュー・FPSに特化した勝つためのゲーミングマウス

ROG Keris Wirelessもレビューしているので、合わせてご覧ください。

Keris WirelessとGladius III Wireless どっちを選ぶ?

左: ROG Keris Wireless 、右: ROG Gladius III Wireless

さて、ゲーミングマウスを探している方でASUSの製品に辿り着いたら必ず迷うのが、 Keris WirelessとGladius III Wirelessのどっちを選ぶか?です。

Keris Wireless はプロダクトアワード2021にて大賞(マウスのみじゃなく総合で)を受賞したマウスで、80gを切る超軽量マウスであるにもかかわらず78時間のバッテリー性能、1万円を切る価格など魅力的な要素が高いです。

一方 Gladius III Wireless も圧倒的なフィット感と、Keris Wirelessと比べると1ボタン多い仕様になっており、甲乙選びづらいですよね。

簡単な比較表を作成しましたので参考にしてください。

ROG Keris Wireless ROG Gladius III Wireless
DPI 〇 16000 ◎ 26000
ボタン数5ボタン6ボタン
接続Bluetooth LE
ケーブル:USB Type-C
無線2.4GHz
Bluetooth LE
ケーブル:USB Type-C
無線2.4GHz
サイズ62x39x118 mm68x44x123 mm
重さ ◎ 79.5g 〇 88.5g
バッテリー 〇 最大78時間 ◎ 最大85時間
フィット感
値段◎ 実売7000円程度〇 実売11200円程度
価格は2021年12月現在の情報
よしぞー

よしぞー

結局のところ遊ぶゲームの方向性によって選ぶのがベストだろうね!

私はFPSが好きだから軽いKeris wirelessを選ぶかな

あや

あや

よしぞー

よしぞー

逆にGladius III Wirelessは幅広いジャンルのゲームにオールマイティに対応できるって感じだよね

ROG Gladius III Wirelessでゲームを存分に楽しもう!

ASUSのゲーミングマウス、 ROG Gladius III Wireless を紹介してきました。

マウス選びに最も大切なフィット感やクリック感が素晴らしく、合わせて基本性能もずば抜けたマウスです。

これだけのスペックで実売11200円程度で購入できますので、マルチに使える良いゲーミングマウスを持ちたい方は検討して損はありません。

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よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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