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JN-27IPS240WQHDR-HSPレビュー! 高コスパな240HzのWQHDモニターを解説

6 min

JN-27IPS240WQHDR-HSPは、JAPANNEXTから発売された27インチのWQHDゲーミングモニターです。

フルHDよりも水平方向に広い表示領域を持ち、画面に表示されるドット数が多いのがWQHDの特徴。フルHDよりも作業に使いやすくなるだけでなく、画質も向上します。ゲームにおいても、視認性が向上するなどの良さがありとても魅力的です。

4Kと比較すると映像を表示させるためのPC負荷も低く抑えられるため、今人気になっているのがWQHDです。

そんなWQHDモニターの中で、240Hzと高いリフレッシュレートを出せるのが本機の特徴。

そこで本記事では、JN-27IPS240WQHDR-HSPの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

JN-27IPS240WQHDR-HSPの基本仕様

まずは、JN-27IPS240WQHDR-HSPの基本仕様を紹介します。本機のスペックと外観について、簡単に解説していくので、本機がどのようなモニターなのか簡単に知りたい方はぜひご参考ください。

スペック

  • 最大解像度:WQHD
  • 液晶サイズ:27インチ
  • パネルの種類:IPS系パネル
  • 最大リフレッシュレート:240Hz
  • 応答速度:1ms(MPRT)/3ms(GTG)
  • コントラスト比:1000:1
  • 表示色’1677万色(sRGB 99%/DCI-P3 95%)
  • 輝度:450cd/m2
  • 画素ピッチ:約0.233mm
  • 視野角:H178°/V178°
  • 表面処理:非光沢
  • フリーシンク対応
  • フリッカーフリー対応
  • ブルーライト軽減モード対応
  • HDR10対応(DP/HDMI)
  • MPRT対応(100Hz以上)
  • チルト:-6+20°
  • 高さ調整:130mm
  • スイベル:R30°/L30°
  • ピポット:R90°
  • VESAマウント:100×100mm(M4×12mm)

以上が、JN-27IPS240WQHDR-HSPのスペックです。

27インチのWQHDモニター。解像度が高くなれば、必要な画面サイズも大きくなります。小さい画面に高解像度を映し出すと、文字やアイコンが小さく表示されることがあるためです。

27インチであれば、大きすぎることもなく小さすぎることもなく、WQHDモニターとしては扱いやすい部類だと言えます。よほど狭い場所でなければ、置き場所に困ることもありません。

さらに、最大リフレッシュレートが240Hzと高いです。

リフレッシュレートってなんだっけ?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

1秒間に画面に表示される画像の枚数だね

PC側では、フレームレート(fps)と呼ばれます。PCが240fpsを出そうとしても、接続しているモニターのリフレッシュレートがそれに満たない場合、モニターの最大リフレッシュレートで表示されてしまうのがポイントです。

本機は最大リフレッシュレートが240Hzと高いので、240fps付近の高フレームレートでFPSやTPSをプレイしたい方におすすめ。

また、スタンドの機能も一通り揃っています。

全体的に扱いやすいWQHDモニターといったスペックです。

外観

JN-27IPS240WQHDR-HSPは、横と上部のベゼルが非常に狭いのがいいところです。ベゼルが狭いことによって、画面がより大きく感じられます。

ゲーム画面や動画などの迫力が増すうえに、集中する妨げになるものが視界に入りにくいのがいいところです。

さらに、下部にはおとなしいデザインのロゴが配置されています。JAPANNEXTはロゴのデザインが地味なのが、いいところです。

地味なのがいいの?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

ロゴが目立つのを嫌う人は多いからね

良い意味で目立ちにくく、作業やゲームの集中の邪魔になりません。

一方、背面デザインは少し賑やかです。

ゲーミングモニターらしく、ライティング機能が搭載されています。背面なので壁にライトが反射し、間接照明のような雰囲気が出るのがいいところです。

見えるところは大人しく、見えないところでおしゃれさを出しています。

JN-27IPS240WQHDR-HSPの良いところをレビュー

JN-27IPS240WQHDR-HSPのスペックと外観について、簡単に解説してきました。今度は、JN-27IPS240WQHDR-HSPの良いところについてレビューしていきます。どのような特徴と魅力があるのかが気になる方は、ぜひご参考ください。

240Hzの高リフレッシュレート対応

本機は、240Hzの高リフレッシュレートに対応しています。

一般的なゲーミングモニターのリフレッシュレートは、144Hzです。FPSやTPSにおいて、144fps以上でプレイするのが一般的になっているため、それに合わせた製品が多い傾向があります。

ただ、フレームレートやリフレッシュレートは、高ければ高いほど映像が滑らかになるものです。中には240fps以上でプレイするほうがいいという方も、大勢います。

そのような需要に対応できるのが、本機の魅力です。

作業領域が広く映像が綺麗

左から4K・WQHD・フルHD

本機の最大解像度は、WQHDです。

ゲーミングモニターとして一般的なのは、フルHD。

フルHDは画面のピクセル数が、1920×1080です。

一方WQHDは、2560×1440ピクセルになっています。画面のピクセル数が、ひとまわりほど多いのが特徴です。

複数のウインドウを横に並べて作業する場合や、ゲームで広くフィールドを見渡したい場合などに便利です。

さらに、ピクセル数が多いため映像が綺麗になります。

ん? 増えると綺麗になるの?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

表示できる情報の数が増えるからね

4Kをアピールするのに「毛穴まで見える」という文言が使われることがありますが、それはドットの数が増えたことにより情報量が増えたということです。フルHDではピクセル数が足りず、毛穴まで表現できないところ、4Kではピクセル数が足りているため毛穴まで表現できるということ。

これが、高解像度になれば高画質になる理由です。

作業領域が広く映像が綺麗になるので、ゲームをする方でもそうでない方でもWQHDの恩恵は大きいと言えます。

色再現性が高い

本機は、色の再現性が比較的高いです。

色の再現性というのは、その言葉の通り、本来の色をどれだけ再現できるかを示す指標のこと。よく使われるのは、sRGBという指標です。

sRGBというのは、国際電気標準会議が定めたRGB空間の定義のこと。Windows環境で基準となる色空間のことです。

本機は、sRGB 99%となっています。

これは、sRGBの色の空間(範囲)を99%カバーできるということです。より幅広い色の表現ができる、ということだと思っていれば間違いありません。

このように、本機は色の再現性が高いため、ゲーム映像の色の表現がより鮮明になります。作者が描きたかったグラフィックに忠実な映像が楽しめるので、映像表現が凝っているRPGや映画などに最適です。

また、色の再現性が高いということは自分が表現したい色を表示できるということでもあります。

そのため、ゲームや映像コンテンツを楽しむだけでなく、イラスト制作や動画編集、画像編集などにも使いやすいです。

フリーシンクなど機能性が豊か

本機には、フリーシンクなどさまざまな機能が搭載されています。

フリーシンクは、可変リフレッシュレート機能のひとつです。PCのフレームレートに応じて、モニターのリフレッシュレートを自動で調整する機能のこと。この機能があれば、フレームレートの上がり下がりに対応できます。

フレームレートとリフレッシュレートが乖離すると、画面にヒビが入ったようになることがあるので、自動調整してこの二つを合わせられるのは大きなメリットです。

他にも、以下のような機能が搭載されています。

  • フリッカーフリー
  • ブルーライト軽減モード
  • ゲームモード

フリッカーフリーは、画面のちらつきを抑える機能です。ちらつきを抑えることで、ゲームに勝ちやすくなるだけでなく、眼精疲労の軽減もできます。

ゲームモードは、ゲームを快適にするさまざまな機能が使えるモードです。画面の中心にグリッドを表示させて照準をわかりやすくしたり、見えにくい場所にいる敵を見分けやすくしたりできます。

ハードウェアチートにあたるのではないかという議論もあるのですが、少なくとも練習には使いやすい機能です。

PS5との120Hz接続に対応

本機は、PS5との120Hz接続に対応しています。

PS5の設定画面から120Hz出力を有効にした状態で本機と接続すれば、120Hzのリフレッシュレートでゲームをプレイ可能です。もちろん作品によっては120fpsも出ないことがあるのですが、120fpsが出せるゲームはより快適にプレイできます。

ゲーミングPCだけでなく、PS5を使ってゲームを遊ぶことがある方には特におすすめのモニターです。

JN-27IPS240WQHDR-HSPの気になる点をレビュー

JN-27IPS240WQHDR-HSPの良いところについて、レビューしてきました。本機は価格を考えれば、あまりデメリットがありません。とはいえ、一部には気になる点があります。

そこで今度は、JN-27IPS240WQHDR-HSPの気になる点について簡単にレビューしていくので、ぜひご参考ください。

右下のボタンの操作性に慣れが必要

JN-27IPS240WQHDR-HSPの右下には、ボタンが5つ等間隔で並べられています。一番右が電源ボタン、その一つ隣から設定メニューに関係するボタンです。一番右が電源ボタンなのは多くの製品で共通しているのでわかりやすいですが、操作性は慣れが必要です。

ボタンが全て等間隔で並んでいるため、ボタンを見ずに設定操作をしていると間違って電源ボタンを押してしまうことがあります。設定操作をしているときに電源がオフになるのが、非常に面倒です。

さらに、設定メニューを移るような操作もあまり直感的ではありません。

あまり頻繁にいじらないところなので大きな問題ではないものの、だからこそ慣れにくい部分だとも言えます。

設定をいじるときには、必ず手元のボタンを確認するようにしましょう。

WQHDで240fps出すには高性能なPCが必要

本機は最大240Hzに対応している高性能なWQHDモニターですが、WQHDで240fpsを出すのは少し難しいです。

たとえば、APEXなどの軽いゲームでも、WQHDで240fps付近を出そうとすると高性能なゲーミングPCが必要になります。

GPUは、「RTX 3080」または「RTX 4070」は最低限必要です。できれば、RTX 4070 SUPER以上であればより安定します。

それに対応して、CPUもCore i7-14700など高性能なパーツが必要です。

これらの条件を満たすゲーミングPCとなると、BTOメーカーで25万円から30万円程度の予算感になります。

高性能なゲーミングPCを持っていない方、導入する予定が無い方にとってはオーバースペックの可能性があるので、注意しましょう。

JN-27IPS240WQHDR-HSPはこんな方におすすめ!

  • ミドルハイクラス以上のPCを持っている方
  • 高解像度・高フレームレートで遊びたい方
  • 作業もゲームもより快適にしたい方
  • PCとPS5両方のスペックを最大限活かしたい方

JN-27IPS240WQHDR-HSPは、以上のような方々におすすめです。

まず、ミドルハイクラス以上のゲーミングPCを持っていることが前提になります。WQHDで240fpsに近いフレームレートが出なければ、オーバースペックです。

ミドルハイクラス以上のPCを持っていて、高解像度・高フレームレートで遊びたいという方には非常に最適。WQHDの240Hz対応モニターとしては、比較的安価でコスパが高いため、予算を抑えながらPCスペックを活かせます。

さらに、PS5のスペックも最大限活かせるため、PCとPS5の両方のスペックを最大限発揮させてゲームをプレイしたい方にもおすすめです。

まとめ

本記事では、JN-27IPS240WQHDR-HSPの良いところと気になるところについてレビューしてきました。

240Hz対応のWQHDモニターで、色の再現性が高く全体的に高性能です。機能面も充実しており、どこかがコストカットされているような印象は受けません。それでいて、240Hz対応のWQHDモニターとしては、比較的安価なのがいいところです。

高解像度・高フレームレートで作業もゲームも快適にしたい方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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