Switchで使える、非純正のコントローラーが欲しいけど失敗したくない!
そんな人に選ばれているのが、ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchです。
長年非純正コントローラーを作ってきたホリの、公式認可製品となっています。Switchにも純正プロコンはありますが、価格などからなかなか手が出ないという人もいるでしょう。
ホリパッドはそんな人におすすめされがちですが、本当に良いのかどうか、自分に合うのかどうかが大事ですよね。
そこで今回は、ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchの仕様、ネット上の良い評判・不満点や実使用レビューを紹介します。
目次
ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchの仕様
- 接続方式:無線
- 無線方式:Bluetooth5.0
- USB端子:Type-C
- ケーブル長:約30cm
- 充電時間:最大約3.5時間
- 外形寸法:幅約160mm×奥行き約60mm×高さ約110mm
- 重量:約180g
- 加速度センサー/ジャイロセンサー搭載
- NFC:無し
- HD振動:無し
スペックの印象はどんな感じ?
あや
軽い!とにかく軽い!
近年、コントローラーの平均重量はだんだん重くなってきています。200gを超えるのが当たり前で、200から220gならまだ軽い部類です。それより重くなると、少しずつ「重い」という不満を抱く人が増えてきます。
たとえば、PS5純正のDualSenseは約280gです。比較すると、100gも軽いということになります。
手を浮かせてプレイしていても、疲れにくいでしょう。ジャイロで色々動かすのにも、取り回しが良さそうですね。
さらに、端子がType-Cです。ケーブルは付属しますが、もちろん他のケーブルを使うこともできます。ケーブル類の規格を統一できるうえ、自分に合った長さ・種類のものを選択できる余地が大きいのはとても良いことだと言えるでしょう。
ただし、充電のみとなっています。有線で接続しても充電としてしか認識してくれないので、注意が必要です。
また、NFCやHD振動など純正品から削られている機能もあります。これらの機能を削ったからこそ180gという軽量化ができているのでしょうが、この点を不満に思う人もいるかもしれませんね。
ワイヤレスホリパッドfor Switchの良い評判を解説
ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchの仕様を見てきました。軽くて持っていても疲れにくく、Type-Cで有線接続できたりと細やかな気遣いがされている印象があります。今度は、そんなホリパッドfor Switchによく挙げられる良い評判について紹介しましょう。
グリップ感が高い
ワイヤレスホリパッドは全体的にサラサラとした手触りになっていて、非常にさわり心地が良いです。どこかマットな質感になっており、デザイン・さわり心地両面から高く評価されている印象があります。
グリップ部分に関しては、サラサラ感はなくしっかり滑り止め加工がされているのも魅力のひとつです。
細かい円のような凹凸による滑り止めだけでなく、若干溝を付けて滑り止めをしています。このダブルの滑り止め加工によって、握ったときの安定感が高くなっているのでしょう。
本体部分と少し色が違う感じだけど、黒だと色の違いが目立たないのもいいね
あや
よしぞー
赤とかでもよく映えてかっこいいよ
ジャイロの使い心地が良い
非純正で価格が抑えめの製品は、ジャイロなどの細かい機能面で純正品に劣ることが多い傾向があります。ライセンス品と言っても作っているメーカーが違うので、技術的な問題をクリアするのは難しい場合もあるのでしょう。
ただ、ワイヤレスホリパッドのジャイロは純正と何ら遜色がありません。スプラトゥーンやその他TPSなどでも、問題なくエイムに使えるだけの精度があります。
しかも純正プロコンより軽いので、ジャイロの快適度は純正より高いと言えるかもしれません。
滑りにくく扱いやすいスティック
有線ホリパッドはスティックが全体的になだらかな形状になっているのですが、ワイヤレスホリパッドでは溝が作られています。この溝により、指がかなり滑りにくくなっている印象です。
親指の平がスティックの中心にしっかりフィットして、激しめに動かしてもブレません。指がブレないことによってより精密なキャラコンができるようになり、エイムも向上するでしょう。
よしぞー
3Dで自由に動き回るゲームが主流だからスティックは本当に大事
シューターだけじゃなくてオープンワールドにも良さそうね!
あや
トリガーが使いやすく感触が良い
ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchのトリガーは、ストロークが浅めに作られています。ここは純正プロコンと同じです。PSコントローラーやXboxコントローラーはある程度深くして遊びを作っているのですが、本製品には遊びがありません。
押せばすぐ反応点になり、すぐ底打ちになります。
このタイプのトリガーは連打がしやすく、連打しても疲れにくいのが特徴です。底打ち癖がある人の場合、ストロークが深いトリガーより明らかに入力速度も上がるのではないでしょうか。
遅延はほとんどない
ワイヤレスホリパッドは、無線で使うことを第一に想定されています。
一般的にBluetooth接続だと遅延が発生しやすいと言われているのですが、ワイヤレスホリパッドはほとんど遅延を感じさせません。厳密にはあるのでしょうが、ソフトを用いて詳しく測定しないとわからないレベルです。
TPS・FPSなど競技性が高いゲームをプレイしたい場合にも、向いているのではないでしょうか。
純正より安くデザインが豊富にある
ワイヤレスホリパッドは、HORIの公式ストアで6,980円です。
純正のプロコンは7,678円(税込)なので、約700円の価格差があります。
さらに、カラー・デザインのバリエーションも豊かです。
基本はブラックですが、他にも「スーパーマリオモデル」「ゼルダの伝説モデル」など人気タイトルにちなんだデザインのものもあります。
カラバリは多い方がいいよね
あや
よしぞー
それだけ選択肢があるってことだからね。多いに越したことは無いと思うよ
写真の様に浮いたお金でカスタマイズすることも可能です。
うちの子は猫のにくきゅー!
あや
純正プロコンと比べて若干大きめ
ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switch は純正のプロコンと比較すると若干大きめの作りになっています。
上の写真のように、サイズ感も大きいですし、下の写真からも見てわかる通り厚みもあります。
純正プロコンは子供たちが遊ぶことを意識してか、少し小ぶりな作りになっているので、純正プロコンが小さいと感じる方にはワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchが適しているかもしれません。
ワイヤレスホリパッドfor Switchの不満・注意点を解説
ここまで、ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchの良いところについて解説してきました。デザインの種類が豊富でグリップも操作性も良い、と非の打ち所がないように感じるかもしれません。ただ、実際は不満点が挙げられることも多々あります。そこで、よく挙げられる不満点や注意点について、紹介しましょう。
振動機能が無い
仕様にもありましたが、案の定、振動機能がないということを不満点として挙げている人が結構多いです。Switchでゲームを遊ぶときに臨場感を高めてくれるHD振動が無いうえに、通常の振動機能もありません。
振動機能は、よほど安いモデルでもない限り、たいていのコントローラーに搭載されています。Switchの公認ライセンス品が搭載していないというギャップも不満を大きくしている原因かもしれませんね。
でも搭載してたら価格もう少し上がってそう
あや
よしぞー
通常の振動ならともかく、HD振動なら確かにそうだろうね
連射機能などがない
振動機能がないという点を不満として挙げる人が多いですが、他にも無い機能が結構あります。
たとえば、連射機能です。これも振動機能と同様に、ほとんどのコントローラーが搭載しています。振動機能と違うのは、2000円から3000円程度のかなり安いモデルでも搭載しているという点です。
最早当たり前なので、知らずに買って「連射無いのか…」と残念がる人もいるかもしれませんね。
他にも、NFCリーダーが無いのでamiiboが使えなかったりします。
よしぞー
ただ、連射は使わない人も結構いるからね
ガチな人ほど使わないイメージかも。わたしもamiiboは気にならないかな
あや
バッテリー残量を確認しにくい
ワイヤレスホリパッドは、名前の通り無線接続専用のコントローラーです。電池式ではなく、リチウムイオンバッテリー内蔵式になっています。
ただ、バッテリー残量が確認できる機能はありません。充電中も「ランプの点灯・消灯」のみで判断することになります。使用期間が長くなれば感覚的に「そろそろバッテリー切れるかも」とわかるでしょうが、最初のうちは突然切れて焦ることがあるかもしれません。
さらに、公式の紹介ページやAmazonの販売ページなどにバッテリー持続時間の記載が無いのも、注意したいところです。
説明書にも充電時間は書かれていますが、持続時間は書かれていません。
バッテリーがすぐ切れる事はありませんし、他のユーザーでも不満点を挙げている人はなかなか見られないので、それなりに持続時間はあるでしょう。
せめて書いてくれていれば目安がわかるのにね
あや
よしぞー
こればっかりは使って慣れるしかなさそう
有線接続に対応していない
ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchは無線接続オンリーのコントローラーです。
充電にはUSB Type-Cを使用しますが、switchと直接USBで接続しても有線でコントローラーを捜索することは出来ません。
定期的な充電が面倒と感じる方、よりシビアな操作を求める方は有線接続を好みますが、その有線接続が出来ないこともデメリットとして挙げておきます。
ワイヤレスホリパッドfor Switchは間違いない鉄板コントローラー
ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switchは、コントローラーとしての作りがとても良いです。不満点も、「この機能がない」「バッテリー残量がわかりにくい」というところに集中しています。搭載されている機能の操作性が悪い、ボタンの操作性が悪いという意見はほとんど見られません。
むしろ、それらに関しては「良い」と褒めている人が多いです。
実際、長年コントローラーを作っているだけあって、ボタンなど各部はかなり使いやすくなっています。どんなゲームでも対応できるでしょうし、これを一台持っていればswitchでかなり遊べるでしょう。
特に純正プロコンだとサイズが小さく感じるという方、比純正品以外で安く済ませたいけど、失敗したくない人向けの定番コントローラーだと言えるのではないでしょうか。