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イヤホンジャックがない Lightning iPhoneで音楽を聴く方法6選! 予算とメリットを解説します

8 min

最近のスマホ…無いんですよね。

あや

あや

よしぞー

よしぞー

何が?

イヤホンジャックです!

あや

あや

iPhoneは物理ボタンすら無く、充電端子も独自スタイルで、イヤホンジャックもありません。Androidスマホでも、イヤホンジャックを頑なに外さなかったXperiaすら、イヤホンジャック無しになっています。

そんなイヤホンジャックがないスマホ、主にiPhoneで音楽を聴くに方法6つ、それぞれの予算とメリット・デメリットを紹介しましょう。

Lightning対応のイヤホンを使う

一番手っ取り早いのが、Lightning対応のイヤホンを使うことですね。LightningはiPhoneに使われる充電端子のことですが、中にはLightning対応のイヤホンもあります。そこでまずは、そんなLightning対応のイヤホンを使う場合の予算、メリット・デメリットを紹介しましょう。

予算はどれくらい?

予算は、安くても2,200円からです。iPhoneに付属するEar Podsがそのくらいの価格帯になっています。付属のイヤホンなので、当然Lightning対応です。

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サードパーティ製のものを使う場合、また、音質にこだわる場合には価格帯はもっと跳ね上がります。例えばパイオニアのRAYZ Plus Lightning-Poweredというイヤホンは、1万4000円程度です。

この価格帯にまでなれば、結構良い音質のものが買えます。

この製品は充電しながら通話や音楽を楽しめる充電用ポートを備えており、ノイズキャンセリング機能もあり高機能です。評価もそこそこ高めになっています。

ただし、Lightning対応イヤホンはあまり高価格帯な商品は少ないです。基本的に、オーディオというのは高くなっていくと端子はほとんどがミニプラグやバランス接続ケーブルになるので、より高い音質・性能を求めるならLightning対応イヤホンは不向きかもしれません。

よしぞー

よしぞー

予算感覚としては、2,000円から2万円ってところだね

それでも選択肢は意外と豊富ね

あや

あや

メリット

Lightning対応イヤホンを使う最大のメリットは、アダプタを持ち歩く必要が無くて楽だということです。直接iPhoneに挿して使えるため、これから紹介するアダプタ等は不要。そのうえ、有線の安定した接続により音楽を楽しめるというメリットがあります。

さらに、予算もメリットです。

2,000円台から数万円台まであります。ボリュームゾーンとしては8000円から1万円前後といったところです。

とても性能の良いイヤホンとなるとLightningに対応していないこともありますが、Lightning対応の中でも性能の良し悪しがあります。アダプタ等を必要とせず、そこそこの価格帯でそこそこの性能のイヤホンが手に入るというのは大きなメリットです。

メリットともデメリットとも言い難いところで言うと、iPhone以外では使えないというのには注意しておく必要があるでしょう。

本記事は最初からiPhoneユーザー向けに語っているのでデメリットとは言いにくいかもしれませんが、iPhone以外の端末でも使いたいという人は意識しておきましょう。

もっとも、Lightning対応のイヤホンはiPhone専用にして、他のイヤホンやヘッドホンを他のデバイスで使うという選択肢もあります。

デメリット

デメリットは、単純にイヤホンを別途購入しなければならない点です。Lightning対応イヤホンはAppleのライセンスを取得しなければならず、性能に対して価格が少し高くなります。もちろん1万円を超えるイヤホンはそこそこ良い性能になっているのですが、それでもLightning対応じゃなければもう少し安く出せたような印象です。

iPhone以外で使えないようなものにどれだけの予算を出せるのか、によって購入の是非が変わってきます。

ワイヤレスイヤホンを使う

イヤホンジャックが無いスマホを使っている人にとって、選択肢としてまず浮かぶだろうワイヤレスイヤホン。無線接続なので、端子による都合はお構いなしなのが大きいですね。そんなワイヤレスイヤホンにもメリットとデメリットがあるので、紹介しましょう。

予算はどれくらい?

ワイヤレスイヤホンの予算感覚は、非常に曖昧です。

幅が広すぎて、高価なものはとことん高価ですからね。安価なものだと最近ではダイソーでも1000円程度で売られていたりするので、難しいところです。今回は、ある程度の音質・性能が保証される価格帯で説明します。

ズバリ、1万円から5万円。写真で紹介しているSennheiser の CT True Wirelessで15,000円程です。

このイヤホンは音質にこだわりつつもノイズキャンセリングの無いタイプなので、15000円程度ですが、ノイズキャンセリングのついた各メーカーの主力モデルだと3万円をこえてくるものも多いです。

ある程度の音質と性能が欲しい場合、最低でも1万円は予算をみておいたほうが良いでしょう。もちろん数千円台のワイヤレスイヤホンにも良い製品がありますが、ハイレゾ非対応だったり昨今のリスニング環境では少し実力が足りない部分があります。

購入後に不満が出たり、もっと良いものが欲しいという欲求が出たりする可能性が否めません。

ハイレゾ対応でなくとも良い、そんなに良い性能は要らないということなら1000円から8000円台でも良いでしょう。

よしぞー

よしぞー

価格帯も選択肢も広いから、じっくり選びたいところだね

やっぱりワイヤレスがよいな

あや

あや

メリット

ワイヤレスイヤホンは、メリットが多いです。

まず、アダプタなどを持ち歩く必要が無いという点。しかも、ケーブルを巻いて収納する必要もなく、本体も充電ケースもコンパクトなものが多いので持ち運びに便利です。

さらに、Lightning端子がフリーになるので音楽を再生しながら充電することができます。外ではモバイルバッテリーにつなぎながら使うと、快適になりますよ。

そして、Bluetoothにさえ対応していればさまざまな端末で使うことが可能です。Bluetoothは今や多くのデバイスに搭載されているため、ノートPC・タブレット・DAPを問わず接続することができます。

また、Lightning対応イヤホンに比べて選択肢も豊富です。

ライセンスを取る必要が無いので、どのメーカーもたくさん出しています。ライセンス取得の手間があると、メーカーはどうしても複数モデルの販売に消極的になりますからね。しかもワイヤレスイヤホンは近年主流ということもあり、どのメーカーもこぞって開発しています。

よしぞー

よしぞー

個人的には持ち運びの利点が大きいかな

汎用性が高いから、これさえ買っておけば色々楽しめるのがいいね

あや

あや

デメリット

ワイヤレスイヤホン最強かと思いきや、デメリットも色々とあります。

まず、ワイヤレスという点です。ワイヤレスイヤホンはその性質上、どうしても接続が不安定になるケースがあります。たとえば人が多いところだと他のBluetooth機器と干渉したり、他のさまざまな電波などと干渉したりして接続が途切れることがあるんです。

これは、高性能なものでも起こりえます。

さらに、有線接続と比べると音質が劣るのもデメリットのひとつです。最近は有線接続と変わらないくらいの音質のモデルもありますが、有線接続で同じくらいの音質のものと比べると高価になりがちという点は変わっていません。

そして、充電が必要な点も有線と比べたときのデメリットになります。

モデルによって、バッテリー持ちはバラバラです。8時間から10時間くらい連続再生可能なものが一般的となっています。ノイズキャンセリング機能の有無、音質改善機能の有無などによってもバッテリー持ちは違うので、製品選びに影響が出るのもネックです。

また、出張や旅行のお供にするときには、宿泊先で充電する手間もあります。特に宿泊先はスマホも充電したいですよね。とはいえ、ホテルの充電コンセントやUSB端子はそれほど多くはないので、悩みどころになるかもしれません。

純正アダプタを使う

Lightningとワイヤレスイヤホンの両方に魅力を感じない、または少し難色を示している人は純正アダプタを使うというのも手です。一般的な3.5mmミニプラグをLightningに変換し、iPhoneで使うことができます。

予算はどれくらい?

Apple純正の変換アダプタは、前述したように3.5mmの端子をLightningに変換するというものです。他の仕様、たとえばバランス接続用端子や他の径の端子を変換する製品は純正にはありません。

純正変換アダプタの予算は、1000円程度です。Appleストアなどで購入できます。

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一応、サードパーティ製の変換アダプタもありますが、その場合予算は2000円前後が目安です。

純正の良いところは安さと安定感。

サードパーティ製の良いところは、さまざまなカラーバリエーションや仕様の違いがあるところです。

予算などを考えると純正がおすすめですが、純正品が気に入らないならサードパーティ製も有りでしょう。

よしぞー

よしぞー

1000円で今まで使ってた有線イヤホンが使えるのは、ありがたいね

一番安いし!

あや

あや

メリット

純正変換アダプタを使うメリットとして大きいのは、やはりさまざまな有線イヤホンを使える点でしょう。

これまで他のデバイスで使っていたイヤホンがあるなら、イヤホンを追加で買わずともiPhoneでも音楽を楽しめます。イヤホンジャックが付いていた頃のiPhoneやスマホを使っていた場合に助かりますよね。

さらに、別途イヤホンも購入するとしても、選択肢の幅が広がります。

Lightning対応モデルはそこまで多くはないものの、3.5mmヘッドホン端子(ミニプラグ)はほとんどのイヤホンに付いていますから。最も標準的な仕様のイヤホンとヘッドホンから選べるため、選択肢はほぼ無限です。

より高性能なイヤホンに手を出すこともできるでしょう。

デメリット

変換アダプタは予算も少なくて済み、使えるイヤホンの選択肢も多くなります。大きなメリットですよね。

ただ、デメリットも大きいです。

まず、変換アダプタはその性質上、どうしてもノイズが入ることがあります。たとえば端子がくるっと回転したり何かとあたった際に、ノイズが入るんです。ポケットにiPhoneを入れて使ったり、かばんからケーブルを出して使ったりしていると、実感できます。

このノイズは、音質をあまり気にしない人でもストレスになりますよ。

そのうえ、耐久性も高いとは言い難いです。

さらに、常にiPhoneとイヤホンと一緒に持ち運ばないといけないので、少々かさばります。

そして、Lightning端子を使うので有線充電しながらは使えません。ワイヤレス充電はできますが、外でワイヤレス充電はできないのでネックになります。

よしぞー

よしぞー

特にノイズが大きなデメリットになるね

これは他のスマホの変換アダプタでも同じなのかな?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

同じだよ。アダプタの性質上の問題だからね

Lightning対応の外付けDACを購入する

Lightning対応の外付けDAC、というものがあります。DACはデジタルの音声信号をアナログに変換するもので、音質向上・劣化防止に役立つものです。たいてい、ポータブルアンプという良い音を出すための装置に内蔵されています。そんなDACについて紹介しましょう。

予算はどれくらい?

外付けDACはそれ単体だったり、ポータブルアンプに内蔵されていたりします。後者のほうが、数としては多いです。

DACを内蔵したポータブルアンプの価格帯は、幅が広いですが、少なくとも1万円はみておかないといけません。安いエントリーモデルでも、1万2千円くらいはします。

Lightning対応だとライセンスの取得もありますし、1万5000円から2万円くらいの予算感覚を持っていたほうが良いでしょう。

アンプ機能が無い外付けDACの場合、5000円前後から1万円程度で十分です。

ただ、Lightning対応のものは、かえってあまり高価なモデルが無い傾向があります。

メリット

Lightning対応の外付けDACおよびポータブルアンプの良いところは、様々なイヤホンとヘッドホンが使えるうえに音質が良くなることです。

直接挿すよりも音質は良くなります。音を良くするための機械ですからね。スマホにもDACと同様のシステムは組み込まれていますが、やはり外付けのものには性能は敵いません。音を出すために必要だから付けているのと、良い音を出すために作られたものとでは性能に差が出るのは当然ですね。

使いたいイヤホンがあって、音をより良くしたいならおすすめ!

デメリット

Lightning対応外付けDACのデメリットは、Lightning端子で固定されていてiPhone以外で使えないものがあることです。

特に小型でアンプ機能は無いDACの場合は、そうなってしまいます。普通の変換アダプタより高いうえに、iPhone専用になるので購入に踏み切るのに勇気が要るでしょう。

価格はより高くなりますが、アンプ機能を搭載していてワイヤレス接続できるポータブルアンプのほうが心理的にはかえって買いやすいかもしれません。

中にはUSB-Cケーブルと付け替えることができるものもありますが、数は少ないです。

さらに、通常の変換アダプタよりもサイズが大きいので持ち運びは、より一層不便になります。

よしぞー

よしぞー

単純なDACは価格が低いけど、その分汎用性は低いね

汎用性と機能が高いポタアンは、やっぱり価格も高いし…どこかで妥協しないと

あや

あや

Lightning対応のリケーブルを購入する

イヤホン本体ではなく、Lightningに対応したイヤホンケーブルを買うという選択肢もあります。これならiPhone以外でも使えますよね。ただ、使い勝手などメリット・デメリットはどうか、気になるところでしょう。

予算はどれくらい?

あまり詳しくない方は驚かれるかもしれませんが、イヤホンのケーブルは意外と高いです。普通に数万円するような世界になってきます。おそらく、ケーブル単体で購入する人は高性能を期待し、マニアが多くなりがちなので価格帯が上がるのかもしれません。

加えてLightning対応ということで、ライセンス料を加味して価格が高くなる傾向があります。

ラディウスのMMCX規格のLightningリケーブルで4,380円。

人気なSHUREの製品だと、2万円近いです。

よしぞー

よしぞー

ケーブルにこの金額を出せるかが、分かれ目になるね

音は良くなるんだろうけど、勇気が要るわ…

あや

あや

メリット

Lightning対応リケーブルのメリットは、やはり音です。通常のイヤホンケーブルよりも、リケーブルは音が良くなるように作られています。だからこそのマニア向けであり、高価格帯なんです。

良い音にしたいけどDACやポータブルアンプは面倒くさい、というiPhoneユーザーには良い選択肢になります。

さらに、持ち運びの不便さもほとんどありません。通常の有線イヤホンを持ち運ぶのと似た感覚です。端子が丸出しになる分ケース等で保護する必要はありますし、外した状態で持ち運んだ方が良いものの、質量としては通常の有線イヤホンとあまり変わらないでしょう。

よしぞー

よしぞー

価格も高い分、メリットも大きいといった感じだね

私知ってるんだ、このパターンはデメリットも大きいって

あや

あや

デメリット

問題のデメリットですが、これもやはり大きいです。

リケーブルは、その性質上、使えるイヤホンが限られます。イヤホン側もケーブルを取り外せる仕様になっていないと、使えません。しかもケーブルが取り外せる仕様のイヤホンは価格帯が高い物が多く、あまり一般的ではないんです。

これまであまり高いイヤホンを使ったことがない人、イヤホンにそこまでこだわって調べたことがない人にとっては馴染みがないでしょう。

そういう場合、イヤホンも買う必要が出てきます。リケーブル対応のイヤホンと、Lightning対応リケーブルと両方揃えた場合の予算感は、3万から5万といったところです。

DAPが買えるほどの値段を出せるかどうかが、分かれ目になります。

よしぞー

よしぞー

リケーブル可能なイヤホンを使ってたなら一つの選択肢になるよね

イヤホンジャックが無くても音楽は楽しめる!

これまで、イヤホンジャックがないiPhoneで音楽を聴く方法を6つ紹介してきました。最も低予算で済むのは純正変換アダプター、次点でサードパーティ製アダプタです。

予算はかかるけど音もよくなってメリットも大きいのが、外付けDACまたはポータブルアンプ、そしてリケーブルといったところ。

予算がそこそこ出せて手軽な方法を探っているなら、ワイヤレスイヤホンと外付けDACがおすすめです。

他にも、各々の好みや予算感などで選ぶべき方法は変わります。自分の好みと財布の中身と相談しながら、どんな方法で音楽を楽しむか決めましょう。

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