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iFi Audio ZEN DACレビュー・2万円の投資で圧倒的な音質を得る為の最強の選択肢

6 min

巣ごもり生活が続く中、自宅でもより良い音質で音楽を楽しみたいという方が増えています。

とは言っても何十万~といった本格的な投資をするのではなく、出来ればお小遣いの範囲で良い環境を作りたい方がほとんどではないでしょうか。

そんな方々におすすめなのが、ifi Audioから発売されている ZEN DAC というハイレゾにも対応したUSB DAC & アンプです。

定価22,000円という求めやすい価格帯でありつつ、パソコンにZEN DACを繋げ、お気に入りのヘッドホン・イヤホンと合わせれば、圧倒的に素晴らしい音響を手に入れることが出来ます。

合わせて拡張性もあり、外部のアンプに接続して本格的なPCオーディオ環境を構築することも可能です。

流石英国ブランドならではの洗練されたデザインとサイズ感も絶妙で、パソコンの横に置いていてもOK。

インテリアとしても違和感なく設置できますよ。

具体的にレビューしていきましょう!

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ifi Audioとは?

まず簡単にifi Audioというブランドについて紹介していきましょう。

ifi Audioはイギリスの高級オーディオブランドAMR(Abbingdon Music Research)が2012年に立ち上げた新ブランド。

AMRは上流階級をターゲットとし、1台百万以上もするような高級オーディオ機器を販売しているハイエンドブランドですが、ifi Audioは、AMRの技術とポリシーをもとにコンシューマ向けにリーズナブルな価格帯でオーディオ機器提供することを理念として誕生したブランドです。

よしぞー

よしぞー

非常にリーズナブルな製品群を提供にもかかわらず、ハイエンドブランドならではの技術と思想が詰まった製造を心がけるブランドだよ!

ZEN DACの製品概要と同梱物

それではZEN DACについて紹介していきます。上の写真がZEN DACのパッケージです。

早速開封。

同梱品です。保証書と説明書類、ZEN DAC本体、RCAケーブル、USB-A to USB-Bケーブル、3.5㎜→6.35mmの変換アダプターが同梱されています。

ちなみにこのUSBケーブルはあくまで動作確認用らしいのですが、使い始めて1週間ほどで接続できなくなり、別売りのケーブルを買う羽目になりました。

ケーブルを買い付け替えたところ問題なく使えているので良いのですが、正直いきなり繋がらなくなったときは焦りましたし、悶々としましたね。

いきなり愚痴からなのね

あや

あや

よしぞー

よしぞー

ほかでもこのトラブルは発生すると思うし、同梱ケーブルには元々問題がある事を理解しておけば対応できるしね

そりゃそうね。
でも出来れば最初からきちんとしたケーブルを入れて欲しいけど

あや

あや

続いて 3.5mmから6.35㎜への変換アダプタ 。

3.5mmから6.35㎜への変換アダプタは、普段使用しているイヤホンなども接続できるようになるので、かなり重宝しています。

デザインと機能

続いてデザインと機能を見ていきましょう。

上から

ZEN DACのサイドが削られるデザインが素敵です。

フロント側

左からPower Matchボタン、TrueBassボタン、音量調整のつまみ、6.35mmのアンバランス接続、4.4mmのバランス接続となっています。

Power Matchというのはゲインを調節してヘッドフォンやスピーカーに音をマッチさせるための機能。

よしぞー

よしぞー

公式サイトには以下の様に書かれているね

このヘッドフォンアンプには「PowerMatch」が搭載されています。ゲインを調節してヘッドフォンに完璧にマッチさせるのです。IEM(インイヤーモニター)は高感度なので、「PowerMatch」を低く設定して、ヒスノイズを回避します。比較的インピーダンスの低いオンイヤー・タイプやオーバーイヤー・タイプのヘッドフォンにはもっと迫力が必要なので、「PowerMatch」を使って駆動力を上げます。

PowerMatchボタンをOnにしたら、音が前に浮き出て、ふくらみというか臨場感が広がったのには驚いた

あや

あや

よしぞー

よしぞー

そーそー
合わせるヘッドホンやイヤホン、音楽に合わせて使い分けるのがよさそうだね

TrueBass というのは?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

TrueBass は低音を引き上げてくれる機能のようなもので、Onにすると「低音をブースト」することができるよ!

TrueBassを使って感じるのは、低音を自然に補強してくれるような感覚です。

確かに「おおっ!」って変化ではなく、自然に低音が持ち上がる感じがするね

あや

あや

続いて音量の調整つまみ。

回し心地は、軽くも重くも無く程よい回し心地で調整が可能です。

よしぞー

よしぞー

高級アンプの調節つまみを回している感覚で、ちょっと心地よさを感じさせるポイントだったりします^^

続いてヘッドホン・イヤホンとの接続について。

ZEN DACは、6.3mmのアンバランス接続と合わせ、2万円という価格帯では珍しくバランス接続が可能。4.4mmの出力が確保されており、バランス接続で音を出すことが可能です。

同じヘッドホンで、バランス接続、アンバランス接続の両方を試していますが、音質全体の厚みが出るとともに、左右の分離感が向上し、より鮮明で繊細な音を楽しめるようになります。

またこの価格帯のDACにしてはパワーもずば抜けており、アンバランスで12〜300Ω、バランス接続では12〜600Ωのヘッドホンに対応しています。

私が保有しているオーディオテクニカのATH-R70xが470Ωと可愛げのないインピータンスで、このATH-R70xをしっかり駆動させられるアンプが欲しいと考えていた事も購入の理由になりました。

オーディオテクニカATH-R70xを付属のアンバランスケーブルにて接続
オーディオテクニカ ATH-R70x + 4.4mmバランスリケーブルにて接続

470Ωという高インピータンスのヘッドホンでも十分な音量で楽しめます。

よしぞー

よしぞー

細かなところにこだわったり、繊細な音の違いを楽しむのも本当に楽しいよ!

こうやって人は沼に堕ちていくのね
知らなければ堕ちずに済むのに・・・

あや

あや

続いて背面です。

左から4.4mmバランス出力、Variable/Fixed(可変/固定)切り替えスイッチ、RCA出力、USB端子、電源が配置されています。

電源はありますが電源ケーブルは付属されていません。

USB接続によるバスパワーに対応しているので、PCと接続すれば電源は共有できる仕様です。

無駄にケーブルが増えなくて良いね!

あや

あや

よしぞー

よしぞー

そういった考えもあるんだけど、電源ケーブルは別売りで発売されているんだ

ZEN DAC専用に、「iFi iPower II」という別売りの電源が用意されており、この電源を使用するとノイズを軽減できると言われています。

電源くらい同梱してくれれば良いのに・・・

あや

あや

よしぞー

よしぞー

そう思うかもしれないけど、このiFi iPower IIという電源だけで、11,000円するんだ・・・

え?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

僕はピヨってしまい電源は買えなかったよ・・・

iFi iPower IIを使用することでシステムの回路に超静音で超クリーンな電力を供給し、一般的な電源を使用するときの10倍静かと言われています。

とは言いつつ、私の耳が悪いのか、電源を使わなくともノイズは気になりませんでしたし、十分に満足しています。

バスパワーで使用してみてノイズに違和感を感じるようであれば、検討するで良いかと思います。

スピーカーとも様々な接続が可能

ZEN DACは元々PCの音質を良くするために開発されたDACで、これまでPCに直接つなげていたアクティブスピーカーをZEN DACを介して接続する形や、アンプとの接続を行いPCでの本格的なピュアオーディオ環境を構築することも可能です。

アクティブスピーカーを接続する

まず分かりやすいところ、上の写真のようなアクティブスピーカーをZEN DACに接続する方法。

アクティブスピーカーは3.5㎜接続のものが多いので、6.3㎜の変換プラグを介してZEN DACにつなぐことが可能です。

よしぞー

よしぞー

RazerのNommo Chromaを繋いだところ、ZEN DACならではの音のまろやかさが引き立ちました

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RCAでアンプと繋ぎ、本格的なピュアオーディオ環境を作る

ZEN DACの良いところはRCA接続によってさまざまな外部アンプと繋ぐことが可能なことです。

PCからZEN DACを介してプリメインアンプを通しブックシェルフスピーカーから音を出すといった、PCを介した本格的なオーディオ環境を構築することが可能です。

上の写真では、

PC → ifi ZEN DAC → マランツ PM6007 → Wharfedale DIAMOND 12.0

という構成で音を出しています。

ZEN DAC 背面。RCAで繋ぐ
マランツPM6007にはRCAが4つあるので、CDプレイヤー以外の様々なデバイスを接続することが可能
出力をNETWORKに設定してあげればPCの音をPM6007を介しお気に入りのスピーカーで鳴らすことが出来ます

予算は10万オーバーになったけど、個人で楽しむには十分な環境が作れたね!

あや

あや

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さらに上の音質を求めようとすれば予算も青天井になってしましますが、予算の許される範囲でPCを介した本格的なオーディオ環境を構築したい方にもZEN DACは最適です。

Variable/Fixed(可変/固定)切り替えスイッチはどう使う?

ZEN DACには、Variable/Fixed(可変/固定)の切り替えスイッチが用意されています。

ZEN DACの「ボリューム」や「PowerMatch」、「TrueBass」などのコントロールを使用するかどうかの選択に使用します。

「Fixed」に設定した場合には、ZEN DAC側のコントロール機能は無効になり、接続したアンプ側でボリュームなどをコントロールする形になります。

「Variable」に設定した場合は、ZEN DAC側のコントロールが生きる形になる為、ZEN DAC側でもボリュームやゲインの調整が可能になります。

ただしパワーを必要とするスピーカーを鳴らすには、ZEN DACの内蔵アンプでは力不足になるため、 Fixed に設定して外部アンプ側で調整した方が良い効果が得られると感じました。

ZEN DAC自体、元々はヘッドホンを鳴らすためのアンプだもんね

あや

あや

ZEN DACを介した音質について

改めてZEN DACを介したときの音質についてお話しします。

ZEN DACを介していない状態と比較すると、間違いなく一段から二段音質が高まります。

どんなヘッドホンやスピーカーを繋いでいたとしても、ZEN DACを介した効果は間違いなく体感できるはずです。

また、私はDACを複数保有しています。

それぞれのDACを聞き比べた感想を要約するとフラットでマイルド。そして温もりある音質です。

低音がドンドン響くわけではなく、高音がとにかく透き通っているようには感じませんが、バランス良く温かみのあるマイルドな音を鳴らしているといった印象でしょうか。

同じスピーカー・ヘッドホンであっても、DACによって全く音が変わってくるのも本当に面白いです。

2万円の投資でこれまで付き合っていた音が一段も二段も良質なものになりますので、普段、自宅で楽しむ音楽をより良い音質で聞きたい方はぜひ検討してみてください。

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よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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