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メタバースにおすすめVRゴーグル6選! 選び方や種類を徹底解説します

12 min
Meta Quest2

近年メタバースが何かと話題ですが、メタバースの中にはPC上でできるものもあれば、VRゴーグルを使って楽しむものもあります。

VR・非VR両方で楽しめるメタバースもありますが、VRがあればより楽しめることは間違いありません。視界が全て仮想空間になるので、没入感が段違いです。

ただ、VRゴーグルって種類が色々あって正直よくわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、メタバースにおすすめなモデル6つと選び方を紹介していきます。

おすすめVRゴーグル6選! 人気モデル・高コスパモデルを紹介

メタバース用のVRゴーグルはたくさん発売されています。ただ、実際にどんなものを買えばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで実際におすすめのVRゴーグルを6つ紹介していきます。

Meta Quest2

Meta Quest2

Oculus Quest2という名前が浸透していますが、現在はMeta Quest2という名前で売られています。販売元の名前がFacebookからMetaに変わったので、それに対応してモデルの名称も変更された形です。

これはオールインワン型のVRゴーグルで、最も高い普及率を誇るモデルとなっています。

人気な理由は、まず性能の高さです。

画質が、片目当たり1832×1920ドットと高解像度になっています。かなりきめ細かく見ることができるので、文字などもとても見やすいです。

音質も豊な臨場感を感じます。

搭載しているプロセッサーの性能が高いため、処理能力がオールインワン型としては高めなのも人気の理由です。今は販売終了になっていますが、Oculus RiftシリーズというPC接続型もありました。それと利用できるアプリに大きな差が無いので、オールインワンとは思えないほどの性能です。

コントローラーのグリップ性・操作性も良く、センサーの性能も優秀。

重量も503gとそこまで重くありません。

値段は128GBモデルの場合、59,400円、256GBで74,400円です。値上がりによって少し高くなってしまいましたが、興味がある人がここから体験してみて沼にハマるということもよくあります。

迷ったらこれを買っておけばよさそうね

あや

あや

よしぞー

よしぞー

PC接続にも対応しているし、あとからセンサーを足してフルトラッキング環境にもできるしね

今PCを買う予算まではないけどVRゴーグルは欲しいという場合は、とりあえずMeta Quest2を買ってオールインワンで楽しみ、ハイスペックなPCを買ったときにPC接続型として楽しむというのもおすすめです。

PICO4

PICO4

Quest2より安くメタバースをはじめてみたいという方にお勧めなのが、2022年10月に発売されたPICO4です。

PICO4はQuest2よりもハードウェアスペックが高性能なうえに軽くて装着感が良い。

そして1万円以上安価で購入でき、ゴーグル単体でもPCと接続しても遊べることで話題になっているVRゴーグルです。

発売されたばかりで対応ソフトが少ないのがネックですが、PCVRとも接続できるため、PCに対応したメタバースは全てアクセスできます。

これから対応ソフトやオプション品の充実なども含めて話題になっているゴーグルです。

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VIVE Cosmos Elite

VIVE Cosmos Eliteは、PC接続型のVRゴーグルの中で特に高い人気を誇るモデルです。

PC性能に頼ることができるため、オールインワン型よりも高性能な環境を作ることができるのがPC接続型の良いところ。

トラッキングは、6DoFです。メタバースを思う存分、体を使って楽しむことができます。

VIVR Cosmos Eliteで使うことのできるアプリは、VIVEPORTとSteamVRで配信されているものです。SteamVRは世界で一番よく使われているVRプラットフォームで、コンテンツの幅が広いのが特徴となっています。

もちろん、VRChatもVIVEPORTに対応しているので遊べますよ。

さらに、特徴的なのはVRゴーグル本体にヘッドホンが装着されていることです。VRゴーグルは、基本的にスピーカーを内蔵しています。イヤホンジャック搭載モデルが多いので、音漏れが気になるなら別途・イヤホンを着ける形になるんです。

ただ、そうするとケーブルが邪魔になってしまいます。

VIVE Cosmos Eliteは音漏れの心配もなく、そのうえケーブルの心配もありません。

解像度も2880×1700と、フルハイビジョン以上4K未満といった高解像度になっています。

リフレッシュレートは安定的に90Hzを叩き出してくれるので、VR酔いを起こしにくいというメリットもあるんです。

値段はAmazonで約9万円、他では10万円ほどしますが、とにかく性能が高いVRゴーグルが欲しい人におすすめですよ。

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VIVE Proシリーズ

VIVE Proシリーズも、おすすめです。

シリーズ内で2022年現在特によく使われているのは、VIVE Pro2となっています。色々なシリーズがありますが、ここでは通常のVIVE Pro2を基準として見ていきましょう。

解像度は片目で2448×2448ピクセル、両眼で4896×2448ピクセルとなっています。両眼だと5Kですね。

リフレッシュレートも90/120Hzと、高いです。VR酔いを防ぐには、リフレッシュレートが90Hz以上が望ましいとされているため、VR酔いを防ぎたい人にはとてもおすすめできます。

Cosmos Eliteと同じく、ヘッドホン搭載です。

さらに、スクリーンドア効果をあまり感じられないのも大きなメリットとなっています。

スクリーンドア効果って何?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

ディスプレイに網目模様が見えてしまうことだね。VRにはよくあったんだよ

最近はスクリーンドアを軽減しているゴーグルが多いですが、VIVE Pro2は特にスクリーンドア効果が感じられなくなっているということです。

ゴーグル自体のホール努力も高く、つけ心地も良好。

価格はメーカー希望で10万8000円と高額ですが、高解像度でVR酔いしにくく没入感が高いVRゴーグルが欲しい人にはおすすめです。

VIVE製品なので、ProシリーズでもCosmosシリーズでも対応プラットフォームは同じになっています。

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VALVE INDEX

VALVE INDEXは、ハイエンドなVRゴーグルです。

PCゲームプラットフォームSteamを運営しているVALVEが開発しただけあり、多くのVRゲーム・アプリを提供しているSteamVRとの親和性がとても高くなっています。SteamVRの動作が安定しており、VRChatなどのメタバースはもちろん、幅広いVRコンテンツが高品質で楽しめるのが特徴です。

さらに、ディスプレイはゲーミングモニターと同等の性能の144Hzになっています。解像度も片目1440×1600と、解像度に注力したVRゴーグルに比べれば低いものの精細さで言えば十分といったところです。

特に144HzもあればVR酔いもかなり軽減されるので、VR酔いが心配な人にはとてもおすすめです。

急いで横を向くなど、素早い視点移動をしてもしっかり追従してくれます。

そして、純正のトラッカーが売られているのでフルトラッキング環境のベースとしても優秀です。純正トラッカーを追加するだけで、簡単に環境構築ができます。しかも純正なので、セットアップも簡単です。

コントローラーも優秀。

バンドで手に固定する形なので、手を広げた状態を保つことができます。バンド型は手からすっぽ抜けてしまうリスクが低いのはもちろん、常に握っている必要がないので楽ですし、操作性も高いです。

音の臨場感も高く、ホールド感も良好。前後ともにクッションが付いているため、優しく頭にフィットしてくれます。

トラッキング精度が高いのも、魅力的です。ベースステーションを設置してトラッキングする方式なので、2方向から自分の全身を見てくれるため客観的に感知してくれますし、正確性も高いので「トラッキングしてくれない」などのトラブルが起きにくくなっています。

何から何まで性能が良く、あとからフルトラッキングにするときも楽なのが大きなメリットです。

でもお高いんでしょう?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

13万8000円くらいだけど性能と比べるとコスパは良いんじゃないかな

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PlayStation VR2

PSVR2
出典:PlayStation VR2 公式サイト

PlayStation VRが発売当初話題になっていましたね。ここ2年くらいはめっきり話題にならなくなってしまいましたが、プレステで気軽にVRが楽しめるという利点は大きかったです。

そんなPSVRですが、PS5用のPSVR2の発売が2023年初頭に予定されています。

ディスプレイは4K相当で、フレームレートは最大120fpsと高性能ゲーミングモニターのような性能です。視野角は最大110度で、レンズ調整ダイヤルによって簡単にレンズ同士の間隔を目に合わせて調整できます。

基本性能が前モデルより高くなっているのと同時に、調整機能など痒いところに手が届くようになっていますね。

さらに、アイトラッキングにも対応しています。

そして、コンテンツに対応した振動をヘッドセットから感じるフィードバック機能も搭載。常にオンにしていると疲れるかもしれませんが、たまに体験するくらいならとても楽しそうな機能ですよね。

3Dオーディオ技術も使われており、音に関しても高性能です。

PS5を使うなら凄く良さそうなゴーグルね

あや

あや

よしぞー

よしぞー

不安なのはPCVRに対応するかどうかだね

フルトラッキング環境を構築するためのセンサー3選!

基本的に、ほとんどのVRゴーグルは最初は6DoFになっています。あとからフルトラッキングにできるように純正でトラッカーを出していることもありますが、純正のトラッカーがないモデルも多いです。そこで今度は、フルトラッキング環境を構築するためのおすすめトラッカーを3つ紹介します。

HaritoraX

HaritoraXは、比較的手軽にフルトラッキング環境を構築できる人気トラッカーです。

センサーはジャイロセンサーと地磁気センサーが搭載されています。この情報だと詳しい人は不安に感じがちですが、実際の遅延は注意して見ているとギリギリわかるかわからないかといった程度です。

ほとんど遅延なしと言っても良いでしょう。

ダンスなどの激しい動きには対応しきれないかもしれませんが、メタバースで日常的な動きをする分には全く問題ない性能です。

さらに、トラッキングが外れたりすることもありません。多少物陰に隠れたりしていてもトラッキングしてくれるので、部屋が少しごちゃごちゃしていても安心です。

組み立て・装着・セットアップはどれも簡単。しかも公式チュートリアル動画もYoutubeに用意されているので、それを見ながら誰でも手軽にトラッキングできますよ。

かなり良さそう!お値段は?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

フルトラッキングに必要な台数が全部付いて2万7900円だね。比較的低価格だよ

VIVEトラッカー

VIVEトラッカーは、VIVEシリーズの純正トラッカーです。VIVEシリーズとの相性が良いのはもちろん、他のVRゴーグルでも問題なく使うことができます。

度々アップデートされており、2022年現在のものはとても高性能です。

まずトラッカーですが、トラッキングが外れることがほとんどありません。体育座りをしていると外れるトラッカーもあったのですが、本機は体育座りをしても多少の障害物があっても寝てもトラッキングし続けてくれます。

精度が高いので、ダンスなどもできるでしょう。

さらに、体を動かしたときにトラッカーにケーブルが絡まることもありません。物にぶつける心配もなく、かなりストレスフリーに使うことができます。

バッテリー性能も高く、実働で8時間ほどは使い続けられるのでメタバースを遊んでいる途中でバッテリーが切れる心配もありません。

アクティブに動きたい人には、おすすめのトラッカーです。

価格は、トラッカー一つで約1万7500円となっています。両足と腰に装着するなら3つ必要で、加えてベースステーション2つも買わないといけません。かなり予算が高くなるので、注意が必要です。

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Uni-motion

Uni-motionは、発売から5分以内で完売になるほどの人気を誇る名トラッカーです。

センサーが6個、ステーションが1個、ホルダーが7個、各部用のベルトが全部セットになっています。6DoFのVRゴーグルがあれば、これを買うだけでフルトラッキング環境になりますよ。

センサー自体はとても小さく軽く、着けていても全く違和感がありません。組み立ても簡単で、ベルトも長さ調整がかなり広範囲できくようになっています。

セットアップは専用ソフトを使って行いますが、そこまで難しくはありません。仮にわからなくても、Youtubeなどでセットアップ動画を出している人もいるので、そちらを見れば誰でもセットアップができます。

トラッキング性能が高く、Meta Quest2と組み合わせるとベースステーション無しで完全無線フルトラッキングも可能です。

さらに、駆動時間は最大17時間となっています。多少充電を怠っても、バッテリー切れの心配があまり要らないのが良いところですね。

値段は税込み3万9600円ですが、必要なものが全部付いてこの値段なのでコスパは高いです。

全部付属する手軽なトラッカーが良くて、なおかつ性能・バッテリー容量が高いものが欲しい人にはぴったりではないでしょうか。

デメリットがあるとすれば、入手性が悪いことくらいです。公式サイトで予約販売という形でのみ販売されており、毎回すぐ売り切れになるので欲しい人は随時・公式SNSなどで情報を得るようにしておきましょう。

メタバース用VRゴーグルの種類・ 自分に合った種類の選び方

VRゴーグルには、いくつか種類があります。本来はスマホ型もあるのですが、メタバース用としては使えません。メタバースで使えるのは、大きく分けてオールインワン型とPC接続型の二種類です。その中に、フルトラッキング可能かどうかという違いもあります。まずは、それらメタバース用VRゴーグルの種類について紹介しましょう。

オールインワン型

オールインワン型は、その名前の通り「VRゴーグル」「コンピューター」が全て一体化しているタイプのVRゴーグルを指します。

パソコンが無くてもVRを楽しめるので、ハイスペPCは持ってないけどVRを使ってみたいという人にはとてもぴったりです。トラッキングもセンサーが搭載されているので、コントローラーで手の動き、ゴーグルで首の動きを追うことができます。

VRゴーグル自体の値段も比較的安いものが多いので、初心者にもおすすめです。

Quest2やPICO4は、普段はゴーグル単体で遊べ、PCのパワーが必要な時はPCと接続できることも人気の理由です。

PC接続型

PC接続型は、名前の通りパソコンに接続して使うタイプのVRゴーグルです。

ゴーグル自体にコンピューターは無く、あくまでもVR機能のみとなっています。そのため、グラフィック性能・メモリ性能などはパソコンの性能に依存するので、それなりに高スペックなパソコンが必要です。

その分、幅広いVRコンテンツに対応できます。

オールインワン型の中には、メーカーの自社ストアアプリしか使えないものがあったり、一部のゲームが遊べなかったりするのですが、PC接続型にはそれがありません。要求スペックさえ満たしていれば、メタバースだけでなく幅広いVRゲームなどに対応できます。

また、最初からトラッキング性能が高いモデルも多いです。

オールインワン型もセンサーを拡張することができますが、最初から高いトラッキング性能が欲しい場合もPC接続型を選ぶと良いでしょう。

フルトラッキング型かどうか

VRには、トラッキング性能という概念があります。

トラッキングってなんだっけ

あや

あや

よしぞー

よしぞー

頭、手など体の動きを感知して追尾してくれる機能だね

たとえば手を動かせばアバターの手も同じように動く、などですね。口に関しては音に反応して動くリップシンク機能を搭載しているものも、あります。

基本的には、トラッキングには以下の種類があるんです。

  • ヘッドトラッキング
  • ポジショントラッキング
  • アイトラッキング

ヘッドトラッキングは、首を動かしたら映像も同じように動くというものですね。VRコンテンツに最低限必要なトラッキングです。

ポジショントラッキングは、ゴーグルのイチを追尾することによって、頭だけじゃなく体の動きも追ってくれる機能になります。

Meta Quest(旧・Oculus Quest)は、単体で高度なポジショントラッキングができるということで人気になりました。今では同じように、オールインワン型でも普通にポジショントラッキングしてくれる機器が多いです。

アイトラッキングは、目の動き・焦点を捉える機能を指します。

ゴーグル内側のセンサーによって、トラッキングする仕組みです。これがあるとVR酔いしにくくなるので、3Dゲームなどで酔ってしまったりした経験のある人はアイトラッキング搭載のものを選ぶと酔いでしょう。

また、トラッキング数の多さでも種類があります。

頭の回転や傾きまでを感知する3DoFと、頭・体の上下左右・前後の動きに対応する6DoFです。

そして、最もトラッキング性能が高い「フルトラッキング」というのもあります。

通常はVRゴーグルとコントローラーによって、6DoFを実現しているんです。ここに、腰と足の動きは加わりません。

一方フルトラッキングは、腰と両足の3点にもトラッカーを付けて、下半身の動きまでをも再現できます。

つまり、より現実の動きを高く再現できるんです。

フルトラッキングに対応しているかどうかも、VRゴーグルを選ぶ基準になります。

ただ、後からでもセンサーを別途購入して拡張することは可能です。

お試し感覚でとりあえず6DoFのものを買ってから、フルトラッキングを試したくなったときにセンサーを買うという方法もおすすめですよ。

VRゴーグルの選び方を紹介! 重量・トラッキングなど

VRゴーグルの種類やトラッキングについて説明してきました。種類の他にも、まだまだ選ぶときの基準はあります。そんなVRゴーグルの選び方・選ぶ際に気にかけるべきポイントについて、紹介しましょう。

本体の重量

VRゴーグル本体の重量は、案外大事です。

重すぎると長時間装着するのには向きません。メタバースは長時間楽しむ人が多いので、メタバース用に選ぶならなるべく軽めのものにしておくことをおすすめします。基準としてよく言われるのは、700gです。

700g以上になると途端に頭や首への負担を大きく感じるようになります。

装着性の高さ

重量とあわせて、装着性についてもチェックしましょう。

メタバースを楽しむ場合、長時間着けることが多いため首や頭が疲れにくいフィット感があるかどうかは大切です。たとえば顔に跡がつきにくいクッションが採用されているか、ベルトの長さ調整は十分かなどなど…。

特にベルトの調整機能は重要です。自分の頭の大きさにフィットするように調整できなければ、どれだけ軽いゴーグルでも疲れてしまいます。

ピント調整機能

VRゴーグルには、ピント調整機能が搭載されているものがあります。

ピント調整機能があると、VR酔いしにくくなるのでおすすめです。

どうしてVR酔いしにくくなるの?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

映像がピンぼけしたりぼやけたり、現実と見え方が違ったりすることが原因なことが多いんだ

たとえば3Dゲームのカメラ視点移動で酔うという人もいますが、それは現実とゲーム内との挙動とのギャップによるものだと考えられています。脳が想定していた動きと違う動きになるので、脳の処理がおかしくなってしまうということですね。

VRだと視界全部がそうなってしまうため、よりVR酔いが起こりやすいです。

ピント調整ができると、多少なりとも軽減できます。実際は左右で見え方が少し違うので、左右でそれぞれ調整できるほうが効果は大きいです。

対応デバイス

VRゴーグルを選ぶとき、使うデバイスを前提にすることをおすすめします。

たとえばPCを使うなら、自分が使っているPCのOSをサポートしている必要がありますよね。たいていはWindowsには対応しています。メタバースや他のゲームが、Windows対応のものが多いためです。

Macには対応していないこともあります。

さらに言えば、パソコンには繋げてもゲーム機には繋げない、またはその逆も多いです。

PSで使うならPSVRという純正の機器があるので、そちらを使いましょう。

メガネを付けたまま使えるか

視力が低くて普段メガネを付けている人の場合、メガネを付けたまま使えるゴーグルかどうかも大切です。ゴーグル本体だけだとメガネをかけた状態で使えなくても、別売りの純正周辺機器などでメガネ対応可能にすることもできます。

さらに、最初から付属品としてメガネに対応できるパーツを付けていることも少なくありません。

たとえば、Meta Quest2にはメガネをかけたまま使えるようにするための「眼鏡スペーサー」というパーツが付属しています。

使っているメガネがスペーサーに対応していない場合は、Meta Quest2(Oculus Quest2)用の度付きレンズも販売されているので、そういうもので対応することも可能です。

どのような形であれ、メガネを付けたまま使えるようにできるかどうかをチェックしましょう。

コンタクトと両方使ってるなら、VRのときはコンタクトってのもありだね

あや

あや

よしぞー

よしぞー

裸眼でもある程度見えるなら問題ないかもだけど、より鮮明に楽しむためにはおすすめ!

トラッキング機能

先程も説明しましたが、VRゴーグルを選ぶ際にトラッキング機能については絶対に見るべきです。高いから当たり前にフルトラッキングに対応していると思っていたら、実は6DoFだったということもあります。

ここでもう一度、簡単にトラッキングについておさらいしましょう。

首の動きをセンサーで感知して、視点移動ができるものは3DoFです。

それに加えて、手持ちのコントローラーなどで手の動き・体の前後左右・上下の動きを反映させられるものは6DoFとなります。基本的には、6DoFであればVRChatなどのVR対応メタバースは楽しめるでしょう。

腰・足の動きまで全てをトラッキングしてくれるものは、フルトラッキングと呼びます。

フルトラッキングを選ぶべきというよりも、自分の用途に合ったものを選ぶべきです。メタバース用ならば、最低でも6DoFを選んだ方が良いでしょう。

メタバースに必要なPCスペック・映像性能

VRゴーグルをパソコンに接続して使いたい場合、どのコンテンツに対応するかはPCの性能に依存します。

メタバースに必要なPCスペック・映像性能について、知っておかなければなりません。

PCスペックについては、別で詳しく説明している記事があります。そちらを参考にしていただければ、幸いです。ここでは簡単に説明いたします。

まず、メモリは最低16GB、できれば32GBは欲しいです。

3DCG・アニメーション効果有りのゲームは、8GB以上が指標だと言われています。

しかし、VR機器をつなぐとなると16GBが指標になるんです。

実際にVRChatのVRモードの要求スペックを見ると、少人数で16GB以上となっています。

大人数だと32GB以上となっているので、予算に余裕がある人・大人数で楽しみたい人や凝ったワールドを探検したい人などは32GB以上のPCを買いましょう。

CPUは、最低でもIntel Core i7クラス以上のものをおすすめします。

メタバースはどうしても処理が重くなる場面が多いので、処理性能が良いことも条件になってしまいます。

グラフィックも必須です。そこそこ性能の良いグラフィックボードが搭載されていなければ、そもそも3DCGが動きませんから。

以下は、VRChatのVRのモードの要求スペックのグラフィック部分を抜き出したものです。

  • 少人数:GeForce GTX1660/GeForce RTX2060以上
  • 大人数:GeForce RTX 3060以上

詳しくないと難しそうね

あや

あや

よしぞー

よしぞー

わからない場合は、ここに書かれているものが搭載されてるのを選んでも問題ないよ

VRChatは特に同時接続ユーザー数が多く、凝ったワールドも多い「特に要求スペックが高め」のメタバースなので、VRChatを快適にできるようなPCを買えば他のメタバースもたいていは問題なく遊べますよ。

自分に合ったVRゴーグルでVRコンテンツを思い切り楽しもう!

これまで、メタバース用のVRゴーグルについて説明してきました。

VRゴーグルはとても奥が深く、自分がどこまで求めるかによって選ぶべきモデルは大きく変わります。とりあえず安く手軽にメタバースに没入したいなら、Meta Quest2がぴったりでしょう。

より本格的にVRを楽しむなら、VIVE ProやCosmos Eliteなど選択肢が広がります。

まずは、自分がメタバース用VRゴーグルにどの程度の性能を求めるのかをはっきりさせて、自分に合ったモデルを選んでみてはいかがでしょうか。

よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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