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【e-sports】今さら聞けないFPS・TPSの魅力とは? e-sports採用タイトルも6つ紹介!

6 min

世界中で注目を集めるe-sports業界。現在特に人気なゲームジャンルが、シューティングですよね。FPS・TPSと種類はありますが、銃を用いて敵を撃つというところに違いはありません。

シューティングはとにかく「撃てばいい」「撃たれてはいけない」と、ルールがわかりやすいのが特徴です。見ていてもわかりやすく、派手で面白いんですよね。

今回はそんなFPS・TPSの魅力を掘り下げつつ、e-sportsの大会で使われることの多いゲームのタイトルを6つ紹介します。

FPS・TPSの魅力とは? どうして世界中で人気なのか

FPSは「一人称視点シューティング」です。自キャラが腕と武器しか映りません。TPSは「三人称視点シューティング」です。自キャラがしっかり映ります。この違いを踏まえたうえで、FPS・TPSの魅力について掘り下げていきましょう。

高い臨場感を味わえる

シューティングの魅力は、高い臨場感です。FPS/TPS共に、フィールドにはさまざまな工夫がされています。隠れられる建物があったり、高低差が激しい地形があったり…。さらに銃撃の音、爆撃音、足音などリアリティのある効果音もどこからともなく聴こえてきます。

これら全ての要素が臨場感を高めてくれえるうえに、戦いを有利にすすめるのに必要な要素となってくるのが面白いんですよ。

戦場の恐怖も、狂ったような快感もリアルに感じられるのが良いんです。

FPSはそこに「視点による臨場感と没入感」も加わります。プレイを続けていくにつれて、戦場にトリップしたかのような感覚も味わえることがありますよ。

射撃の快感

FPSにもTPSにも、射撃の快感があります。昔はTPSの射撃はあまり爽快感も無かったかもしれませんが、近年はTPSでも爽快感と臨場感のある射撃が楽しめる作品が多いんです。サイトを覗き込むときだけFPSになるゲームもありますし、FPSとTPSの垣根は絶対的なものではなくなっています。

もちろん、FPSのほうが射撃をしているという感覚は強いですが。

FPSだと発砲時のマズルフラッシュなどのエフェクトを、目の前で体験できますからね。

リアリティのある駆け引きが楽しめる

対戦型シューティングには、駆け引きの魅力もあります。

塀の向こう側、扉の向こう側に敵が居るのではないかという緊張感があるんです。これはサバゲーなどをする人にはお馴染みの感覚かもしれませんが、デジタルゲームだとあまり馴染みのある感覚とは言えません。

通常、アクションもRPGも敵がどこにいるか見やすいですから。一方、FPSの場合は視界がリアルです。キャラクターから見えない範囲の物は、どれだけカメラを動かしても見えません。カメラ=キャラクターの目ですから。これにより、障害物を使った駆け引きが盛り上がります。

TPSもe-sports大会に使われることの多い作品だと、FPSと似た作りになっているものも多いです。

もちろんFPSより視界が開けているので索敵はしやすいものの、流石に扉の向こうなどは見えません。さらに、自分だけでなく相手も視界が広いので、驚くべき場所から狙ってくる敵などもいます。FPSとはまた異なる理由から、駆け引きが楽しめるんです。

音など限られた情報で状況を把握するのが面白い

FPS/TPSはサラウンドを使えば、繊細な音を聞き取れるようになります。バーチャル5chや7chサラウンドなどを搭載したヘッドホンは、近年増えてきましたね。比較的低価格でも買える商品もあり、気軽にゲーム音響を楽しめるようになっています。

FPS/TPSは、音にこだわっている作品ばかりです。銃声は本当に銃を撃ってきた方向から聞こえてきますし、足音も方向が再現されています。サラウンドで聞くことで、音という限られた情報で状況を把握することができるんです。

そうして、限られた情報で状況把握をして判断をし、プレイをしていくのが面白いんですよ。

【e-sports】大会でよく使われるシューティングを紹介します!

ここまで、FPS・TPSの魅力について紹介してきました。プレイしていても、観戦していても臨場感あふれる戦場体験を楽しめるのがシューティングの面白さということです。それでは、e-sportsの大会でよく使われるタイトルについて、それぞれ簡単に紹介しましょう。

PUBG

PUBGと言えば、バトロワ系のゲームが流行るきっかけになったタイトルですよね。最初はスマホで、PC版アーリーアクセス開始になるとゲームが重かったりチーターが蔓延したりとさまざまな問題を起こしたのも記憶に新しいです。

PUBGの面白さは、緊張感。最後の一人になるまで戦いは続くので、勝利するまでは気が抜けません。死んだらそこで終わりになりますし、「ここで死んでたまるか!」という言葉が自然と出てきてしまいます。

マップは固定ですが武器はランダム配置ですし、行動範囲を狭くするサークルもランダム生成です。長く滞在していると死のリスクが高まる爆撃地点も、ランダム性があります。こうしたランダム性により、繰り返し遊ぶんでも楽しめるようになっているんですよね。

また、e-sportsの大会観戦がかなり面白いんです。「プレイはハマらなかったけど、観戦は一番おもしろい」と語る人もいるほど、観戦に大きな魅力があります。

試合展開が他のFPS・TPSに比べて遅いので、見ていて疲れることがありません。試合状況の把握もしやすいです。それでいて緊張感はあるので、見ていてハラハラすることもできます。

サッカーより野球が好きという人には、PUBGの観戦はおすすめできるでしょう。

もちろん、プレイも楽しいので観戦で面白いと思ったら一度プレイしてみるのもおすすめですよ。

Fortnite

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2018年に配信されて以来、フォートナイトは大人気ですよね。テレビ番組でも盛んに使われていますし、芸能人にもハマる人が続出しているのだとか。ジャンルはTPSのバトルロワイヤルになります。

PUBGとは違い、グラフィックがポップなんですよね。リアル志向ではないからこそ、さまざまな人に受け入れられやすいのかもしれません。

さらに、課金要素のバランスが良いです。基本無料のゲームで課金がありますが、競技性のあるゲームでの課金は敬遠されがち。それにより対戦バランスが偏ることがあるためです。ところが、フォートナイトの課金要素は「キャラのスキン(見た目)変更」「特殊モーション」など、試合とは関係のない部分のみになっています。

そして何より、建築のシステムが魅力的なんです。フォートナイトは自分で建物や障害物、高台などを建築することができます。これによりゲームを有利に動かすことができ、駆け引きが生まれているのが面白いところなんですよね。

自由度も高くなっています。

ゲームのテンポもPUBGに比べれば早いので、爽快感もマシマシです。

[公式サイト]
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home

Apex Legends

Apexは、FPSバトルロワイヤルゲームです。

本作はチーム戦を行うのが特徴。しかも、バトルロワイヤルと言いつつ一度倒されても終わりになりません。味方が行動してくれることにより、復活できます。全員死ぬとアウトですが、一人死んでも助けることができるというのは気軽ですよね。

それでいて、救助行動が駆け引きの要素のひとつになっています。気軽さと奥深さを両立させているんです。

さらに、チーム制なのにあまりギスギスしません。フォートナイトはたまにギスギスすることがありますが、Apexは比較的平和です。理由のひとつが、「助け合い」の要素でしょうね。お互いに救助し合うことで仲間意識が強くなり、優しくなれます。

あとは、ボイチャが無くても意外とコミュニケーションがしっかり取れるためでしょう。

また、操作キャラ(ヒーロー)ごとにアビリティがあり、特殊な行動を取ることができます。これを覚えるのはハードルが高いですが、覚えればかなり楽しいですよ。マップもメカメカしくて面白いです。

試合展開も派手になりがちなので、配信を見ているのも楽しいですよ。大会も最近は開かれてきているので、今後もe-sportsタイトルとしての発展が見込まれる作品です。

レインボーシックスシージ

レインボーシックスシージは、2015年12月10日に発売されたFPSです。題材となっているのは、対テロ攻撃部隊レインボーの活躍を描くトム・クランシー原作の小説となっています。小説を題材としたFPSは珍しいですよね。

マルチプレイは攻撃側と防御側に分かれて戦います。攻撃側は戦力の振り分け方、どこからどのように突入するかなどを考えることになるでしょう。防御側はどこに罠を設置して、どこに人員を重点的に配置するのかを考えることになります。

戦略よりも戦術が重視されるゲームですね。

協力して戦術を考えつつプレイしたい人や、シミュレーションゲームが好きな人には向いていると言えるのではないでしょうか。

また、緊張感は随一です。

一人死ぬだけで、味方にとってかなり大きな負担になります。そのため、死ねないという意識が強くなるんです。ただ、逆に「最後まで生き残りたくないな」という考えがよぎることもあります。

そのような命のやり取りの緊張感を味わいたい人、ヘビーなゲームが好きな人にはおすすめです。ただ、FPS初心者にはあまりおすすめできないかもしれません。

Call of Duty

通称CoDシリーズ。FPS人気の火付け役という感じの作品で、複数のシリーズがあります。

第二次世界大戦を部隊にした「オリジナルシリーズ」。「CoD1,2,3」「CoD World at war」「CoD WW2」などが含まれています。

他にも、近年はCoD MW(モバイル)が登場し、人気です。大会に使われるのは、その時点での最新の作品であることが多い傾向があります。最近は「CoD:BOCW(ブラックオプス コールドウォー)がよく使われますよ。モバイルも大会が開かれているので、まずはそちらから気軽に試してみるのも良いかもしれません。

CoDシリーズの魅力は、初心者でもキルを取りやすいところにあります。キルストリークというシステムがあるんです。敵を一定数倒したり、連続して倒すことで使えるようになります。このおかげで、キル数が稼ぎやすくなっているんですよ。

さらに、大会を観戦するのもわかりやすくて面白いです。比較的シンプルなFPSなので、ゲームをプレイしたことがなくても状況判断がしやすいんですよね。そのため、動画や生配信、大会観戦を専門にした「動画勢」「配信勢」も多い印象があります。

Overwatch

Overwatchは2016年に登場して以来、かなりの人気を誇るFPSです。FPSにしては珍しく、キャラクター人気も結構あるんですよ。海外だとファンメイドの3DCGアニメがアダルト・全年齢の区別なく、制作されていたりします。

Overwatchの部隊は未来の地球。特殊能力を持ったヒーローとなり、プレイヤーは世界を救うために戦います。

そういうストーリーもあり、戦うのは兵士ではなくてヒーローです。男性だけでなく、女性もいます。ゴリラとかハムスターとかもいるんです。

マルチプレイのルールは単純。

6人チームに分かれ、相手チームを倒し目標を達成すれば勝ちです。チームとして指定されたゾーンを敵から守ったり、貨物車を目的地まで護衛したりします。ただ相手をキルすれば良いだけではないところが、このゲームの魅力です。

勝敗を競うためにさまざまな戦略を考えなければならないところは、少しMOBAっぽいですね。

プレイするのももちろん楽しいですし、観戦していても楽しめます。観戦すると両チームの戦略が客観的に理解できるので、面白いですよ。

[公式サイト]
https://playoverwatch.com/ja-jp/

e-sportsならシューティングは外せない! 一度触れてみよう

e-sportsを語るうえで、シューティングは外せません。格ゲーが流行して以来ゲーム大会は下火でしたが、FPS/TPSの人気によってゲーム大会は盛り返しましたから。そしてe-sportsと呼ばれるほどに、発展しています。

観戦が面白いゲームが多いのも、競技ゲームとして人気が出た理由です。

まずは観戦してみて、自分でもやってみたいと思ったらプレイしてみるのも良いのではないでしょうか。

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よしぞー

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メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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