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CIO NovaPort TRIO 65W3Cレビュー|USB-C 3台同時65W充電器の実力とは

6 min
CIO NovaPort TRIO 65W3C

デバイス同士を繋ぐケーブルは、Type-A to Cが一般的ですが、近年はType-C to Cも増えています。最早Type-C以外で充電をしないという方も、多いはず。

充電器側にType-Cポートを搭載する充電器は、小型充電器を中心に多くなっています。

今回紹介するCIOのNovaPort TRIO 65W3Cもそのひとつです。小型でありながら3ポートを搭載しており、3台同時に65W出力で充電できるのが本機の売り。そのうえ、Type-Cポートを搭載しているので近年のデバイスまわりのケーブルとの親和性も高いです。

ただ、性能が高くても評価を知らなければ購入しにくいもの。

そこでこれから、NovaPort TRIO 65W3Cのスペックと付属品、良いところや注意点などについてレビューしていきます。

CIO NovaPort TRIO 65W3Cの基本情報

CIO NovaPort TRIO 65W3Cの基本情報について、まずは簡単に紹介していきます。本機のスペックと付属品、外観について解説するので、ぜひご参考ください。

スペック

  • サイズ:約43×28×59mm
  • 重量:約115g
  • 出力ポート数:3
  • 出力ポートの種類:USB Type−C
  • USB出力:USB-C 1/2/3:5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V/3.35A
  • 最大出力(W);67W
  • PPS出力:3.3V-11.0V 5A(最大55W)

本機は、3ポートで充電できるところと最大出力の高さがスペック上の最大の特徴です。最大67Wの出力があるので、幅広い機器に対応できます。スマホの急速充電以外にも使い道が多いので、これを1つ持っておけば使いまわせるのが魅力的です。

さらに、PPS出力にも対応しています。

PPSってなんだっけ?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

より充電効率がいい規格だね

充電効率が良くなるので、より素早く充電可能です。デバイスによっては、超急速充電などの名前で認識されます。

付属品

  • 本体
  • 取扱説明書
  • thank youカード

NovaPort TRIO 65W3Cの付属品は、非常にシンプルです。本体と取扱説明書、thank youカードのみとなっています。説明書は、英語と日本語両方に対応しているので安心です。

ケーブル類は付属しないので、既に所持しているケーブルをそのまま使うか、一緒に購入するかの二択になります。

また、保証に関しては商品到着後に公式ストアでレビューをすると、6か月延長されるのがポイントです。公式ストアはアマゾン、楽天市場、ヤフーショップなどにあります。購入時は、公式ストアを使うのが最もお得です。

外観

NovaPort TRIO 65W3Cのデザインは、シンプルながも工夫が感じられます。

カラーバリエーションは、黒と白の二種類です。どちらも、デザイン的に奇抜な部分などは全くありません。非常にシンプルで、万人受けするようなデザインです。ロゴも控えめで、主張しません。近年人気のミニマルスタイルです。

ただ、表面に工夫が見られます。

表面はシボ加工されており、これにより傷がつきにくくなっているのが特徴。シボ加工はキーボードのキートップなどによく施されますが、充電器では少し珍しいです。

充電器はほかの機器と一緒にカバンやポーチなどに雑に入れることも少なくないので、このような傷がつきにくい加工があるのは嬉しいところだと言えます。

NovaPort TRIO 65W3CとNovaPort TRIO 65Wの違い

左がNovaPort TRIO 65W3C、右がNovaPort TRIO 65W

NovaPort TRIO 65Wには今回紹介する「NovaPort TRIO 65W3C」と「NovaPort TRIO 65W」の2つが発売されています。

  • NovaPort TRIO 65W:USB-C × 3ポート
  • NovaPort TRIO 65W3C:USB-C × 2ポート + USB-A 1ポート

全てがUSB-Cポートタイプと、USB-C USB-A混合タイプに別れるので、購入時は注意しましょう。

Type-A接続で充電することもある方はNovaPort TRIO 65Wを検討することもおすすめします。

USB-Cx2、USB-Ax1ポートのタイプ

CIO NovaPort TRIO 65W3Cの良いところ・充電性能をレビュー

NovaPort TRIO 65W3Cのスペックなどについて、簡単に解説してきました。スペックとデザインだけでも魅力的な部分がありますが、大事なのは実際の充電性能や使い心地です。そこで今度は、NovaPort TRIO 65W3Cの充電性能など良いところについてレビューしていきます。

3ポート利用をしても出力が落ちない

NovaPort TRIO 65W3Cは、3ポート同時に充電できるのが最大の特徴です。そのうえ、出力も最大67Wと高出力。

ただ、実際に3ポート搭載している充電器のなかには3ポート全てを同時に使うと、出力が落ちる製品も多いです。単一ポートで利用するときは最大出力が出せても、3ポート利用時はどうしてもエネルギーが分散されてしまい、出力が落ちやすくなります。

一方本機は、3ポート利用時は20W+20W+20W、または30W+30W+5Wの最大65Wで充電可能です。流石に3ポート同時に65W充電はできませんが、あまり出力が落ちません。もっと落ちる製品もあるので、比較的優秀です。

長時間使っても落ちない?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

3ポートを長時間同時に使っても、出力は落ちないよ

それでいて、1ポート接続時は最大67W出力に対応しています。

出力が高いから幅広い機器を急速充電できる

本機は、最大67Wという高出力の充電器です。最大出力が高くなると、対応機器の幅が増えます。

たとえば30Wあれば、MacBook Air程度なら急速充電可能です。3ポート利用時でも、MacBook AirとiPadとiPhoneを全て同時に急速充電できます。

さらに、67Wもあれば充電出来ない機器を探す方が早いです。Mac Book Proなどスペックを盛っているノートPCでも、急速充電出来ます。もちろん、Switchなどの充電も可能です。

これを一台持っていれば、それだけで幅広い機器に使えます。この汎用性の高さが、本機の大きな魅力のひとつです。

Nova Inteligenceが便利

NovaPort TRIO 65W3Cには、Nova Inteligenceという独自技術が使われています。

これは、電力を自動で振り分ける技術です。充電時の適切な電力は、機器によって変わります。電力が大きすぎるとバッテリーに負荷がかかりますし、電力が小さすぎるとなかなか充電されません。

本機は45W、30W、20W、5Wの出力が自動で振り分けられます。たとえばノートPCとスマホを同時に充電するときには、45Wと20Wが振り分けられるというようなイメージです。単一ポート利用時は、最大67までになります。

電力の自動振り分けにより、ポートを複数同時に使っていてもそれぞれに適した出力が保たれるということです。出力が機器に対してあまり落ちないのも、Nova Inteligenceの恩恵だと言えます。

発熱は長時間でない限り問題ない

これだけ出力高くて3ポート同時利用とかできたら、熱持たない?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

発熱はそこまで心配いらないよ

熱自体は当然持ちますが、気になるほどではありません。3ポート利用時も、必要な出力が高い機器を充電しているときでもあまり発熱しないのも本機の良いところです。

長時間使いっぱなしになると流石に熱を持つようにはなりますが、持っていられないほどの熱さになることはなかなかありません。安全回路もあるので、安心して使えます。

3ポート高出力なのに小型軽量

NovaPort TRIO 65W3Cは、3ポート高出力というスペックを持ちながら小型軽量です。

公式ストアでは卵と比較されていますが、まさにそのようなサイズ感。縦59mm・横43mmで、カバンのポケットに余裕で入れられる大きさです。厚みがあるので流石にジャケットのポケットに入れるには大きいですが、それでも小さいと言えます。

重量も約115gと、軽量。

3ポート搭載させて高出力にし、電力自動配分機能を付けたりすると普通はもっと大きくなりそうなものです。近年は充電器を含め、機器の小型化が進んでいます。小さな機器を好む方が多いので、世間の需要に合う製品です。

コンセントプラグが収納できる

CIO NovaPort TRIO 65W3Cの嬉しいポイントとして、コンセントプラグを収納できるというメリットがあります。

プラグを内部に収納できることによって、持ち歩く際に、カバンの中で他のものと干渉したりすることを防げるので、便利です。

CIO NovaPort TRIO 65W3Cの注意点

NovaPort TRIO 65W3Cの良いところについてレビューしてきましたが、一部に注意しなければならない点があります。そこで今度は、そんなNovaPort TRIO 65W3Cの注意点を2つ簡単に解説していくので、ぜひご参考ください。

対応ケーブル端子に注意しよう

本機は、充電ポートが全てType-Cです。Apple製品まわりを使っている方なら、Type-C to Lightningケーブルを使う機器が多いのであまり問題はないでしょう。

ただ、まだまだType-Aを使う充電器も多いです。機器に付属する充電ケーブルも、Type-A to Cが一般的。対応するケーブルを持っておらず、充電器を買うにあたって新しくケーブルを増やしたくないという方にはあまりおすすめできません。

ケーブルを追加購入しても良いという場合は、Type-C to Cなど対応するケーブルを間違えることなく購入するようにしましょう。

コンセントとの相性がある

NovaPort TRIO 65W3Cは奥行きを取る形状になる

本機は、コンセントとの相性があります。

ん?相性?どういうこと?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

少し奥行がある形だから相性が生まれるんだ

本機は、長方形タイプの充電器です。コネクタ部分から少し奥行きがあります。この形状の場合、壁付きコンセントとの相性が少し悪いです。差し込んだ直後は問題ありませんが、ちょっとでも力が加わると外れやすくなります。

ふとした拍子に足をぶつけたときなど、外れてしまう可能性が高いです。ただ外れるだけなら良いですが、変に力が加わると折れることもあります。

ただ、触らなければ問題ありません。長方形充電器のなかには触らずともバランスがガタガタで、すぐ外れるものがあります。

本機はあくまで「足をぶつけたりすると外れやすくなる」というだけであり、変に力を加えない限りは問題なく使用可能です。

それでも、使用時には力を加えないように注意しましょう。

CIO NovaPort TRIO 65W3Cは汎用性が非常に高い充電器!

ここまで、CIO NovaPort TRIO 65W3Cの良いところと注意点についてレビューしてきました。愛大67Wで、複数ポート利用時に合計最大65W利用できる充電性能の高さが非常に魅力的。電力の自動分配機能も、非常に便利です。

本機の魅力は、汎用性の高さにあります。最大出力が高いことによる汎用性、3ポート同時利用できることによる汎用性、自動分配機能による汎用性…。

あらゆる機器を急速充電できる充電器を探している方には、非常に適した充電器です。

USB-Cx2、USB-Ax1タイプのCIO NovaPort TRIO 65W

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よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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