スマホ買ったときに付いてきたイヤホンが壊れてしまったので、この機会にちょっと良いイヤホンに買い替えたい。
でもあまり高いイヤホンは購入できないので、出来れば1万円以下、わがままを言えば5000円前後で購入できるイヤホンで、良い音質を楽しめるものがよい。
そんな方におすすめなのがfinal E3000というイヤホン。
販売価格5,580円、実売では5,000円以下という価格帯にもかかわらず、低音から高音までバランスが良く、クリアで鮮明な音質を楽しむことが出来ます。

よしぞー
E3000を愛用しているなかで、良いと感じたこと・いまいちと感じたことをレビューしていくのでぜひ読み進めてくださいね
目次
まずは総評から!

まず最初に総評からお話ししますと、このfinal E3000で一定の満足感は得られますが、このイヤホンが最高!とはならないのも事実です。
あらゆる意味で良いイヤホンだとは思いますが、すべてが70点前後に整理されており、ながら聞きする際など別の事をメインにおこない音楽は軽く聴くのであれば申し分ないのですが、それぞれのジャンル、それぞれの曲に合わせて音にこだわって聞きたいときには物足りなさを感じるのも事実。
よく言えばスマートで奇麗な音ですが、言い換えれば面白みのない音として感じ取られてしまうイヤホンだと思います。

よしぞー
とは言いつつ十分に満足できるイヤホンだし、別のイヤホンと比較する際に聞き比べの指数としても愛用してるよ!
音を楽しむ上での指数とは?

あや

よしぞー
E3000はフラットに近いので、よりドンシャリを求める・かまぼこを求めるなんて時に比較しやすいし、解像度や音場の差を比較するときにも使えるんだ
なるほど、なんか沼への入り口みたいなイヤホンね

あや

よしぞー
長い時間聞いてても疲れない優等生イヤホンだから、1つよさげなイヤホンを買うなら普通にお勧めできるし、5000円アンダーで一つの指数を持てるのはすっごく良いと思うよ
ってことは、いろんなイヤホンを聞き比べたりしなければ、final E3000でも十分ってことね!

あや
final E3000開封レビュー

それではfinal E3000を開封レビューしてきます。
まずは同梱品から

本体は小ぶりで、長時間装着していてもストレスは感じません。

本体のケーブル長さは1.2mありますので、普段スマホやDAPにつないで聞く分には問題になることはありませんがネガティブポイントもあります。
このコードは絡まりやすいようで、一定の頻度で使うタイミングでコードをほぐす作業が必要です。

よしぞー
ケースに収納する際、絡まないように収納するコツをつかむまでちょっと苦労したよ
それと細いコードなので、長期の使用で断線してしまう不安はありそうですね。
リモコン・マイクは付いておりませんので、マイク通話などを想定している方には不向きなイヤホンです。あくまで音楽鑑賞用としてのイヤホンになります。
E3000には、E3000Cというリモコン・マイクが搭載された製品も販売されているので、必要な方はE3000Cをチョイスしましょう。
また、イヤホン本体とケーブルは一体型でケーブルの取り換えは出来ません。

イヤホンの裏側(イヤホンとケーブルが繋がっている側にLとRの印字があり左右確認が出来ますが、明るい場所では良いものの暗い場所ではこの印字があまり見えません。

よしぞー
夜暗い場所ではスマホのライトを当てて確認しているよ!
サイズ感的に寝ホンとしても愛用できるから、もうちょい左右分かりやすいと良いな

あや

よしぞー
もう一つの見極め方としてイヤーパッドの後ろの色を見る方法もあるよ。同じサイズ、それぞれ明るい色と暗い色が用意されているんだ

とは言いつつ、上の写真の様にイヤーパットの後ろを覗いただけでは色が確認できません。

よしぞー
パッドを少しめくれば確認できるけどちょっとめんどくさいかな

続いて接続端子。

接続は一般的な4極3.5mmステレオミニプラグのL型です。3.5mmであればほとんどのデバイスと装着が出来るので便利ですね。
最近のiPhoneはイヤホンの接続端子がなくライトニングのみなので、iPhoneと繋ぎたい場合は、ライトニングに変換するアダプタも用意しておきましょ

あや
続いてポーチ

E3000には付属ポーチも用意されていますが、素材はビニール製で最低限レベルのもの。
安っぽく耐久性も低そうですが、E3000の価格帯からみてポーチを付けていただけただけでも感謝ですし、裸で持ち運ぶことを考えたら使わない手はないでしょう。
final E3000の音質

改めてE3000の音質について私が感じたことを。
E3000は公式でも記載があるとおり、音質なるべく滑らかにすることでナチュラルでフラット・高い解像度を実現しています。
最新の音響工学、心理学の研究成果を踏まえた音質設計
高い解像度とフラットでナチュラルな音質で、定番と言える製品です。
最新の音響工学、心理学の研究成果を踏まえ、音質設計を行いました。
高音の一部を強調するという一般的な音作りの手法を使うと、一聴して音の鮮やかさを感じさせるのですが、そのことによって、他の音域が埋もれて聴こえにくくなってしまいます。
E3000では、強調した音域を作らないことで、高い解像度と広いサウンドステージを実現しました。
低音から高音までバランス良く再生することで、ホールで音楽を聴いているような音の広がりを体感していただけます。
一聴したときのアピールよりも、長く使うほどに良さを感じる「定番」と呼ばれることを目指した、ナチュラルな音質を追求した製品です。
引用元:https://final-audio-design-directshop.com/fs/final/f_earphones/FI-E3DSS
実際に聞いていると、なるほどと頷ける音質でかまぼこでもドンシャリでもなく、良い意味でナチュラル。心地よく聞き疲れのしない音が耳に入ってきます。
スマホに付属されているイヤホンからの買い替えであれば、音の美しさに間違いなく驚かれるはずです。
個人的にはピアノや女性ボーカルとの相性が良いと感じられ、音に温もりを感じさせつつ中低音がやや控えめな分、透き通った明瞭でバランスの良い音を楽しめます。
ドラマ「天国と地獄」の主題歌として使われた手嶌葵「ただいま」。
一つ一つのシーンを鮮明に思い出させてくれて感動もの

あや

よしぞー
手嶌葵さんの声質とE3000の組み合わせは凄く良いと思ってる^^
ただし、聞く音楽の方向性にも大きく影響されるイヤホンである事は否めず、低音を効かせた音楽を楽しみたいケースでは物足りなさを感じます。

よしぞー
LMFAOのShotsとか、ぶっ叩かれるような低音を効かせた音楽も大好きだけど、E3000で聴いてもサッと流される感じ
こういった曲は、ガチなドンでシャリなイヤホンで聞いた方が楽しめそうね

あや
まとめ
final E3000有線イヤホンについてレビューしてきました。
小ぶりで使いやすいとともに、音のバランスを配慮した設計で、高音から低音まで波が無く聞き疲れしづらいイヤホンだと感じました。
低価格帯のイヤホンでは個性を強調させるために妙な味付けがされているイヤホンが多い中で、フラットにこだわったのは見事です。
とは言いつつ特に低音に関しては乏しく、聞く音楽は選びますが、この性能で5000円以下で買えるのであれば十分に満足感を味わえる素晴らしいイヤホンです。
スマホ付属イヤホンからのステップアップには最高ですし、複数のイヤホン持ちの方であっても一つ持っておいて損はありません。