STEPNはゆっくり走った方が効率よく稼げるとか、早く走ると効率悪いといった都市伝説がありますよね。
私も最初の頃は、ゆっくりペースの方が稼ぎやすいと信じていて、あえてペースを落として走っていました。
ただ、ゆっくりジョグペースで走るのでは、マラソンの練習にはSTEPNって不向きです。長距離走る練習にはなりますがスピードが付きません。
そこで実際に、同じ場所を様々なペースで走ってみて、本当にゆっくりジョグペースが一番稼げるのかどうか、また、どの程度の速度が一番効率よく稼げるのかを検証しました。
目次
STEPNで走って稼ぎやすい適正速度を検証
まず、今回検証するにあたっての前提条件をお伝えします。
- 1週580mの公園を4エネルギー分(20分)、毎日ランニングする
- 4パターンのペースに分けてそれぞれの速度で3回ずつ走る(合計12日間の測定)
- シューズはRunner ※Runner以外は測定出来ていません
- 測定期間のレベル上げは無し
走るペースは、フルマラソンでいうサブ3、サブ3.5、サブ4、サブ4.5ペースでの測定にしました。
サブ3とかサブ4ってなに?
あや
よしぞー
フルマラソンを3時間以内で走る事をサブ3って言うんだ
同じように4時間で走れたらサブ4だよ
具体的な検証ペースは、
- サブ3:設定タイム 4:10~4:16/km
- サブ3.5:設定タイム 4:50~5:00/km
- サブ4:設定タイム 5:30~5:40/km
- サブ4.5:設定タイム 6:10~6:23/km
となり、STEPNのRunnerシューズの適正速度である8-20km/hに換算すると、9~15km程度の速度で走る事になります。
サブ3はきついんじゃない?
あや
よしぞー
サブ3ペースでも稼げる事が分かればガチな市民ランナーでもSTEPNを練習に使えると思ったから頑張ったよ!
続いて検証に使うシューズは以下のスペックです。
タイプ | Runner |
レベル | 19 |
Efficiency | 69.6 |
ジェム装着 | なし |
平等性を図る為、検証中はレベルを上げたりジェムを装着しないで継続しています。
また、走る公園自体もあまり木々で隠れない通信障害が少なそうな公園を選びました。
結果を発表
Runnerシューズで走ったログは、スプレットシートに纏めましたので、こちらをご確認ください。
2022年2月27日~3月10日までの12日間、各ペースで走ったログです。
最近はSTEPNのGPS性能も上がっていますが、まだまだ正確なログを取れる精度は無いため、Garminのランニングウォッチ(フルマラソンなどでプロやガチランナーが使用しているもの)を使用して測定しています。
下の表にアベレージを算出していますが、結論を発表すると、
- 日によってブレはあるものの、効率は全て1.533になった
- なのでどのペースでも基本的には変わらない
- 稼げる日は稼げるし、稼げない日は稼げない・ある意味運しだい
という結果になりました。
あら、予想外の結果ね
あや
よしぞー
そうなんだよね。
自分もスロージョグの方が稼げると思ってたから驚いたよ!
ランナーシューズでインターバル走は可能?
STEPNのランナーが気になるのが、ペース走やジョグはRunnerシューズで問題ないけど、インターバル走はトレーナーシューズじゃないと難しいのでは?という心配です。
インターバル走は、200m、400m、1000mなど一定距離を目標ペースで走る、60〜80秒(150〜200m)休息を入れる、また同じ距離を走って休息を入れるを繰り返します。
その際、休息がRunnerシューズの適正ペースである(8-20km)に当てはめられないのではという心配が生じますよね。
その問題を解消しようと、インターバル走をやるためにトレーナーシューズを購入するという案もありますが、トレーナーシューズは高すぎるので躊躇してしまいます。
実際、私はRunnerシューズにてインターバル走を日常的に行っており、特に稼ぎが悪いと感じたことはありません。
休息中も緩いジョグペースで走っていて、なんとか最低速度の8kmあたりを維持できているようです。
また、2023年現在、適正ペースから外れるとSTEPNが自動的に止まり、適正ペースに収まると自動的に機動する機能が備わっているので、特別気にすることもありません。
結論
STEPNのRunnerシューズにて、どのペースで走ったら効率よく稼げるかを検証しました。
結論はどのペースで走っても変わらないという結果になりました。
タラタラ走ってないで、ちゃんと走れってことね
あや
よしぞー
楽してないで頑張りなさい言われている気がしたよ
STEPNでRunnerシューズを購入したのであれば、好きなペースで好きな練習をがっつり走っていきましょう。
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