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合計出力380W!高性能充電アダプターGW380レビュー|最大8台まで同時充電可能な万能選手

7 min
GW380

スマホやノートパソコンを充電するためのマルチアダプターは、さまざまなメーカーから販売されています。

GW380は、2024年にMakuakeでのプロジェクトを開始したマルチな高性能充電アダプターです。

スマホはもちろん、MacBook Pro 16インチなどの高い出力が必要なノートパソコンにも使える充電器として注目を集めています。

本記事では、そんなGW380のスペックを解説したうえで、実際に使用して良いところを気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

GW380の基本仕様

GW380は、「バケモン級充電アダプター」という謳い文句で販売されています。どこが化け物クラスなのか、気になる方も多いはず。そこでまずは、GW380のスペックなどの基本仕様について解説していきます。

スペック

  • 型番:GW380
  • 製品サイズ:95×95×86mm
  • 製品重量:490g
  • 入力:100-240V〜50/60Hz 5A Max
  • 合計出力電力:380W
  • USB-C×2(C1、C2)(最大140W)
  • USC-C×4(C3、C4、C5、C6)(最大100W)
  • USB-A×2(A1、A2)(最大30W)
  • 一般販売予定価格31,090円(税込) ※100名限定の応援価格17,090円

以上が、GW380の基本スペックです。

まず、特徴的なのはポートの数。USB Type-Cが合計6ポートに、USB Type-Aが2ポート用意されています。Type-Cはどちらも高出力ですが、2つは最大140Wと非常に高出力なのが特徴です。

これだけの出力があれば、高性能なノートパソコンへの給電もできます。

さらに、そこそこの重量があるのも特徴です。小型軽量を重視したほかの製品と比べれば、やや重量があります。それでも、重すぎるということはありません。

このそれなりの重量感により、デスク上に置いた際の安定感が高くなります。多くのケーブルを接続しても、引っ張られにくいです。

組み合わせによる出力例

GW380の最大出力は380Wですが、複数のデバイスを接続した際それぞれのポートは可変的に出力が切り替わります。

以下は組み合わせ時の出力になります。

  • C1 + C2: 140W + 140W
  • C1 + C2 + C3: 140W + 140W + 100W
  • C1 + C2 + C3 + C4: 100W + 100W + 65W + 65W
  • C1 + C2 + C3 + C4 + C5: 100W + 65W + 65W + 65W + 30W
  • C1 + C2 + C3 + C4 + C5 + C6: 65W + 65W + 65W + 65W + 30W + 30W
  • C1 + C2 + C3 + C4 + C5 + C6 + A1+A2: 65W + 65W + 65W + 65W + 30W + 30W + 15W + 15W

外観

GW380は、スクエア型の外観が特徴です。

多くの充電アダプターは、据え置き型の場合は少し厚めの長方形。持ち歩きを考慮したデザインの場合は、薄型の長方形という製品が多いです。

ただ、据え置き型で長方形の場合、場所を取ります。

本機は、デスク上に据え置く場合には非常に省スペースです。少なくとも、ポートの数の多さと最大出力の高さからすると、小さいと言えます。

さらに、デスク上に置いていても視界の邪魔にならないシンプルなデザインなのも魅力的です。視覚的ノイズが無いデザインになっており、どのようなデスクでも使いやすいと言えます。

付属品

  • GW380本体
  • 電源コード
  • 取扱説明書

以上が、GW380の付属品です。

Makuake特別価格で17,090円(一般販売予定価格:31,090円)と、本機は決して安くはありません。しかし性能を考えれば妥当か、むしろ安いと言えるものです。

他で140W電源を購入しようとすると例えば Anker 717 Charger などは1ポートだけで1万円近くしますし、GW380と同等スペックの電源を用意しようとしたらそれなりの金額です。

それにしては、付属品が非常にシンプルな構成になっています。電源以外のケーブル類は、一切付属しません。ケースやポーチなどもなく、必要最低限です。

とはいえ、充電アダプターはパッケージを差別化しにくい製品ジャンルだと言えます。基本的には必要なものさえ揃っていればよいので、可もなく不可もなくといったところです。

OAタップに繋がる電源の煩わしさから解放(GW380を使った感想)

近年では多くのデバイスがUSBで給電するタイプになったため、同時に複数のデバイスを充電する機会が増えました。

ノートPC、スマホ、カメラ、ワイヤレスイヤホンなど挙げればキリがありません。

私自身、複数のUSB電源は保有していますが、ポートが足りなくなって充電待ちになってしまう事も多くありましたし、何よりもOAタップに電源を複数接続するため煩雑になっていました。

この煩雑さから解放されたのは本当に大きい

GW380が一台あれば電源を一つに集約できるのでとにかくスマートです。

合わせてノートPCなどパワーの必要なデバイスはもちろんですが、近年は急速充電に対応したデバイスが増えており、それらをすべて急速充電したいという願望も生じています。

GW380を導入したことで最大8台のUSBデバイスを同時充電できるだけでなく、パワーの必要なデバイスも含め全て急速充電ができるので非常に便利になりました。

もちろん8台同時に充電をするとケーブルが増えてごちゃごちゃしてしまいますが、大抵の場合は3〜4台しか同時接続しないので、不要なケーブルは外しておけばスッキリした状態を保つことができます。

ノートPC(MacBookPro14インチ)+iPhone15 ProMax + androidスマホが繋がっている状態。
磁石タイプのケーブルなどを使えば配線回りもすっきりとさせられる。

GW380の良いところをレビュー

GW380の基本的なスペックや外観などについて、紹介してきました。今度は、GW380の良いところをレビューしていきます。どこが良いのか、どのような使い方ができるのかが知りたい方は、ぜひご参考ください。

MacBook Pro 16インチを2台同時充電できる高出力

GW380は、MacBook Pro 16インチを同時に2台、充電できるほどの出力を備えています。

C1ポートとC2ポートは、最大出力140Wと非常に高出力です。

公式に付属するMacBookPro16電源アダプターの出力は、140W。

GW380のC1ポートまたはC2ポートを使えば、MacBookPro16インチに付属品する電源アダプターと同等の出力が得られます。付属のアダプターを使ったのと同じ程度の充電速度が得られるので、非常に便利です。

MacBook Pro 16インチを140Wで給電できるマルチな充電アダプターは、決して多くありません。この点は、GW380の大きな魅力だと言えます。

もちろん、MacBook Pro 16インチ以外にも140Wの出力が必要な高性能ノートパソコンの充電が可能です。高性能ノートパソコンを頻繁に使うという方には特に、おすすめのアダプターだと言えます。

我が家のノートPCはMacBookPro14インチの為、GW380のパワーを存分には発揮させられませんが、高速充電に対応したデバイスをまとめて充電できるのは本当にありがたいですね。

MacBookPro14インチでは80W 前後で給電されている事が確認できた

最大8台を同時充電可能

GW380は、最大8台のデバイスを同時に充電できます。

本機には、Type-Cポートが6つ、Type-Aポートが2つ搭載されているのが良いところです。Type-Cポートは6つの内2つが、140W出力になっています。残り4つも、100Wと高出力です。

これだけのType-Cポートがあれば、充電できない機器のほうが少ないと言えます。ノートパソコン本体も、ワイヤレスの周辺機器も、ゲーム機も同時に充電可能です。

そのうえ、Type-Aポートも2つ搭載しています。ここが非常に優秀な点です。

同系統の製品のなかには、Type-Cポートは豊富に用意されているもののType-Aポートが無いというものも数多くあります。

確かに、近年はノートPCまわりのガジェットはType-C to Type-Cで接続する機器が多いです。

とはいえ、「Type-A to CやType-A to 特殊コネクタ」の機器もまだ多くあります。

Type-A to 特殊コネクタの為、Type-Aポートな無いと困るケース

このようなガジェットも関係なく、全て同じアダプターで充電できるのは非常に便利です。

冷却ファンの性能が高い

GW380は、冷却ファンの性能が高いです。

最大で、毎分4000回転の回転速度があります。充電アダプターに搭載されるファンとしては、非常に強力です。このファンによって、冷却効率が高くなります。

本機は最大出力が高いうえに、同時に8台のデバイスの充電が可能です。本機の性能をフルに活かした使い方をすると、当然発熱も激しくなります。

そのため、このような冷却なファンが必要になるということです。思い切り使っても発熱があまり気にならないのは、使用時のストレスを軽減できるという意味でも、製品寿命を縮めにくいという意味でも魅力的だと言えます。

デスク周りがスッキリとする

GW380を使うと、デスク周りをスッキリとさせやすいです。

ケーブルは、なるべく一箇所に集中しておくのが良いとされています。ケーブルが縦横無尽にデスク上に広がっていると、野暮ったく見えるうえにケーブルが邪魔になるためです。

本機を使えば、電源が必要な機器のケーブルを一箇所に集中させておけます。そのままでは方方にケーブルが伸びている状態になりますが、これによりケーブルの管理がしやすくなるのが良いところです。

8台のデバイスと同時に接続できることが本機の特徴ではありますが、実用では同時充電しているデバイスは2〜4つ程度である場合がほとんどです。

そのため、デスク周りがスッキリとします。

また、電源タップの場所が空くのも良いところです。

OAタップにそれぞれの電源を挿しての運用と、GW380での運用の差

海外にも持って行きやすい

GW380は、電圧互換性が高い電源アダプターです。

100Vから240Vまで、幅広い電圧範囲に対応しています。

海外に行くと、電気の規格が異なるため、国内で使っていたアダプターが使えないというケースも多いです。海外に行くために各国の電気規格を調べ、互換性のあるアダプターを購入する必要があります。

ただ、本機であればさまざまな規格に対応可能です。海外旅行や海外出張の際などにも、活躍します。

海外に行く頻度が高い方にも、おすすめのアダプターです。

GW380の気になる点をレビュー

GW380の良いところについて、レビューしてきました。基本的に、性能が高いのがGW380の良いところです。さまざまな機器と互換性があり、電圧互換性も高く、出力も高いのが魅力的。

一方で、気になるところもあります。

今度は、そんなGW380の気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

ファンの音は多少気になる

デバイスへの給電中、本機が一定の熱を持つと冷却ファンが始動しますが、その際ファンの音がゼロではありません。

デバイスへの充電中、熱がこもっているときはもちろんですが、デバイスのバッテリーが100%になった後にバッテリー維持のために給電している状態でも一定の熱がこもっていればファンは回り続けています。

ファンの音が気になる方はノートPCを閉じてGW380からの電力供給を受けない状態にすることをお勧めします。

持ち運びには不向き

GW380は、持ち運びには不向きです。

本体のサイズや重量としては、それほど持ち運びに苦労しないと言えます。サイズはやや大きめですが、カバンに入らないほどではありません。

ただ、本機はスクエア型のアダプターです。スクエア型の電源アダプターはありますが、持ち運び用のものはポートが一つか二つで小さいのが特徴。それでも、ガジェットポーチなどには入れにくいです。

ポーチに入れると、ポコッと膨らんでしまうのがネック。本機の場合はそれなりのサイズがあるため、ガジェットポーチに入らないということもあります。

本機はあくまでも、据え置き用として購入するのがおすすめです。

持ち運びは前提にしないほうが良いでしょう。

GW380はこんな方におすすめ

GW380
  • ノートパソコンへの給電がしたい方
  • 幅広い機器を同時に充電したい方
  • ガジェットオタクの方
  • デスク上に据え置きで使いたい方

GW380は、ターゲットが非常にわかりやすいガジェットです。

最大8つのポートを備えており幅広い機器を同時に充電できる点と、最大140Wの高出力での充電や給電ができる点が最も大きな特徴だと言えます。この二つの魅力を感じなければ、本機はおすすめしません。

逆に言えば、出力が必要なノートパソコンで使いたい方や、幅広い機器を同時に充電したい方には非常におすすめです。

使用しているガジェットが多いガジェットオタクの方にも、おすすめですよ。

まとめ|複数デバイスの充電を一括管理できる

本記事では、GW380の良いところと気になる点について、レビューしてきました。

GW380は、充電アダプターとしては非常に高性能です。最大140Wに対応したType-Cポートが2つあり、100Wに対応したType-Cポートが4つあるという構成が秀逸。

そのうえ、Type-Aポートも2つ搭載しています。これだけのポートと互換性があれば、ゲーム機にもノートパソコンにも、スマホにも使用可能です。

幅広い機器を同時に充電できる万能選手なアダプターを探している方は、検討してみてはいかがでしょうか。

なお、2024年6月4日現在 Makuakeでは100名限定に45%OFFの17,090円にて応援購入が可能です。一般販売予定価格の31,090円では少し高いと感じてしまう方も多いと思いますが、17,090円はかなりお得なのでぜひチェックしてみてください。

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よしぞー

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メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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