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マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tレビュー!高コスパなミドルハイクラスPC

8 min
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6T

マウスコンピューターのゲーミングPCと言えば、G-Tuneブランドが有名ですが、新たにNEXTGEARというブランドを立ち上げました。

なかでも、NEXTGEAR JG-A7G6Tは高性能かつ低価格で注目のモデル。ミドルハイクラスに位置する性能を持つものの、エントリークラスより少しだけ高めの価格が特徴です。

コストが抑えられている部分はありますが、だからこそ高性能GPU搭載で低価格を実現。

今回は、そんなマウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tのスペックとカスタマイズについて紹介したうえで、良いところと気になる点をレビューしていきます。

本レビュー記事はマウスコンピューター様から製品をお借りして執筆しています。
内容は2023年8月21時点の情報です。製品仕様・価格は変更になる可能性があります。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tの基本仕様

マウスコンピューター NEXTGEAR JG_A7G6Tは、ミドルハイクラスの性能を持つGPUを搭載しているのが特徴です。全体的な構成のバランスもよく、それでいて低価格。まずは、そんなNEXTGEAR JG-A7G6Tのスペックと外観、カスタマイズについて解説していきます。

スペック

  • CPU:Ryzen 7 5700X
  • GPU:RTX 4060 Ti
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:1TB NVMe M.2 SSD

以上が、NEXTGEAR JG-A7G6Tの簡単なスペックです。

CPUには、Ryzen 7 5700Xを採用。Ryzenシリーズは、マルチスレッド性能が高めで低価格なのが特徴です。

CPUには、コアとスレッドというものがあります。どちらもデータの処理を担う部分です。1つのコアのなかに、いくつものスレッドが入っているというイメージになります。

複数のコアを使わない処理は、シングルコア(シングルスレッド)と呼び、複数のコアを使う処理をマルチコア(マルチスレッド)と呼ぶということです。

画像編集・動画編集、配信、3DCG制作などクリエイティブな作業は、軒並みマルチスレッドに含まれます。

さらに、GPUはRTX 4060 Tiを搭載。ミドルハイクラスに位置する、最新世代の高性能GPUです。CPUとの組み合わせによっても変わりますが、ApexでフルHDの高画質設定でプレイして200fps以上は出せる性能。

フォートナイトの競技設定なら、300fpsも狙えます。

総じて、フルHDだけでなくWQHDでも十分快適に使える性能です。

WQHDはフルHDより一つ高い解像度だっけ?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

そうそう。より画質が綺麗に、表示領域も広くなるよ

外観

NEXTGEAR JG-A7G6Tは、外観が特徴的です。SNSなどで2回のアンケートを行い、多くの支持を集めたデザインを採用しています。

フロントパネルは、クロスのデザインが特徴です。クロスになっている部分以外は、メッシュ加工になっています。LED搭載ケースファンが見えるようになっており、通気性とデザインを両立しているのがいいところ。

さらに、サイドパネルはガラス製です。PCパーツのLEDがよく見えるようになります。

LED搭載ケースファンはオプションなのでカスタマイズで付ける必要があるものの、LEDケースファンがなくても見栄えがいいです。

サイドパネルは簡単に開けられるので、自分でLEDテープや小さいフィギュアを仕込むなど工夫して楽しめます。

サイドにはテキストロゴが結構大きく入ってるね

あや

あや

カスタマイズ性

  • OS:Win11 Home 64bitから Pro 64bitに変更可能
  • オフィスソフト:追加可能
  • CPUグリス:高熱伝導率グリス3種に変更可能
  • メモリ:32GB・64GBに変更可能
  • SSD:2TB NVMe SSDにまで変更可能
  • 外付けストレージ:搭載可能(4TBまで)
  • 光学ドライブ(外付け):付属可能
  • 電源:750W 80PLUS GOLD/850W 80PLUS GOLDに変更可能
  • UPS:追加可能
  • ケースファン:赤色LEDケースファン/青色LEDケースファンに変更可能
  • その他外付けデバイス追加可能

電源は、標準では750W 80PLUS BRONZEが搭載されています。

カスタマイズできる項目は、比較的多めです。メモリとストレージのカスタマイズはもちろん、さまざまな点を変更できます。CPUグリスの種類が標準を含めて4種類あったり、ケースファンのLEDを赤と青から選べたりと幅が広いです。

カスタマイズするなら、どうするのがおすすめ?

じゃあ、おすすめカスタマイズを簡単に紹介するよ

  • メモリ:32GB
  • 電源:750W GOLD

カスタマイズするなら、メモリと電源の2つがおすすめです。

本機はゲームはもちろん、高負荷な作業に強い構成をしています。

ただ、高負荷な作業をしたい場合はメモリが32GBあったほうが快適です。電源に関しても、GOLD認証にすることでより余裕を持たせられます。

この2つのカスタマイズなら、価格も約2万円アップで抑えられるので、コスパの高さも揺るぎません。

むしろ、メモリ32GBのクリエイター向きPCが20万円以下で手に入ると考えると、コスパがより高くなるという考え方もできます。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tの良いところをレビュー!

ここまで、マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tのスペックと外観、カスタマイズについて解説してきました。カスタマイズをすることで、より魅力的になりますが、そのままでも良いところが豊富にあります。

そこで今度は、NEXTGEAR JG-A7G6Tの良いところについてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

3Dゲームを高フレームレートで遊べる

本機は、3Dゲームを高フレームレートで遊ぶのに向いています。

Ryzen 7 5700Xは、同じシリーズ内でも比較的ゲーム性能が高いです。クロックを高めたモデルになるので、処理速度が速いのがいいところ。Core i7-13700Fと比べれば、Core i7のほうが後発ということもあり性能は下がるものの、十分高性能です。

ApexをフルHDの高画質設定で200fps付近で遊べるうえ、 Fortniteなら同じ条件で300fpsを超えます。サイバーパンク2077でも60fps以上が安定して出せました。その時の映像設定は下記です。

  • Apex:フルHD
  • Fortnite:フルHD、クオリティプリセット低
  • サイバーパンク2077:フルHD、レイトレイシング・ウルトラ

比較的重めのオープンワールドゲームやオンラインゲームでも、フルHD・WQHDでなら十分高いフレームレートが出せる性能です。

また、VRChatでも試してみたところ、20人ほどのユーザーが集まったJPチュートリアルワールドにて約100fps程度を出すこともできました。

ゲームやVR・メタバースを快適に遊べて、安いゲーミングPCを探している方におすすめです。

マルチスレッド性能が高く作業に強い

NEXTGEAR JG-A7G6Tは、マルチスレッド性能が比較的高めです。

そのため、配信や画像・動画編集、3DCG制作、プログラミングなどのクリエイティブな作業にも向いています。

もちろん、エクセルなど一般的な事務作業用途でも使いやすいです。メモリを32GBにすれば、ゲームの制作も快適に行えるようになります。

同価格帯でこれだけ作業に強いゲーミングPCは、珍しいです。

ゲームだけでなく、さまざまな作業に使いたい方にも向いています。

水冷CPUクーラーを搭載

NEXTGEAR JG-A7G6Tは、水冷CPUクーラーを搭載しています。

水冷?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

水の力で冷やすクーラーだね

CPUクーラーには、空冷と水冷の大きく二種類があります。

空冷は、ファンによる風の力だけで冷却するクーラーです。送風する向きによってサイドフロー、トップフローという種類に分かれます。

冷却性能は水冷より低くなりがちですが、低価格です。

一方水冷は、循環駅の力と風の力で冷却します。循環液が熱を吸収してラジエーターに伝え、ファンでラジエーターを冷やすことで冷却する仕組み。

つまり循環液がCPUから熱を奪い、ラジエーターに熱を集め、ファンが風を当ててラジエーターを冷やすことでCPUが冷却されます。

水冷のメリットは、冷却性能の高さと静音性の高さです。空冷と比べてファンが担う役割が少なく、ファンの回転数が抑えられます。

そのため、ファンの音が空冷よりも静かになるということです。

水冷クーラーが20万円未満の価格帯で搭載されることは、珍しい傾向があります。水冷搭載モデルは30万円以上のハイエンドが多いなかで、この価格帯で標準搭載されているのは大きな魅力です。

エアフローにこだわった設計

本機は、エアフローにこだわった設計をしています。

エアフローというのは、空気の流れのことです。PCケース内部にどのように空気を吸い込み、どのようにケース外に吐きだすのかということ。

エアフローがあまりよくないと、熱を持った空気が適切に循環できず、熱がこもりやすくなります。

本機は、フロントパネルに最大3個、リアに1個、トップに2個のケースファンを取付可能。フロントからリアへは、空気が直線上に流れる構造になっています。これにより筐体内を素早く、効率よく冷却できるのが特徴です。

水冷クーラーと合わせて、冷却効率が高いのがいいところ。

さらに、エアフローが効率化されていることにより、静音性も高くなります。

掃除がしやすいフィルターを搭載

NEXTGEAR JG-A706Tは、掃除がしやすいのもいいところです。

脱着が簡単にできるホコリ侵入防止フィルターが、2か所装着されています。トップに1か所、底面に1か所の構成です。どちらもメッシュ加工がされており、空気が入り込むようになっています。

これによりエアフローが最適化されているものの、空気が入りやすいということはホコリも入りやすいということ。トップは上空からホコリが舞って侵入し、底面は地面から吸い上げて侵入してしまいます。

ここにフィルターを付けることで、ホコリが入りにくくなるということです。

しかも、簡単に脱着して水洗いできるので、メンテナンスが楽。

さらに、ガラスサイドパネルも簡単に開けられます。

サイドパネルが開くメリットは?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

掃除が簡単にできることかな

PCによってはリアが開くこともありますが、この場合は中身を引き出さなければならないケースがあります。

一方本機は、中身を動かさずに掃除が可能。ゲーミングPC初心者でも、簡単にメンテナンスができます。

圧倒的高コスパ

本機の最大の魅力は、やはり圧倒的なコスパの高さです。

本機の価格は、税込み17万9,800円。同価格帯のゲーミングPCを見ると、エントリークラスのなかではミドルクラス寄りという構成の製品が多いです。なかには、高品質パーツを使うためエントリークラスど真ん中という性能でも、この価格帯になっているモデルもあります。

一方本機は、ミドルハイクラスのGPUを搭載しており、水冷クーラーも搭載していてこの価格。

マウスコンピューターはコスパが高いことで人気ですが、そのなかでもトップクラスのコスパです。

どうしてこんなに安いの?

あや

あや

よしぞー

よしぞー

Ryzen 7 5700X搭載が大きいね

2023年7月に発表開始されたモデルであれば、Core i7-13700FやCore i5-13400Fを搭載するのが一般的。Core iシリーズのほうがシェアが高いうえに、ゲーム性能も高め。そのうえ最新世代です。

ただ、Ryzenシリーズのほうが安価。Ryzen 7 5700Xは、同シリーズのなかでも比較的性能が高めなのがいいところです。

それでも安く上がるので、Ryzen 7 5700Xを搭載させることでコストが抑えられています。

また、ほかにも自社で製造をしており余計なコストがかからない点など、マウスコンピューターならではの工夫があるため、高性能低価格で販売可能ということです。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tの気になる点をレビュー

ここまで、マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tの良いところについて、レビューしてきました。本機は価格を考えれば、悪いところがなかなか見当たりません。

ただ、そのなかで人によっては少し気になる可能性がある部分があります。今度は、そんなNEXTGEAR JG-A7G6Tの気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

負荷の高い作業目的ならカスタマイズ推奨

高負荷の作業に向いている性能であることが、本機の魅力のひとつです。

ただ、作業によっては32GBへのカスタマイズが必要になります。たとえば配信、高解像度な動画のエンコード、ゲーム制作などがしたい場合はカスタマイズ推奨です。

一般的なゲーム・事務用途なら、標準構成でも不自由しません。

しかし、本機の作業用としての性能の高さに惹かれたクリエイターや、創作趣味の方々にはカスタマイズを推奨します。

メモリ容量だけをアップするのもいいですが、全体的な性能の安定を図るなら電源をGOLD認証にするのも必要。

安い分、望む用途に近づけるためにカスタマイズしたほうがいいという点は、人によっては気になる可能性があります。

カスタマイズの幅が広いのは利点だけど、ってことね

あや

あや

よしぞー

よしぞー

まあマウスコンピューター全体の特徴でもあるかな、これは

ゲーミングPCらしさ全開の外観は人を選ぶ

NEXTGEAR JG-A7G6Tは、ゲーミングPCらしいデザインのケースを採用しています。

NEXTGEARシリーズのために新たに開発された専用ケースで、かっこいいのが魅力です。フロントのクロスしている部分や、ガラスサイドパネルなどゲーミングPCらしさ全開のかっこよさに溢れています。

ただ、ゲーミングPCらしいデザインの機器は、少々人を選びがちです。デスクまわりをなるべく派手にしたくない方などには、向かない可能性があります。

とはいえ、本機はLEDパーツがオプションになっているので、LEDファンさえ搭載させなければ比較的落ち着いたデザインでもあると言えるのが特徴。

本機の性能とコスパはいいけど、デザインが気になるという方はLEDファンを非搭載のままにするのがおすすめです。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6Tはこんな方におすすめ!

  • 3Dゲームを高フレームレートで遊びたい方
  • クリエイティブな作業にも使いたい方
  • あまり場所を取らないゲーミングPCが欲しい方
  • コスパが非常に高いゲーミングPCが欲しい方
  • ゲーミングPC初心者の方

NEXTGEAR JG-A7G6Tは、以上のような方々におすすめです。

本機は、3Dゲームを高フレームレートで遊べる性能があります。原神でもフルHDの高設定で100fps付近が出るので、オープンワールドゲームでも活躍する性能です。軽いFPSから、重めのオープンワールドまで幅広く遊べます。

Steamなどを使って幅広いゲームを遊んでみたい、という方には最適です。

さらに、クリエイティブな作業にも使える性能があります。作業を快適にするにはメモリと電源のカスタマイズをしたほうがいいですが、その二つをカスタマイズしてもギリギリ20万円未満に収まるのがいいところ。

ゲームにも作業にも使いたいという方には、特におすすめです。

もちろん、単純にコスパが高いゲーミングPCが欲しいという方にも、おすすめ。

また、本機はゲーミングPC初心者の方にもおすすめです。幅広いゲームを快適に遊べる性能があり、作業にも使えて、メンテナンスが楽。価格もエントリークラスに少し毛が生えた程度で安いので、初心者には最適です。

まとめ|圧倒的高コスパのゲーム・作業両用PC!

本記事では、NEXTGEAR JG-A7G6Tのスペックについて紹介し、良いところと気になる点についてレビューしてきました。

価格を考えれば、弱点は基本的にはありません。同価格帯のゲーミングPCに搭載されやすいCore i5-13400Fと比べても、そこまでの差がなく価格が安いのがいいところです。特にマルチスレッド性能の高さは、魅力的。

ゲームも作業も快適にできて、初心者でも扱いやすい圧倒的高コスパモデル。

そんなゲーミングPCを探している方には、非常におすすめのゲーミングPCです。

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よしぞー

よしぞー

メタバース・ゲーム・音の世界で日々を暮らしています。このブログではゲーミング・VR、音楽鑑賞・オーディオについてデバイス等の情報発信やレビューをしています。

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